NFL全試合観戦記

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WEEK11 コマンダーズvsテキサンズ

コマンダー

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CBケンドール・フラー


ランを粘り強く。ロビンソン、ギブソンの当たりに強い2人が粘りに粘る。特に際どい4thダウンで止められたか、と思っても、必死に足を動かし、何とか1stダウンをもぎ取るスタイルのろロビンソン。ギブソンも粘る。サミュエルとマクルーリン、WR2人を使ってのアラウンドプレー。OLがイマイチながら、ランを出すあらゆる工夫を惜しまない。その上でのハイニキ。慎重に試合の流れを読み、点差が開いている時は無理をせず、ターンオーバーをしないプレー。フットボールIQ、高っ!


ケンドール・フラーのピック6で試合は始まった。もうこのプレーで試合は決まったようなもの。ディフェンスで優位に立てるコマンダーズなら、もう心配なし。前半をトータル喪失6ヤードに抑え、後半は時間消費に費やす。アレン、スイートは2サックずつ。2人で35ヤード戻している。唖然。


ウエンツからハイニキになって、コマンダーズが伸びている。混戦に拍車のかかるNFC東地区。最後まで4チームでのせめぎ合い。同地区対決がキーポイント。


テキサンズ

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本当にスタジアムで応援していたファンには頭が下がる


もうミルズ、ダメだな。来年はブライス・ヤングとディフェンスの大物を指名するでしょう。ブラウンズが順調にドラフト指名順位を上げているので。あわわわ。前半6ヤード獲得のみという恐ろしいオフェンス。ミルズは逃げるでもなく、被サックを積み上げていく。RBピアースが止められてしまうと手立てはない。ミルズはインターセプト癖が直らず、サックは大きくドロップバックしてから。最悪。ルーキーGグリーンは反則量産。もう、付ける薬はない。


ランに弱く、そこを再三突かれる。ただ、序盤にインターセプトを余裕で出来るボールをドロップ。そのプレーで圧倒的な劣勢を弾き返せたかもしれない。あくまでも可能性として。


既に全体1位は決まったかな。急激な追い上げで、全体2位も指名出来るかも。ブラウンズはテキサンズとの1・2フィニッシュ狙ってます。


コマンダーズ 23ー10 テキサンズ

 

WEEK11 ジェッツvsペイトリオッツ

ジェッツ

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ディフェンス陣


新たなライバリティー、A東の若きQB対決のはずが、とんだ泥試合。殆ど両QBとも何も出来ず。負けない事が長所だったザック・ウィルソン。負けると、普通以下のQBになってしまう。成功9回77ヤード。サックで下げられたトータルヤードは驚きの103ヤード。3点取れた不思議。ランも玉砕、カーター平均2.4ヤード、ロビンソン平均1.4ヤード、ジョンソン平均1ヤード、ザック平均8.6ヤード。もう走れ。


ディフェンスは素晴らしい。6サック。それも3rdダウンでのサックが多く、相手をパントに追い込んだ。結局、3失点。最後の決勝リターンをただ、見送る。その気持ちを考えると、切ない。


何故か勝ち運に恵まれていたザックだが、あまりにも酷いこの試合は女神は微笑まなかった。この負けで、地区最下位へ。いやいや、勝ち越してますがな。


ペイトリオッツ

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Rマーキス・ジョーンズ


劇的なリターンTDでの勝利。残り5秒でエンドゾーンに駆け込んだマーキス・ジョーンズ。かたや、エースQBのジョーンズは全く活躍できなかった。パス成功は23回、獲得ヤードは246ヤード。短いパスが多かったという証。エンドゾーンには投げ込めず、3rdダウンで被サックを繰り返す。同じビデオを何度も見せられているような。ハリスのランが久しぶりに良く、スティーブンソンはかなり潰された。オフェンスは進まず、頼みのフォークが2本FGを外す。4Qまで3得点の低調さ。リターンTDが無かったら、延長引き分け3ー3何て結果になりかねなかった。


