NFL全試合観戦記

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WEEK18 カウボーイズvsイーグルス

カウボーイズ

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WRセドリック・ウィルソン


大勝。シーズン2回目の50点ゲーム。敵地、プレーオフ進出の同地区ライバルをコテンパンにしてポストシーズン突入。気持ちも良かろう。ダク・プレスコットは295ヤード5TD。こんなにも簡単にTDって取れるんですね。RB陣はポラードを休ませたのか、エリオットはほぼフル出場。古巣相手にクレメントも奮闘。最後には誰?なハーディ登場でTD。サイドラインで皆んなで大喜び。ほっこり。レシーバー陣はウィルソンが活躍。クーパー、ラムは早々に休憩。ま、50点、地区優勝確定ならそうなりますわな。


序盤から常に差を広げる展開ではディフェンスもリラックス。パーソンズはほぼ出てないし。ま、怪我をせずにプレーオフに行きましょうという、忖度的合意。


良い流れでポストシーズン突入。今年のNFCパッカーズという絶対的な存在があるが、カウボーイズは対抗馬として買いたいところ。ハマった時のオフェンスはやばいな。


イーグルス

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RBケネス・ゲインウェル


ハーツを休ませミンシュー先発。前半は1stドライブのTDを含め、カウボーイズに追い縋っていたが、ディフェンスが余りにも簡単に点を取られ、ランを繰り出せない状況になってしまった。サンダース、ハワードを休ませていたのも影響している。ゲインウェルはパスにランに活躍したが、プレーオフの戦力、後半はハントリーが登場。誰?。ダボンテ・スミスも早々に引っ込んだので、ミンシューに否なし。


それでも、ディフェンス酷過ぎる。元々強いとは言えないディフェンスだが、このまで酷いと心配になる。主力はお休みの状態でも、50点以上の失点は頂けない。


主力不在でもホームでこの酷い試合は多少のダメージを受けてしまう。RB陣は怪我多めなので、リフレッシュ出来たかも。トゥアより先にプレーオフに行くとは。下克上ハーツは持ってる気がするな。


カウボーイズ 51ー26 イーグルス

WEEK18 ジェッツvsビルズ

ジェッツ

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Kエディ・ピネイロ


タイプ的には近いと思うアレンとザック。キャリアと能力の差を完全に見せつけられてしまった。序盤はなんとか3点差。唯一のTDは相手パントミスからの好フィールドポジションから。それ以外は悲惨。ブリッツに悩まされ、簡単にOLが割られてしまう。ハンドオフ直後にカーターがタックルされるほど、差し込まれていた。ボロボロのOLを背景に、ザックはパス7回成功87ヤード。致し方ない。ランは完全に制圧され15回24ヤード。トータルヤードは53ヤード。10点取れた事が奇跡。


序盤は何とかディフェンスは付いていった。モズリーが復活しつつあるが、大事なところで逃してしまう印象がある。レイブンズ時代はもっと絶対的な存在だったのだが。来季は完全復活で。


迷走したK。ピネイロがバッファローの風の中でしっかりと決めた。2本だけど。来季への切符は手にした感じ。例えジェッツでないとしても、欲しいチームはある。サーラの1年はイマイチでした。ザックがポテンシャルを見せられなかった。私一推し立ったんだけど。私一推し、ジェッツの1巡。あ、ダーノルドの二の舞か!


ビルズ

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こらこらPマット・ハーク


アレンの調子は良くなかった。1stドライブでTDを奪った時は何点差になるか、と思えたが。その後は1stダウンも取るのに汲汲。中々ドライブが前に進まない。ジェッツディフェンスの影響よりはアレンの調子の悪さ。4thダウンギャンブルも疑問。相手関係を考えたら、着実に点差を開くべき。シグレタリーが変わらずキレが良いので、もう少し使った方が良い。特にあっさりパス3つで1stダウン取れないドライブもあったので蘭を絡めるべき。シグレタリーは88ヤード。アレンは63ヤード。ラマーばりのランオフェンスはパスもあるアレンの局面打開の力になる。


