NFL全試合観戦記

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WEEK4 パンサーズvsカウボーイズ

パンサーズ

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WR DJ・ムーア

 

ダーノルドには感動している。自分が一推ししていた選手。ゲイズ君、ここまで出来る選手なのだよ。大差が開いたが、追い上げて1ポゼッション差まで。ジェッツ時代には無かった力強さ。機を見るランで2つTD。ジェッツ時代、250ヤードも殆ど越えた事のないダーノルド。今年は全試合250ヤード越え、3試合は300ヤードを超えている。ゲイズ見てるか?ムーアは本当に堅実。当初ガジェットタイプと捉えていたが、万能タイプ。あらゆる場面で頼りになる。マカフリーのいない間、期待のハバードはフル回転。フリーマンは獲得しておいて良かったなと。

 

途中、シャック・トンプソンが傷み、ディフェンスの司令塔を欠いた。序盤ランストップに冴えを見せていたが、この辺りから崩れた。サック無しでランは走られ放題。Sシンがランで目立つのはチームとして良くない証。

 

大差負けから1ポゼッション差まで追い上げる。昨年までのパンサーズ、ダーノルド、共になかった事。負けてなお強し、マカフリーいなくても勝ち負けには待っていける。マカフリーは後何週掛かるのか気になる。

 

カウボーイズ

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RBエリオット&ポラード

 

プレスコット188ヤード4TD。このスタッツはランが良かったということ。エリオットが143ヤード1TD、ポラード10回67ヤード。破壊力あるタンデムでパンサーズディフェンスを打ち破った。プレスコットは無理せず、OLもサックを許さず、満点のオフェンス。ここ2シーズン投げまくりのプレスコットとは違う。良い時、強い時のカウボーイズはこれ。マッカーシーよ、ランの大切さにやっと気付いたか。今更感。

 

パーソンズが暴れている。鋭い読みとボールへの嗅覚。既にディフェンスの大黒柱に。グレゴリー2サックを含む5サック。ディグスの成長は予想を遥かに上回る速さ。2インターセプトは4試合連続。それよりも、パスディフェンスが見事。今年のオールプロ候補。

 

えええっ!ジェイロン・スミスがリリース!そして、既にパッカーズとサイン。こらこらブラウンズ、動けや!

 

パンサーズ 26ー34 カウボーイズ

WEEK4 シーホークスvs49ers

シーホークス 

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QBラッセル・ウィルソン

 

やっぱり、状況を1プレー、1ドライブで変えてしまうウィルソンの凄さが分かる。前半、1stダウンすら取れないドライブが続き前半終了間際。試合初の1stダウンを取ってから、簡単にTDに持っていく。同点で前半終了。後半は圧巻。サックもされず堅実にドライブを進める。こうなれば止められないのがウィルソンのオフェンス。自らのTDランもあり、気分良く2勝目。

 

前半は出ずっぱりのディフェンス。1stドライブでTDを許したものの、その後は耐えるディフェンスで前半を同点で終える。ガロポロは抑えたが、最後の最後、ランスのランに手こずり、4thダウンを何度かクリアされてしまったのはホーム戦での課題。ブルックスは大きな怪我では無かった様で、ホッと一息。

 

ロードでの同地区の勝利は大きいアドバンテージ。強いN西地区はライバル対決1stラウンド。あらら、今日のサーズデイ。そうじゃん。見たい。けど、まだ見ない。情報遮断。

 

49ers

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Pミッチ・ウィシュオウスキー

 

どうやらガロポロは怪我だった様だ。前の試合でもボールが浮いている気がしたので、調子が悪いのかと。1stドライブをTDで締めた後、度重なるチャンスを潰してしまった。後半、頭からランスがスナップを受けた時は先発交代したのかと思った。ランスは可能性の塊。右サイドへフリーのサミュエルを見つけ、ロングTDパス。素晴らしい判断。ラン能力はディーボウクラス。4thダウンロングを真ん中のランで1stダウンを取るあたり、ランスのフィジカルは途轍も無く魅力。サミュエルは156ヤード2TD。しっかりエース。キトルは海老反りしてから、痛んだのかイマイチ。サーモンがしっかりとラン。結局、モスタートはIR。ミッチェル怪我でパトリックという選手が出て来た。49ersのRBは無限増殖か。