ディフェンスのチームになったペイトリオッツ。要所でのサック。相手をトータル100ヤード代に抑えて、オーバータイムなんて萎えるよな。ホッとした。ジョーンズには感謝。それにしても、ジュドンのラッシュは凄まじい。開幕10試合でのサック数はチーム記録。改めてモンスター。

 


殊勲のジョーンズはちょっとキャリーもしていた。チームに大貢献。一方、試合は勝利だったが、マック・ジョーンズはどうか。TD無し。あまりに情け無いプレーに終始。パスは決めてもドライブが進まない。次戦、ザッピ先発でも全く驚かない。


ジェッツ 3ー10 ペイトリオッツ

WEEK11 ブラウンズvsビルズ

ブラウンズ 

戦犯

ステファンスキーという糞


大変申し訳ありませんが口汚くなってしまう事をお許しください。本当に糞。3rdダウンを集まり悪くスニーク失敗、改めて4thダウンをスニーク失敗。こんなアホ連続スニーク失敗は初めて見た。大事なポイントを悉く4thダウン失敗するスタイル。流石ブラウンズ、伝統がステファンスキーという糞と共に戻って来た。1Qだけ一流のブリセット。1stドライブの見事さが続かない。だが、ステファンスキーの悪さが大きい。勝負が終わった4Qに2つのTD。何か恥ずかしくて見てらんない。


何も動かないウッズディフェンス。個人の能力だけでプレーさせるスタイル。明らかなパスシチュエーションでも、変わらず4メン。プレッシャーが届かない事が分かってもノーブリッツ。勝負という概念が欠けている。そんな中、ギャレットはサックをする。完全に個人の能力のみ。


もう人生修養ですよ。ブラウンズを応援するのは。ま、全敗シーズンを乗り越えた日本のファンの方々は残らず尊敬しているが、こんな気持ちだったのね。ああ、誰に対しても優しくなれそう。


ビルズ

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LBマット・ミラーノ


序盤のアレン。やっぱりおかしい。とんでもないパスミスや判断ミス。ふんわりスナップもあったりリードされてしまう。ディグスがフラストレーションが溜まり、マクダーモットに宥められるシーンも。その後、TDパスがディグスに通ってから、徐々に調子が戻り始める。まだ、完調に戻ったとは言えないが、兆しはある。そんな時、珍しくランがキレキレ。ブラウンズの弱点をしっかりと見極め、クック、シグレタリーで29キャリー172ヤード。ビルズでは大変珍しい現象。後半は余裕の展開。ま、ブラウンズに負けていたらリングが遠のいてしまう。


チャブを完封。ミラーノの力は大きい。中盤から後半にかけて、ブリセットの不安定さ。こちらもスカウティングが出来ていた。チャブが14回19ヤードって、先発になってからのワーストかも。オフェンスの武器を封じて、完勝の立役者はディフェンス。


バッファローの雪で急遽試合はデトロイトで。試合の結果には1ミリも影響しなかった。とりあえず、格下相手に取りこぼしをしなかった事が大事。アレンの調子においても勝つ事が一番の薬。


ブラウンズ 23ー31 ビルズ

WEEK11 タイタンズvsパッカーズ

タイタンズ

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QBライアン・タネヒル


戦術ヘンリーは変わりなし。ランで100ヤードは超えなくても、パスを合わせれば132ヤード。ヘンリーに28回持たせる事は勝つための道。ヘンリー警戒で奥も開く。バークスが111ヤード。怪我があっての欠場から復帰2試合目でキャリア初の100ヤード越え。パスアタックにも光明が見えた。タネヒルも何だかんだで300ヤード超え。雪の舞い散るランボウフィールドで初めての勝利ではないかな。多分。


ランに強いディフェンス。DBも堅実にカバーしているので、ロジャースが迷っている間にプレッシャー。カバレッジの良さ。投げる場所がない。シモンズがロジャースと談笑してるシーンがあった。ロジャースが「ラッシュすんなよ」何て言ってた(空想)。


あまり強さを感じないが、飄々とタイタンズがA南首位を走る。いくら低調とは言え、ランボウフィールドでパッカーズに勝つ事は難しい。寒い中、勝って帰るチームの雰囲気は良かっただろうなと。