壮絶なディフェンス。地区優勝への思いが爆発。鋭いラッシュはOLを分断。ハンドオフと同時にラインを割っていた。取りも取ったり9サック。DBのブリッツが決まる決まる。ディフェンスは本当に良い流れでプレーオフ突入。


Pハークが大騒ぎ。3連続シャンク(1つは反則での蹴り直し)の後、ボールが手に付かずタックルされながらのキックと散々。それでも,膠着した展開からのパントがインサイド5。その返しのオフェンスで相手を突き放すTD。地区優勝を引き寄せるきっかけを作った。それにしてもバッファローのファン。その後ハークがまずまずのパントでも大声援。バッファローのファンは最高。暖かい気持ちにさせてもらいました。今年のポストシーズンはビルズ絶対推しで行きます。

 


ジェッツ 10ー27 ビルズ

WEEK18 チーフスvsブロンコス

チーフス

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LBニック・ボルトン


まだ、タイタンズの結果が出ていない状況。ベストメンバーで挑むチーフス。お得意さんブロンコス相手にマホームズには余裕が見えた。どうせ勝つだろうな、という予感が本人にもあったよね。リードされる展開でも慌てず騒がず。270ヤード2TD。パスを意識させての自らのスクランブルが効きまくった。9回54ヤードとランでチームトップ。RB陣が止められる時でも自分で局面を打開出来る強みがマホームズにはある。ヒルが少し痛んだ後、ハードマンが躍動。ヒルの影に隠れがちだが、ビッグプレイメイカーとしてのポテンシャルは年々上がっている。最後、勝負を決めたロングドライブは見事。ディフェンスが奪ってくれたリードを守り切る4分半。マホームズは今年も本命。


ディフェンスはやられ気味。格下とまだは思っていなかっだろうが、ランを中心に据えられると厳しい局面になる。しかしながら、試合を決めたボルトンが86ヤード走り切ってのブァンブルリカバーTD。エンドゾーン手前、逆転寸前でのビッグプレー。後ろに誰もいないにせよボルトン、足早っ。


惜しくも第一シードを逃したが、間違いなくAFCの覇権争いはマホームズが中心になる。ここ2年ほどの完璧感はないが、整備されたディフェンスとスーパーボウルを勝った時よりチームに強さを感じます。


ブロンコス

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WRティム・パトリック


良いパスもあった。が、少ない。勝てばブロンコスのチーフス戦の連敗を止め、自らのキャリアも開ける試合だったロック。成功率5割TD無しの162ヤード。ううむ。ロックは控えとしてチームに残留と見た。試合は後一息。再三の突破でチャンスを広げてくれたゴードンが最後のブァンブルロストで涙。そこまでは素晴らしい出来だっただけに悔やまれるボールセキュリティ。ロックはパトリックとの息が合っての95ヤード。ジュディやサットンはほぼ見れないのが問題。


健闘したディフェンス。欲を言えばマホームズからターンオーバーを奪いたかった。それでも、20失点に抑えているのだから。文句なしでしょう。


試合後、ファッジオの解任となったのは仕方ない。この試合に勝っていたら評価も変わっただろう。強固なディフェンスを作ったのは次のHCへの大きなメリット。やはりQBですな。ブリッジウォーターは残留しないでしょう。


チーフス 28ー24 ブロンコス

WEEK18 ベンガルズvsブラウンズ

ベンガルズ

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特になし


既に地区優勝を決め、シード2に上がる可能性も低く、真剣な戦いではない。バローは前週、足を引きずっていたし、ミクソンは怪我がち。2人共お休み。チェイスも1ドライブのみの出場。怪我はしない様にねの試合。本気はQBブランドン・アレンだけか。控えQBとして使えるかという試験。結果、まあまあ。136ヤード1TD。ターンオーバー無しが控えには必要なので、ギリギリ最低限のレベルはクリアしているとも言える。


ディフェンスもキーマン自体は出ていない。マイク・ダニエルズを久しぶりに見た。元パッカーズの1巡。昨年も在籍していたんだ。記憶にないけど。


とりあえず、ある種のバイ。バローをやすませる事が出来たのは非常に大きい。LSUでも大舞台を経験しているので、大一番での緊張はないのではないか。プレーオフで暴れてくれ。