 

前半のディフェンスの出足は凄かった。ウィルソンに投げる暇を与えず、プレッシャーの嵐。後半は一転、ウィルソンを捕まえられず、苦戦。モズリーも前半は素晴らしいパスブレイクを見せていたが、後半はレシーバー陣にやられていた。無念。

 

しかし、1番痛かったのはKグルードの怪我。急遽、Pのウィシュオウスキーが代理。FGとPATを外してしまったが、致し方ない。慣れないKを務め、最後のオンサイドまで。お疲れ様でした。

 

シーホークス 28ー21 49ers 

 

 

WEEK4 ワシントンvsファルコンズ

ワシントン

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RB JD・マキシック

 

激しい試合。堪能。最後まで手に汗握る試合は楽しい。ハイニキはまあまあの調子。でも、これぐらいやってくれたら、先発固定で良い。290ヤード3TD。少しミスも目立ったが、自らのランで打開した局面もあった。マクルーリンは123ヤード2TD。素晴らしいが競り合いでドロップもあり、課題も残った。殊勲はマキシック。最後の最後に逆転のTDパスキャッチ。ほぼ30ヤード走り切り、パイロン際、空中をボールがエンドラインをギリギリ通過。苦し紛れのパスを個人技で持っていった。FGでは再逆転の恐れのあった場面での試合を決めるプレー。凄かった。

 

強力ディフェンスに少し刃こぼれ。サックはスイートの1つ。マイク・デービスに4人が振り切られTDを奪われるシーンもあった。サイドラインで悔しそうにしていたヤングの姿が象徴的。

 

ディアンドレ・カーターのキックオフリターンTD。やっぱりいいな。アメフトの醍醐味が濃縮されている。未だにキックオフの廃止をルールに盛り込もうという輩もいるが、このプレーを見る限り、キックオフはゲームに必要です。

 

ファルコンズ

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彼しかいないのかRB&WR&Rコーデラル・パターソン

 

ライアンの今年の中では一番安定。284ヤード4TD。OLも出来は良し。被サック1つ。ハリーはあったが、投げ捨ても少なかった。オフェンスはコーデラル・パターソンしかおらんのかい。パスで3TD。ランもチームトップ34ヤード。34ヤードでチームのリーディングラッシャー。ここがオフェンスの問題。マイク・デービスが走れない。13回14ヤード。ランオフェンスが無いと時間が使えない。それが逆転TDを奪われる前のドライブ。2度マイク・デービスに走らせ僅か1ヤードゲイン。そして、デービスへのパス失敗で3&アウト。この大事なドライブが淡白過ぎた。

 

懸念のディフェンス。やはりここ一番に弱い。決勝のドライブはFGを取られても1点差。そこでTDという最悪の結果を導いてしまった。あっさりしてんな、って思ってしまう。

 

その最後の3&アウトのドライブはオフェンスにも淡白さを感じた。ここで、ショートヤードを確実に取れるレシーバーがいない。ショートヤードを取ってくれるRBがいない。それでも、30点取るんだから、ライアンは復調したと言いたい。思いたい。

 

ワシントン 34ー30 ファルコンズ

WEEK4 コルツvsドルフィンズ

コルツ

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TEモ・アリー・コックス

 

ウエンツは相変わらず調子が悪い。OLが耐えてもリリースまでに時間が掛かる。パス成功でも1、2ヤード。序盤は苦しい展開だが、今年初めてリードを奪って前半終了。ウエンツがターンオーバーをされなかった事も勝因の一つ。そして、アリーコックスのフィジカルを活かしたTDキャッチ2つ。ランはウエンツをサポート。テイラーは103ヤード、ビッグプレーを含む。マックは止められたが、それでも存在は大きい。目先を変える為にも良かった。

 

