NFL全試合観戦記

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カレッジを見てみる 〜トレバー・ローレンス

LSU vs Clemson

 

カレッジ2試合目。今度はクレムソン大の来年のドラフト全体1位候補。トレバー・ローレンスを見る。昨年のチャンピオン。今年もこの試合まで負けていない。というか、カレッジで2年間負けたことがない。マジか。

 

そして、この試合。バローのLSUに、大学生活初黒星を付けられてしまった。あわあわ。バロー、凄え。リードされても、あの落ち着き。相手は負けなしローレンス。バロー凄え。

 

そして、トレバー・ローレンスのプレーは、、、、、、もう通用します。NFLで。パスもミスが少なく、ブリッツを怖がらない身体。だが、それだけではなく、スクランブルでスピンムーブをする辺り、モバイルチック。しっかりとしたパスも投げるQB。

 

この敗戦で来年のローレンスが更に楽しみになった。敗戦を糧に成長すればどえらい選手になるだろう。バローにリベンジもしたいだろうし。その辺り試合後の表情に現れていた。ロン毛の金髪。でも、ルックスはモンスタータイプ。プレーに比例。バローに比べて、スマートな男前ではない。プロレスラー高山を思わせるところも良し。

 

やはり派手なQBに隠れてしまう他のプラスペクト。

 

 

Clemson

アイザイア・シモンズ LB

トップ10は確実でしょう。近年のLBでも傑出したボールホーク。この1試合では何とも言えないが、サイドラインでチームを鼓舞する姿にリーダーシップを見た。ネクスト・キークリー?

パンサーズ指名したら面白い。

 

ティー・ヒギンス WR

競り合いに強いという印象。線が細いが、思ったよりフィジカルにも優れている。ちょっと反則が多そう。それでも、ビッグプレー能力を確実に持っている。

 

 

LSU

グラント・デルピット S

サイズ感はないが、スピードを持った選手だと思う。しっかりとタックルして倒す事が出来る。1巡下位で指名出来たら最高。無理だけど。

 

ジャスティン・ジェファーソン WR

オクラホマとの試合が凄かったので、1巡指名は外さないかな。バロー以外のQBではどうか、というところ。

 

LSU 42ー25 Clemson

 

 

 

カレッジを見てみる 〜ジョー・バロー

さて、チャンピオンシップからスーパーボウルのこの時期は暇。

 

なので、初めてカレッジの試合をフルゲームで見てみました。本当はカレッジも見たいし、ブログを分けたいところですが、まだ、ブログもイマイチ、全ての機能を使い切れてない状態なので、いずれは分けたいなぁと。とりあえず見た試合のレビューをしたいと思います。

 

 

LSU vs Oklahoma

 

噂のジョー・バロー。LSUで全米チャンプに導いた逸材。クレムソンとの試合の前のオクラホマ大との試合。

 

ヤベェ、ヤベェ。バロー、マジじゃねえか。ラックのカレッジ時代を知らない私には、いやいや史上最強じゃね。とにかく、ロングパスの精度はめちゃくちゃ凄い。ディフェンスに届かない、レシーバーにギリギリ取れるボールの落とし所。LSUはレシーバー陣の能力も抜けているが、それでも精度は見事過ぎる。ポケット内の動き、ゲームリード、否の打ちどころが無い。全くない。前半で7TD400ヤードオーバー。途轍もないもの、見ちゃいました。LSUのドラフト1巡プロスペクト、WRジェファーソンが227ヤード4TD。そして、TEのモス。あのランディ・モスの息子さん。モスよりふっくらしてた。

 

オクラホマは元アラバマ、QBハーツが先発。それほど悪くはなくても、全てはバローショーの端役にしかならない。注目はWRシーディー・ラム。4キャッチで100ヤードオーバー。ビッグプレーメイカーぶりを発揮。しかしながら、全てはバローを際立たせる添え物でしかなかった(2回目)

 

LSU 63ー28 Oklahoma

 

