gameball
CBイーライ・アップル
どっちが勝っても嫌だなぁ。何て思ってたんだけど、試合を見たら、すみません。もう、素晴らしい試合をありがとうとしか言いようがない。前半を見る限り、勝てる要素はなかったベンガルズ。オフェンスラインは機能していたが、バローが固い。やはり緊張感が全面に現れていた。ヒギンスのドロップがあったり、TEウゾマも早々に退場。貴重な戦力を失い緊急事態。ここからがバロー。後半ヒンギスへのパスが通り始め、チェイスもオープンになる機会が出て来てオフェンスが機能。そうなるとバローは調子が戻る。18点差を跳ね返して、お決まりのマクファーソンのサヨナラFG。勝利の方程式。
前半のディフェンスはボロボロ。3TDを決められ、ジ・エンド。しかし、前半最後のプレーでTDを防いだイーライ・アップルのタックル。FGを蹴る時間も残させない。このプレでが完全に試合の流れが変わった。後半はTDを許さず、ディフェンスが持ち直す。あのプレー。語り草。
凄い試合だった。ブラウンズファンとしては悔しさもあるが、マホームズを破って堂々とスーパーボウル進出を賞賛したい。ま、NFCを全力で応援しますけど。
チーフス
gameball
RBジェリック・マキノン
まさかの逆転負け。勝負強いマホームズが前半残り5秒でスクリーンを投げてしまう凡ミス。勿論、ヒルの能力あってだが、無理をしてTDを取りに行かなくても。3点を取っておくべきだった。後半、ヒルが痛み、本来の動きが出来ない。そこからオフェンスが機能しなくなる。マホームズのスクランブル機会もなく、エンドゾーンは遠いまま。意外な脆さが出てしまった。最後のインターセプトもかなり無茶なボール。ヒルが抜き切る手前に投げての痛恨。ヒル、ケルシーよりもマキノンが場面場面で好ゲインをしていたのが印象的だった。
ディフェンスはサック1つ。見せ場を作れなかった。相手OLは前週9サックを許しているが、そのせいかブリッツは控えめ。4メンで上手くプレッシャーを掛けられなかった。ラストドライブは準備不足。マホームズという巨人がいる弊害かも。ディフェンスが踏ん張れなかった。
マホームズの3年連続スーパーボウル出場の夢は潰えた。ディビジョナルが奇跡的な勝利だったので、このまますんなりスーパーボウルへ行くと思ってました。マホームズは過去2年より見劣るとはいえ、今でもNo.1QBであることは変わりない。本当に一発勝負って何が起こるか分かりません。それにしても、今年のプレーオフ凄過ぎるぜ。
ベンガルズ 27ー24 チーフス