パッカーズ

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良しも悪きもWRクリスチャン・ワトソン


ロジャース、寒いの嫌い説。勝手に唱えた私の説は成立してるかな。とにかく、ロジャースにとってランボウは鬼門になりつつある。勝てない。ホームで圧倒的に強かったパッカーズが3敗目。あり得ん。ランオフェンスが機能しない。ジョーンズが12回40ヤード、ディロン6回13ヤード。これでは勝てん。WRはコブが復帰。流石のコンビ、6ターゲット6キャッチ。シュアハンド。そして、ワトソン。この試合4キャッチで2TD。この2試合で8キャッチ5TDって、めちゃくちゃじゃねえか。ただ、ドロップも4つぐらい(私調べ)ホームランか三振かという。ラザードもドロップが目立つ。ワトキンスとはそもそも合っていない。


ヘンリーのランを100ヤード以下に抑えて、負けるのは悔しい。かなり思い切ったランディフェンスをしていたが、その裏でタネヒルに300ヤード。そうそう上手く行きません。


決して弱い戦いぶりではないが、勝てない。その一因はスペシャルチームにも大きな原因がある。同点になるPATを外しキックオフもミスで短い事があった。リターナーはアマリ・ロジャースからニクソンに変更で良くなったが。ずーっと、パッカーズスペシャルチームは良かった試しがない。


タイタンズ 27ー17 パッカーズ

WEEK10 コマンダーズvsイーグルス

コマンダー

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Sデリック・フォレスト


まさかイーグルスに土を付けるのが、コマンダーズになるとは。予想をしていなかった。恐らくリベラは私のブログを読んで、作戦を作っている。はい、私は今、苦い薬を飲みましたので、ご心配無きよう。前半リードして折り返す事。この一番大事なことを確実に実行。特に前半2ミニッツ、FGでは1点差になるところ。ここのギャンブルは大評価。見事、TDにつなげ逆転。17ー14での折り返し。これ大事。しつこいランも功を奏した。ロビンソン28回86ヤード、ギブソン14回44ヤード。ランはハイニキも含め49回。パスはマクルーリンに集め11回128ヤード。ハイニキのインターセプトを帳消しにしてくれた。


インターセプトの少ないハーツから殊勲はSフォレスト。更に、試合を決定付けたファンブルリカバー。ロングパスが決まった後、逆転のピンチになりそうだった時の千金のターンオーバー。展開にも恵まれたが、ハーツにを投げさせるというディフェンスが成功した。


結局、ウエンツは古巣相手にも投げるチャンスなし。ハイニキが決して盤石ではないにしろ、勝てるQBであることを証明した。プレーに精彩を欠き、勝ち運にも見放されたウエンツ。やっぱ哀しいよ。


イーグルス

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LBハーソン・リディック


負け時が良い。チームを引き締めるには絶好のポイントでしょう。前半をリードで折り返せなかった初試合。やはり、パスに傾くとオフェンスは行き詰まる。ランは20回。パスは26回。これはイーグルスの戦い方ではない。ハーツはパスを投げ、ランを躊躇させられてしまった。攻撃時間はコマンダーズの半分も行かない19分。これでは苦しい。ターンオーバーも4つ。ただ、その一つ、ゴダートのファンブルは完全にフェイスマスクの反則があった。ファンブルのレビュー時、別の反則が認定されたら、ルールとして、判定を覆して正すものでなくてはならないと思う。ちょっとこれは可哀想。


ディフェンスはしっかりランの弱点を突かれた。パワフルな真ん中のランでこじ開けられ、ラッシュが及び腰になった時に短めのパスでロングゲインされてしまった。単調だが、イーグルスの苦手なオフェンスをやられてしまった。


しかしながら、この負けでイーグルススーパーボウルへ行く確率が上がったと思う。修正が効く段階。スーと契約したという話も聞いた。しっかりと問題点を把握している。これ大事。