とにかく、凄い。今の段階で穴はなく、明日NFLの試合があっても余裕で通用するバロー。確実にプロ入り、即プレーオフもあり得る。上手い時にベンガルズは低迷したものだ。ドルフィンズファンは頭を抱える事になる。なぜ、フィッツパトリックは勝ってしまったのか。あああ。いっそ、来季もフィッツパトリックでトレバー・ローレンスを狙え、何て思ってしまう。それでも、そこそこ勝っちゃうよ。髭男爵は。

 

 

 

NFC CHAMPIONSHIP パッカーズvs49ers

このオフェンス好き。私はラマーの様にQB中心のランオフェンスは大嫌いだが、49ersのオフェンスは好き。堅実なショートヤードはOLの力、ロングゲインにはレシーバーのしっかりとしたブロックのサポートがある。やっぱ良いわ、オールドスタイルと言われても。オフェンスラインは完全に押していた。モスタートが220ヤード、前半で160ヤード3TD。いやいや、有り得ない破壊力。ガロポロは3Qはパスを投げず。パス8回、成功6回。ランが出ているうちは、パス攻撃を温存。徹底したリトルシャナハンオフェンス。父親の見守る中、花開いた。

ディフェンスは前半、パッカーズを圧倒。ロジャースからのインターセプト。CBモズリーの値千金。パッカーズに与えたダメージの大きさよ。ボサ、アームステッドがサック。トータル3つと少ないが、印象ではパッカーズOLを圧倒していた。ロジャースが常にラッシュを警戒。その上で、ランを止めていた。見事。アレキサンダーが戻って来た事で、グリーンローのプレーに余裕が出て来ている。

モンタナ、ヤング時代以来のリングが目の前に。強いディフェンスとラン。ボール離れの良いガロポロ。役者は揃った。唯一の不安はコールマンの怪我。脱臼の様で、何とかスーパーボウルではプレー可能との話。決定的な切り札とも言えるコールマンとモスタートよりチーフスディフェンスを切り裂きそうなブリーダ。楽しみな地上戦でスーパーボウルに挑む。

 

前半、リードされた後、良いテンポでのオフェンスをファンブルロスト。この時点で勝負あった。ロジャースではなく、Cリンズリーのスナップが股に引っかかった様に見えた凡ミス。この時点でチームに49ersのランオフェンスを止める術がなく、敗色濃厚。前半0ー27。レギュラーシーズンでも見せられた光景。その時は0ー23だった。その時より悪い。それでも、後半はアダムスにパスがヒット。138ヤード。前半は1キャッチ。苦戦。それでも、ジョーンズのランを試るべきだった。しかしながら、オフェンスの時間をここまで削られては。

良いパスラッシャーは揃えたが、ランストップはイマイチ。それにしても、前半160ヤード走られてしまっては、敗因のトップに挙げられてしまうのは致し方ない。マルチネスは良い選手だが、支配的な選手とは言えない。ランオフェンス、ランディフェンスを疎かにしていたツケが出てしまった。

ロジャースの2個目のリングはまた遠のいた。やはりレジェンドな選手でも、衰えは訪れる。

まあ、これだけ素晴らしくても衰えたと言われてしまうのは、それはそれで凄いのだが。だからこそ、来季はアダムスに続くWR、そしてILBの補強が必要。でも、指名しないだろうなぁ。もしDBを指名したら、ペティンよ、趣味に走り過ぎだ!と叫びたいと思う。

 

パッカーズ 20ー37 49ers 

AFC CHAMPIONSHIP タイタンズvsチーフス

まあまあ、全く強い。アンディ・リードの必殺技、ゲームマネージメントミスを出させる間も無く、あっという間に逆転。そして、セーフティリード。まさにセーフティゾーンにリードを追い込んだ。マホームズを慌てさせる事は出来るのか。落ち着き払ったいつも通りのマホ。肩、モビリティ、フットボールIQ以上に、マホームズの肝っ玉。動じない精神にダメージを与えるようなプレーをしなくては勝てない。特に凄まじかった前半2ミニッツでのスクランブルからの27ヤードTDラン。スーパーボウルへの気迫が凄かった。ワトキンスが見事な活躍。この所、影が薄くなっていたが、鬱憤晴らす大活躍。目立つヒル、ケルシーがマークされる中、リング獲得へのキーマンはワトキンスと見た。

