カウボーイズにとって、どんな状況でもジャイアンツには苦手意識があったと思う。プレスコットのデビュー年の成績は14勝2敗。2敗はいずれもジャイアンツだった。しかしながら、この一戦で、苦手意識は全くなくなったのではないか。完勝中の完勝。全く寄せ付けなかった。年40M契約要求で話題だったプレスコット。この調子なら、あり。いやなし。それでも、順調な成長を見せている。キャリアハイかも、402ヤード4TD。元々、優れたマネージメントが出来るQB。アマリ・クーパーとの連携が磨かれ、ディープにも投げられている。TDを4人に投げ分け。新加入コブ、お久しぶりウィッテンもお祝いのTD。エリオットはゴタゴタから、本調子まだまだ。
今年もディフェンスには期待しても良い。結構、パスもランもやられていたが、最後の一線を越えさせない余裕の守り。ま、オフェンスがこれだけ先手を取ってくれたら、焦らなくてどっしり。LBが安定したいるので、不安なし。
予想以上に強かったカウボーイズ。この戦いぶりをロードで出来るか。楽しみなシーズンになりそう。
バークリーは化け物だ。なぜ、あんな動きを出来るのか。これだけワクワクさせてくれる選手はそういない。120ヤード。1回平均10ヤード以上。イーライは300ヤード越え、インターセプトなし。イングラムが127ヤード1TD。負けるスタッツではない。懸念はWRにパスが通らない事。ダニエル・ジョーンズも登場。まあ、無難。負けが込めば出てくるかも。早いデビューも見えてきてしまった。良いのか。
それにしても、ディフェンスの酷さ。LB陣は軒並みどこにいたの?エリオットを警戒し過ぎたのか。クーパーはフリーフリー。パスラッシュは完全にカウボーイズOLに追い返され、サックなし。いやあ、手も足も出ないとは、こういう事なのか。今後に明るさがまったく見えず、ディフェンスは暗澹。
ドラフィンズとジャガーズとジャイアンツ。オフェンスが不安視されたチームのディフェンスが酷過ぎる。ジャイアンツもベッカム抜けて不安視されていたオフェンスより、もっとディフェンスの方が酷かった。パスラッシュ、LB陣、粘りないDB。改善出来るか。根は深い。