ディフェンスも踏ん張った。ターリー2サック。ペイが怪我で不在もパスラッシュは現在。レナードもファンブルフォースでのターンオーバーに貢献。DBはパーカーを離しすぎた感。ただ、後半ワドルを無力化してた。

 

ウエンツがマネージメント出来れば勝ち星は転がって来る。厳しい連敗地獄から脱出。勝ち星が伸びていないA南地区ではまだまだ、優勝候補。

 

ドルフィンズ

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WRデバンテ・パーカー

 

ブリセットが古巣相手に奮闘。していたが、やはり少し思い切りが悪かった。前半好調なワドルにボールを集め、後半はパーカー。偏り。ブリセットは350ヤード投げるタイプではないので、ランのサポートが必要。しかし、ガスキンがキャリー3回、ランオフェンスは全体で35ヤード。やはりこれでは得点が期待出来ない。

 

パワフルなディフェンスだったが前半のみ。段々尻つぼみ。ウエンツへのサックは前半だけ。ランディフェンスでも遅れを取った。

 

だが、真に敗因はスペシャルのチームの3つのミス。パントリターンでのマフをリカバーされる。キックオフをアウトオブバーンズ。敵をパントに抑えながら、フォルススタートで1stダウン献上。これら全てのドライブで失点してしまった。スペシャルチームでこれだけミスしたら負けるべくでしょう。

 

コルツ 27ー17 ドルフィンズ

WEEK4 レイブンズvsブロンコス

レイブンズ

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OLBタイアス・ボウザー

 

ラマーにとって3rdダウン4は他のチームにとって3rdダウン1でしょう。それぐらいショートヤードにしてしまうのはまずい。パスは下手かもしれないが、時間が有ればしっかり投げられるのがラマーの強み。300ヤード超えはらしくないスタッツ。ラン28ヤードもらしくない。WRブラウンは分かってらっしゃる。とにかく奥へ。2つドロップだけど、パスがラマーからだと、パスが下手って事で終わりそう。気持ちが楽。

 

チーム5サック。その内2つをボウザーが。先発昇格で確実にレベルアップしている中堅。開幕から低迷していたディフェンスがここ2試合回復基調。まずいぜ。

 

ラマーが走らずとも勝ってしまうのか。ただ、走らなくてもその脅威でディフェンスが撹乱される。チーフス戦から3連勝。登り調子。ううむ。さすが。やばい。

 

ブロンコス

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Sケイデン・スターンズ

 

ブリッジウォーターが脳震盪でアウト。その瞬間に勝敗は決してしまった。WRハムラー、ジュディを欠いた事で、オフェンスが停滞。ブリッジウォーターも中々パスが通らない。ランは2人とも平均6ヤードを超えている。特にウィリアムスがディフェンスを引き摺りながら、8ヤードぐらい稼いでいたのは圧巻。しかしながら、なぜか、キャリーは合わせて16回。早く追いつきたい焦りはランを諦め、試合の決着を付けてしまう。ロック登場。そして、がっかり。突然のチャンスに動揺したのか、振り切れていない。思い切って投げようや。

 

頑張っていたディフェンスも力尽きた。ミラーを中心にラマーにしっかりプレッシャーを掛けた。若干、ブラウンをフリーにしてしまうのは気掛かり。ルーキーSスターンズは大当たり。ブリッツから2つのサック。完全に先発をモノにした。

 

勝敗の行方には影響しないが、ブリッジウォーターへのヘルメットヒットは明らかなパーソナルファール。このプレーを反則に見れない様ならジャッジこそ出場停止だ。テレビ画面で見ていても分かったぞ。とにかく、ラフィングザパサーをチャレンジ対象にして欲しい。

 

レイブンズ 23ー7 ブロンコス

WEEK4 ブラウンズvsバイキングス

ブラウンズ

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Kチェイス・マクルーリン

 

ステファンスキーミネソタに凱旋。バイキングスで硬度なランオフェンスを築いたステファンスキー。その姿勢はブラウンズでも変わらない。チャブ、ハントで169ヤード。ベイカーの調子が全く上がらない状態でもこの2人がいれば勝てる。ウィルスが毎試合、サイドラインに引いてしまう。体は大丈夫か。どうもベッカムとベイカーは相性が悪い。ランドリー不在はパスオフェンスにも影を落としている。

 

2試合連続ディフェンスでの勝ち。パスハッピー時代、好調のカズンズを1桁の得点に抑えての勝利。この強さは本物か。クック、マティソンのRBコンビを54ヤードに抑えた。まだ、信じられないぞ。本物か?