ブラウンズ

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RBディアーネスト・ジョンソン


イカーは肩の手術での欠場。もっと早くても良かったんじゃね。先発はキーナム。しかしながら、ブラウンズらしさ満載。快調に14ー0とリードしてからブァンブルロストでリカバーTDを奪われてしまう。前半もエンドゾーンでのインターセプト。残り時間を使い切るという。ステファンスキーって誰がQBでも変わらないのね。しかし、後半はRBジョンソンのランで畳み掛ける。そんな攻撃を見たくてバイキングスから招聘されたんでしょうが。


尻上がりによくなって来たディフェンスは最終戦でもしっかりと守った。クラウニー、ギャレットのコンビは来年も見たいなぁ。


アップダウンの激しい1年。ファンとしてキーナムでもマレンズでも良かったんじゃね、という感想しか出て来ない。来季、ベイカーは怪我をしっかり治して出て来て欲しい。


ベンガルズ 16ー21 ブラウンズ

WEEK17 パンサーズvsセインツ

パンサーズ

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DTデリック・ブラウン


ダーノルドは終わってしまったのかな。悲しい。300ヤードどころか200ヤードにも届かない。自陣の深いところでは特に自信なく、簡単にサックをされてしまう。判断が余りにも遅い。ニュートンは1スナップ、ランで登場。オフェンスに迷いがあるな。マカフリーが結局出れないのは大きな痛手。ハバードとアブトゥーラのタンデムはリーグでも標準以上。上手く使えないのはダーノルドなのか、サイドラインなのか。


ディフェンスはリーグトップクラス。ロスタックルは9つというモンスター守備。サックこそ2つだったが、ドライブを下げるディフェンスが目立った。デリック・ブラウンがサック&2ロスタックル。目立たないがディフェンスの大黒柱。


ディフェンスは良いけど、オフェンスはねぇ。期待のダーノルドはシーズン直後から何故か急失速。ニュートン加入も起爆剤にはならず。ルールはまだチームにいるのでしょうか?いないに賭けておきます。


セインツ

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DEキャメロン・ジョーダン


粘りに粘ったディフェンス勝負。そうなると、ラン能力が高いQBが有利になる。ヒルが必死でボールを前に運ぶ。とにかく、ターンオーバーをしない事だけに細心の注意。カマラがランよりパスで活躍。68ヤード1TD。ランは32ヤード。ヒルが45ヤード走り、大事なところで1stダウンを奪ってくれた。根性の勝利。キャラウェイは97ヤード。2試合目の100ヤード越えまであと少し。


モンスターはこの人。キャメロン・ジョーダン。3.5サックに3ロスタックル。1人で何ヤード獲得したのか。チームではサックが7つ。簡単にダーノルドを追い詰めていた。


4人のQBを先発させながらプレーオフ争いに残っている。ペイトンの手腕は恐ろしい。最終戦に勝てばプレーオフ進出。昨シーズンのスーパーボウル覇者、バッカニアーズにスイープしてのプレーオフ敗退は避けたい。


パンサーズ 10ー18 セインツ

WEEK17 テキサンズvs 49ers

テキサンズ

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CBデズモンド・キング


個人的に注目のルーキーQBデイビス・ミルズ。確かな成長をしたのかどうか、この2試合は来季も考えると大切な試合。敵地ではイマイチなミルズ。そりゃ、毎試合良い訳ではないか。それでも、味方のインターセプトて貰ったドライブをTDに結び付けてリードを奪う。ここまでだった。前半をリードで終了した時には、勝ちの予感もあった。後半はオフェンスが進まず、相手4thダウン失敗でのドライブをインターセプトでモメンタムを手放してしまった。その辺りがミルズの課題。緊迫な展開でミスは禁物。クックスが66ヤード1TD。バークヘッドが止められてしまうと、ミルズは苦しくなる。武器が少ないのもミルズには辛い。