コマンダーズ 32ー21 イーグルス

WEEK10 チャージャーズvs49ers

チャージャーズ

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LBカリル・マック


49ersのランオフェンスが羨ましい。ハーバートの孤軍奮闘が続く。タイミングが合わないパス最もあったがドロップが目立つ。イージーなドロップでチャンスが潰れる。アレンとウィリアムスの不在でエクラーにマークが集中し、ショートヤードに抑えられてしまう。ミシェルの補強も効果なし。しかしながら、最後6点差で貰った残り1分。いきなりのインターセプトは頂けない。全くレシーバーがいないところに投げてしまった。ハーバートの苦悩は続く。


マックのサックは素晴らしかったが、ブリッツの裏でパスを通されたりと、ディフェンスコールがハマらない。タックルミスも多く、ランを止められなかったのは敗因の1つ。


弱い訳ではない。しかしながら、早く2人のWRが戻って来るか、オフェンスのネクストマンアップが投げれば、そのままシーズンは終わってしまう。ハーバートもリバースの跡を辿っているキャリアの様な気がして。それはそれで素敵ですけど。


49ers

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お帰りRBイライザ・ミッチェル


ランオフェンスに一味を加える3人が復帰。ブロックで貢献するユーズチェック、あらゆる局面でのウエポン、サミュエル。そして、本来この人が開幕から怪我が無ければ、マカフリー獲得は無かったかもしれないイライザ・ミッチェル。そのミッチェルが89ヤード、マカフリーは38ヤードに留まるが1TD。アイユークはファンブルロストもあったが、存在感際立つ84ヤード。ガロポロの渋いスニークでのTD。ランオフェンスがシャナハンの思惑通りに機能すると、このオフェンスはリーグを席巻する。


その上での強いディフェンス。グリーンロー

、ワーナーがランでのビッグゲインを阻止。エクラーさえ抑えておけばというツボを抑えたディフェンス。最後のインターセプトは売り出し中のフファンガ。どこまで良い選手になるのか楽しみ。


やはり3人が戻って来ると強さはアップ。地上戦とシャナハンは相性が良い。このまま走り出すと、N西はシーホークス49ersのマッチレースになりそう。


チャージャーズ 16ー22 49ers

WEEK10 カージナルスvsラムズ

カージナルス

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QBコルト・マッコイ


コルト・マッコイ。第二のジーノ・スミスになり得るよ。昨シーズンも控えとして一流のところを見せてくれたていたし。お試しチームはないか?早い球離れ、危機察知能力の高さ。全てに於いて、ウォルフォードより一枚上手。マレーよりキングズベリーはやり易そう。マッコイはムーアとポプキンスで攻撃を組み立て。マークイス・ブラウンは不在でも、短いパスをテンポ良く。短い1stダウンをコナーのランに任せる。コナーが2TD。早いパスに相手ディフェンスは一歩遅れてしまっていた。マッコイ、フランチャイズQBとして一度試してみては。無理か。


ワットの浮き沈みの激しいプレー。ボールをスパイクしてディレイ、その後に反則。一方、サック1つ、ファンブルフォースも1つ。こんなワットも偶にはいいね。


試合数が増えてので何とも言えないが、データとして、WEEK10を終えて3勝のチームがプレーオフに残ったのは過去に2チームしかない。カージナルスは何とか負のデータから脱出した。ビルズはステイ。


ビルズ

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ある意味QBマシュー・スタフォード


一言で無様な試合。マクベイがこんな試合をするとは。コルツのライク解任のエーリンガーとまでは言わないが、ウォルフォードに何を見ていたのか。とにかく酷い、パスも酷い、走れない。一昨年見た時はこんなに酷くなかったけど。どうせならパーキンスで良かったかも。ランで試合を作るつもりも無く、勝てる雰囲気はなし。鬼才マクベイのオフェンスで最もつまらない試合だった。


マッコイが思った以上に良かったのはあるが、既にディフェンディングチャンピオンの面影ない。スタフォードでも勝てないのにウォルフォード先発で意気消沈している感じ。ラムジーとドナルドにも精彩なし。


マッコイ、ウォルフォードの控え対決。というか HC対決と言ってもよいかも。マクベイはQBを見極める力があるが、2ndはちょっと、、、キングズベリーはマッコイとマレーで真剣に迷った方が良くないかなと。そんな疑問が浮かんで来る試合でした。


カージナルス 27ー17 ラムズ