 

 Kマクルーリンが長いFG決めての勝利。ロースコアゲームで全部決めてくれるKは見たことなかったので、嬉しい。本当か?信じても良いのか?オフェンスがガタガタだったので不安が強い。

 

バイキングス

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LBエリック・ケンドリクス

 

カズンズは激しいラッシュに苦しんだ。サックは2回だったがそれ以上にパスは封じられた。もちろん、ランがびっくりするぐらい走れていない。クック、マティソンを持ってして獲得ヤードが54ヤードではお手上げ。それでもミスは少なかったカズンズ。ロングパスが今シーズン初めてのインターセプト。前週ベタ褒めしたコンクリンがドロップ。中々、継続出来ませんなぁ。

 

ケンドリクスを中心にディフェンスは今年1番の出来。ランでヤードは取られてしまったが。4thダウンを何度も止めたが、エンドゾーン前で粘られたTDドライブが悔やまれる。

 

カズンズが良くても勝てず、ディフェンスが良いと得点が取れない。負のスパイラルにハマってしまうと、チーム力とか関係なく、落ちてしまう。カズンズの調子も良く、ディフェンスが上向きの中、踏ん張りどころが来た。パッカーズへのスイープというカンフル剤が打てれば、劇的に変わる可能性もあるので、まだまだ、回復可能。

 

ブラウンズ 14ー7 バイキングス

WEEK4 テキサンズvsビルズ

テキサンズ

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ある意味QBミルズ

 

3巡ルーキー、クラウドノイズ、雨、ビルズ、アレン。そりゃ、こんな結果になるわな。ミルズはパス獲得87ヤードって意外と投げてる。ほぼ勝負の決まった4Q。3Qまで1stダウンは奪えず、カベッジタイムで2インターセプト。はっきり言ってどこが良いのか分からない3巡。伸び代見えず、全てにギリ平均。奥に投げずに4インターセプト。ランしかないのはバレバレ。読まれてる中でゲインするのは難しい。もはや試合の体をなしていない。

 

ディフェンスには言及しないでおく。ほぼ前半は出ずっぱり。アレンの一投目をインターセプトしても、1ヤードも進めずパントでは。最終的に40点取られたが、仕方ない。イライラが募る。

 

こんなチームになってしまってワトソンをキープし続けた意味が見えない。どうせなら、ディスカウントしてトレードしたら良かったのに。トルビスキーあたり取っていればね。タイロッドが戻って来るまで、1桁得点試合が続いてしまいそう。

 

ビルズ

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ある意味QBミルズ

 

いきなりのインターセプトスタート。ディフェンスが守ってくれて一先ず感謝。後は雨に苦戦しながらもドライブを着々と前へ。自らも走り調子を整える。シグレタリー、モスの RBコンビもコンスタント。ディグス114ヤード、ノックス2TD。オフェンスの反則も少ない。このコンディションでは最高のパフォーマンス。最後にはトルビスキーのらしいドライブでTDのおまけ付き。

 

パスはない。ランをマーク。好調ビルズディフェンスなら、それだけで絶対的アドバンテージ。ミルズのパスは雨もあってコントロールされてない。滑るボールをしっかりとキャッチしたディフェンス陣はさすが。

 

ラスト0ー40で試合終了のインターセプト。アレンはそれに気付いて大喜び。ディフェンスの殊勲を子供の様に喜んでいる。この辺りにもチームメイトにもファンにも愛されるアレンの人柄が滲み出ている。

 

テキサンズ 0ー40 ビルズ