ディフェンスは良かった訳ではない。やはり、ランへの対応が甘かったが、早々にマホームズが勝ち越してくれた。タイタンズオフェンスの焦りもあって、余裕を持って対処出来た。

プレーオフは楽勝の展開。不安はアンディ・リードの必殺技がどこかで出そう、ということ。スーパーボウルの相手は難敵。マホームズだから、楽々な展開になる可能性もあるが、リードの采配勝負になってくると何度も見た悪夢をもう一度、見せられそうで怖い。それを上回るマホームズへの期待値は青天井。

 

やはり前半ラスト、マホームズに奪われたTD。これが全て。あの、1プレーでチーム全体がガッカリしてしまったように思う。せめて、FGで抑えたかった。それも、どこかで止められたQBのランで相手を勢いづかせてしまったのだから、このTDの後、ロッカールームの士気はどうしようもなかっただろう。それでも、3Q初めのチーフスの攻撃を無得点抑えた。が、その後はロングドライブで時間も削られ、理想通りのオフェンスをされてしまった。

ヘンリーが後半ほとんどキャリーしていない。その間に差が広がってしまったが、最後までヘンリーに拘るべきだった。プレーオフに入って30キャリーを超えていたヘンリーが19回。オフェンスのゲームプランが大きく崩れた。ランが出ないとタネヒルも精彩を欠く。ただミスなくプレーすれば勝てる相手ではない。破れかぶれのプレーをして欲しかった。

今年のサプライズチーム。タイタンズのトリップは終了。本当に楽しませてもらいました。ヘンリーの爆発的なラン、タネヒルの信じられない変化。プレイベルのごついカダイとは真逆の優しそうな顔。タイタンズブルー、いいね。

 

タイタンズ 24ー35 チーフス

QB移籍確率 NFC

スーパーボウルの対戦相手が決定しました。チーフスvs49ers。チャンピオンシップは未見ながら、寄せ付けなかったスコア。レビューは明日以降に上げます。今年はペイトリオッツがいない為、両チームのファン以外もたくさん見てる感があります。

 

そして、この企画はNFCは、QB移籍が少ないですので、サラッと行きます。

 

 

100%

イーライ・マニングジャイアンツ)

 

感傷的なメットライフでの最後。ジャイアンツに残るという話もあるが、それは引退という意味以外にない。が、高額では欲しいチームもない。そのまま引退の可能性が最も強い。

 

 

90%

テディ・ブリッジウォーター(セインツ) 

 

ブリーズの怪我を受けて、5勝0敗。既にバッカニアーズのエリアンズHCからの賛辞もあり、ウィンストン放出なら、すんなり決まりそう。やはり、市場に出たいという気持ちが強いのでは。

 

 

60%

ジェイミス・ウィンストン(バッカニアーズ

 

悩ましい。爆発的な能力と迂闊なプレーの狭間で揺れ動き続ける。ペイトリオッツなんて面白過ぎる。怖いなぁ。

 

 

50%

キャム・ニュートン(パンサーズ) 

 

新たなHC。それもカレッジ上がり。何かドラフト指名しそう。ニュートンをどう見ているか。怪我での衰えも含めて。

 

 

40%

ドウェイン・ハスキンス(レッドスキンズ

 

全体2位指名権を持っているという事は、労せずトゥアかヒューバートが手に入るということ。魅力あるし、HCはリベラに変わるし。チェイス・ヤングのラブコールを無視出来るかという問題もあるが。ハスキンスはローゼンの前例もあり、見切っても批判は少ない。どうなるか。最も興味深い。

 

 

30%

ダグ・プレスコットカウボーイズ

 

40ミリオンなんてとんでもないが、プレスコット以上のQBを手に入れる事は難しい。ドラフト順位も即戦力には遠い。ま、妥当な線で落ち着きそう。27辺り?

