NFL全試合観戦記

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WEEK7 ビルズvsペイトリオッツ

ビルズ


gameball

TEダルトン・キンケイド


ビルズが何かおかしい。特に前半、昨シーズンならコンスタントに得点出来るのだが、今年は着火するまでにかなりな時間が掛かってしまう。試合開始後、アレンの一投目はインターセプト。前半かろうじて3点。不振のペイトリオッツに2ポゼッションゲーム。後半になって、何とか得点を重ねるが、攻撃はスムーズとは言い難い。そんな中、ルーキーTEキンケイドが迫力のキャッチ。コンビネーションがあまり良くないディグスを越えで8ターゲット8キャッチ。ランはロスする事も多く、ゲインは小刻み。3rdダウンロングが多かった。


そして、ディフェンスは今シーズンワースト。マック・ジョーンズにプレッシャーが掛からない。パスラッシュが甘く、マック・ジョーンズに伸び伸びプレーさせてしまった。ラストの残り2分で逆転のTDまで許してしまう。ミラーノ不在もあるが、あのチーフスとのプレーオフショック以来、時間の際に弱いディフェンスの様な気がする。


一歩後退。ジレッドでのペイトリオッツはやはり手強い。ただ、それ以上に、あくまでも何となくなんだけど、チームがバラバラの様な気がしてしまう。ここは踏ん張りどころ。

 

 

ペイトリオッツ


gameball

RBラモンドレ・スティーブンソン


TEゲシッキの逆転のTDパスキャッチで劇的な勝利。ペイトリオッツファンもビルズへの勝利で少しだけ溜飲を下げただろう。丁寧なランとランフェイク。ラン自体は85ヤードとゲイン出た訳ではないが、マック・ジョーンズのリズムに繋がった。この試合投げ方も戻っていたぞ。OLがしっかりと守った。被サックはセーフティブリッツの1つだけ。ポケットが持てば何とか仕事をするのがマック・ジョーンズ。残り2分で逆転を許して絶対絶命の窮地。タッチバックで25ヤードからのドライブ、スタジアムは溜息が出ていたかも。それを打ち破ったスティーブンソンのスクリーンパスからの34ヤードゲインのが激走。この走りがスタジアムの雰囲気を変え、ビルズディフェンスを追い込んだ。


前半はプラン通り。後半に崩れたが、味方オフェンスのターンオーバーもあったので致し方ない。ジュドン不在でパスラッシュ不足は気になるが、ペパーズの素早い反応からのインターセプトは見事。


ただ、マック・ジョーンズに全幅の信頼は置けない。ジョーンズにとって、フランチャイズQBの座を賭けた戦いは続く。


ビルズ 25ー29 ペイトリオッツ