NFL全試合観戦記

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WEEK11 ペイトリオッツvsイーグルス

慌てず騒がす東の横綱ペイトリオッツ。ブレイディは最低限の仕事。ミスを最小にとどめ、ターンオーバーにならないパス。無理な勝負を避け、スペシャルチーム、ディフェンスへの信頼は半端ない。唯一のTDパスはエデルマンから。どフリーのドーセットへ好パス。レーティング満点じゃね。漸くLTウィンが復帰。まだまだ動きが硬く、試合勘が戻るのに時間が掛かりそう。ルーキーWRニキール・ハリーもデビュー。こちらもブレイディとのコンビネーションを構築出来るのはまだ先。

エースパスラッシャー不在でも強いディフェンス。ビルズもそうだが、ディフェンスの総合力が凄い。5サックだが、投げさせないDBのカバー力。その力がサック数にも現れている。

ブレイディが衰えたのかどうかは判断に迷うところ。レシーバー陣が入れ替わり立ち替わりな状況。今思ってもグランカウスキーの存在の大きさが改めて強く感じる。それでも、新たな戦力、二キール・ハリーには大注目。この先、レイブンズとのシード1争いに勝つためにも、オフェンスの奮起を待ちたい。

 

1Qを見た時、ホームのイーグルスのペースで試合が続くのかと思ったのだが。後半アジャストされ、無得点。ウエンツのパスは封じられ、成功率5割。ジョフリーがいないとアーツにパスが集中。ジョフリー復帰に目処が付いたのか、マシューズが速攻リリース。マジ。ハワードも怪我のようで、不出場。ランオフェンスを完全に止められ、攻撃にリズムが出なかった。

ディフェンスは終始ブレイディにプレッシャーを与え、パスミスを誘発。球際にも強く、決定的なキャッチは許さなかった。ただ、エデルマンにTDパスを決められてしまったのは皮肉。フェイクプレーをイーグルスへはベリチックの執念。してやられてしまった。ピーダーソン。

後半はパント合戦。両チームのパンター、ご苦労様でした。

とにかく、戦力が揃わない。ウエンツの出来はそこまで悪くないと思えるのだが。やはりハワード、ジョフリーのプレイメイカーを欠くと苦しい。新たな力の台頭もなく、実りのない試合。勝たないと何も無い感じ。まだまだ、優勝争いは熾烈。新たな才能の出現に期待したい。

 

ペイトリオッツ 17ー10 イーグルス