相手はルーキーQBランス。思い切ったプレッシャーよりも、ラン警戒。しかし、徐々に試合慣れして来たランスに裏を掛かれる。ランスのランを囮に使われ、後手に回ってしまう。そうなると、ジリジリと下がり失点を重ねた。


ミルズの将来は明るいと見ている。この試合でも7連敗時のオドオド感は見られない。ただ、こんな試合もある。こういった試合を経て、成長出来るかが鍵。まぁ、ワトソンいない前提ですけど。


49ers

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QBトレイ・ランス


ランス初先発初勝利。出来る事も、出来ない事もあったが、勝利は何よりの糧になる。序盤に硬さが目立ったが、尻上りに調子が上がっで来た。自らのパワータイプのランを支えたのがRBイーライ・ミッチェル。119ヤード。後半には止まらない。結果、ランは8回31ヤードのランス。パスが249ヤード2TD。デビュー戦でのスタッツとしては申し分なし。アイユークが94ヤード。後は1000ヤード超えが課題。サミュエルに関してはプロボウル選出が難しい。スタッツ的に伸びないから。しかしながら、その破壊力は突き抜けている。


ハードなディフェンスがテキサンズを沈黙させた。ミルズとテキサンズ相手にはポイントを抑え、カバレッジ勝負。腰が据わったディフェンスはやはりルーキー3巡QBは餌食。


プレーオフ争いの中、初先発ランスで勝利。ガロポロ不在も心配なし。ランスの荒削りな魅力もあり、来季は楽しみになりそう。いやいや、まだ、プレーオフ争いしてますがな。あ、もう終わってますがな。


テキサンズ 7ー23 49ers

WEEK17 ブロンコスvsチャージャーズ

ブロンコス

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Kブランドン・マクナマス


今週もブリッジウォーターは脳震盪でお休みでのロック。まだ、プレーオフの可能性を残す中で、この体たらく。相変わらず工夫の無いオフェンス。1stドライブ、先制TDを奪われてのオフェンス。敵陣僅かに入ったところでの4thダウンギャンブル。チャージャーズ相手に早く追いつきたいのは分かるが、普通にドロップパックでサックという最悪の結果。そしてらもう一つの4thダウンギャンブル。2Qの最初のドライブ。エンドゾーン手前で手の込んだプレーでロックがレシーバーになって、パスキャッチ。パスは成功したが、スムーズに行かず、1タイミングずれて1stダウンならず。この時点で勝負アリの感。


この展開はジャイアンツでよく見た感じ。ディフェンスは素晴らしいが結局力尽きる。ただ、ブロンコスが勝つには先制点が大事。1stドライブであっさりTDされてしまうと、勝ちは逃げる。


ゴードンが不満を漏らしていたらしいが、タレントを活かせず、ランに拘れないオフェンスに問題がある。ランを出す工夫が少なく、モーション、シフトも少ない。頼りになるディフェンスを構築したファッジオの力量は疑いないが、オフェンスに良いコーチが必要だろう。次戦はHC、QB共に正念場です。


チャージャーズ

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RBオースチン・エクラー


ハーバートには余裕があった。体にキレがあり、判断も早い。インターセプトさえ無ければ、実力のあるQBの方が勝つ可能性が高くなるのがフットボール。パスは満遍なく投げ分ける。6人が3キャッチ以上。アレン、ウィリアムスにはTDバス。若いハーバートがエースの2人への忖度か。エクラーはパスとランで100ヤード。ランに偏らなくても、ハーバートの助けになればよいというランオフェンス。


相手の強力RBタンデムに挑まれたら、後手に回っていたと思う。ブロンコスは間違ったスカウティングしてんじゃね。それぐらいに脆いディフェンスが13失点。この試合だけでは判断は出来ない。あまり、上向いている様に見えないが。


勝てばハーバートの初プレーオフ。激戦必死の直接対決。レイダースの本拠地に気持ち良く乗り込める勝利。最終戦に勝ってプレーオフを経験出来れば更なるハーバートのジャンプアップになりそうな。キャリアの転換地かもしれない。


ブロンコス 13ー34 チャージャーズ