NFL全試合観戦記

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WEEK18 チーフスvsブロンコス

チーフス

gameball

LBニック・ボルトン


まだ、タイタンズの結果が出ていない状況。ベストメンバーで挑むチーフス。お得意さんブロンコス相手にマホームズには余裕が見えた。どうせ勝つだろうな、という予感が本人にもあったよね。リードされる展開でも慌てず騒がず。270ヤード2TD。パスを意識させての自らのスクランブルが効きまくった。9回54ヤードとランでチームトップ。RB陣が止められる時でも自分で局面を打開出来る強みがマホームズにはある。ヒルが少し痛んだ後、ハードマンが躍動。ヒルの影に隠れがちだが、ビッグプレイメイカーとしてのポテンシャルは年々上がっている。最後、勝負を決めたロングドライブは見事。ディフェンスが奪ってくれたリードを守り切る4分半。マホームズは今年も本命。


ディフェンスはやられ気味。格下とまだは思っていなかっだろうが、ランを中心に据えられると厳しい局面になる。しかしながら、試合を決めたボルトンが86ヤード走り切ってのブァンブルリカバーTD。エンドゾーン手前、逆転寸前でのビッグプレー。後ろに誰もいないにせよボルトン、足早っ。


惜しくも第一シードを逃したが、間違いなくAFCの覇権争いはマホームズが中心になる。ここ2年ほどの完璧感はないが、整備されたディフェンスとスーパーボウルを勝った時よりチームに強さを感じます。


ブロンコス

gameball

WRティム・パトリック


良いパスもあった。が、少ない。勝てばブロンコスのチーフス戦の連敗を止め、自らのキャリアも開ける試合だったロック。成功率5割TD無しの162ヤード。ううむ。ロックは控えとしてチームに残留と見た。試合は後一息。再三の突破でチャンスを広げてくれたゴードンが最後のブァンブルロストで涙。そこまでは素晴らしい出来だっただけに悔やまれるボールセキュリティ。ロックはパトリックとの息が合っての95ヤード。ジュディやサットンはほぼ見れないのが問題。


健闘したディフェンス。欲を言えばマホームズからターンオーバーを奪いたかった。それでも、20失点に抑えているのだから。文句なしでしょう。


試合後、ファッジオの解任となったのは仕方ない。この試合に勝っていたら評価も変わっただろう。強固なディフェンスを作ったのは次のHCへの大きなメリット。やはりQBですな。ブリッジウォーターは残留しないでしょう。


チーフス 28ー24 ブロンコス