 

 

10%

ドリュー・ブリーズ(セインツ) 

 

衰えはないし、ペイトンが離すとは思えない。ただ、今シーズン、完全にスーパー取りに行って、叶わなかったダメージから引退なんてこともあるかもしれない。確率はこれぐらいだろうけど。

 

西と北は全員0。カズンズは契約最終年。延長は今年次第。

 

QB移籍確率 AFC

巷では今日、チャンピオンシップをやっているらしい。まあ、私のチャンピオンシップは水曜日に行われるので、それまでは見れない。溜息。

 

100%

ジョシュ・ローゼン(ドルフィンズ

マーカス・マリオタ(タイタンズ

フィリップ・リバース(チャージャーズ

ジョー・フラッコ(ブロンコス

 

新たなQBを指名するならローゼンは邪魔なだけ。マリオタは再生出来れば。まだ、ポテンシャルの全てを発揮していない。リバースはまだ、出来るとは思うけど、残留はないのか。寂しい。フラッコもまだパス自体に衰えはない。怪我さえ癒えれば先発としても使える。

 

 

80%

ライアン・フィッツパトリック(ドルフィンズ

 

フローレスはキープしたいと思っているだろうが、シーズン最後のペイトリオッツ戦で市場価値は高まった。控えとして引く手数多。

 

 

50%

トム・ブレイディ(ペイトリオッツ

 

初めてのFA。今年のプレーを見ると、欲しがるチームはない。ペイトリオッツも出来れば引退して欲しいと思っているはず。引退の可能性としての50%

 

 

30%

ライアン・タネヒルタイタンズ

デレック・カー(レイダース)

ニック・フォールズ(ジャガーズ) 

 

タネヒルは提示される額によっては、市場に出たいと思うかもしれない。グルーデンがカーに満足しているとは思えず、ドラフトで仕掛けてくる可能性も否定出来ない。フォールズは莫大なデッドマネーがネック。だが、これだけ高額な控えQBがいるのはミンショーにはやり難い。そこをどう考えるのか。コフリン、負の遺産

 

 

10%

ベン・ロスリスバーガースティーラーズ

 

スローが出来るのかと言う不安もあり、可能性は少ないが、引退ということもあるかと。それに付随して、スティーラーズの控え2人はキープするでしょう。

 

 

極私的オールプロ ディフェンス&ST編

残念。明日、チャンピオンシップを生で見れない。くそぅ、仕事せずに余裕で生活したいわぁ。

 

DE

チャンドラー・ジョーンズカージナルス

ニック・ボサ(49ers

 

毎試合、安定感のあるプレーヤーはチャンドラー・ジョーンズしかいない。ミスター・コンスタント。ボサのインパクトは忘れられない。序盤は苦戦している様に見えたんだけど。チームディフェンスを一段上に。

 

 

DT

クリス・クラーク(チーフス)

アレク・アームステッド(49ers

ディファレスト・バックナー(49ers

 

ラン守備よりラッシュで存在感を示したクラーク。ラインを破っていく姿を何度も見た。アームステッドをDTと呼んではいけないかもしれないが、バックナーとセットで。ラインは49ersが最強だった。

 

 

OLB

シャキール・バレット(バッカニアーズ

TJ・ワット(スティーラーズ)  

 

ブロンコス時代を全く覚えていないバレットがサック王獲得の大ブレイク。来年、今年の活躍がフロックではないところを見せてくれ。既に兄を超えたかも。ワットはいるだけで脅威になる選手。男前だし。

 

 

ILB

ボビー・ワグナー(シーホークス

ドンテ・ハイタワー(ペイトリオッツ)  

 

ここは趣味です。キークリー引退ショックをワグナーで癒したい。相変わらずのシュアタックル。ハイタワーをILBと言うかはおいといて。強力ペイトリオッツ守備の中心だった。コリンズの復活は隣にハイタワーがいたから。

 

 

CB

ステファン・ギルモア(ペイトリオッツ

トレ・デビアス・ホワイト(ビルズ)

 

後半で調子を落としたように見えたギルモア。ゲームの支配力は圧巻。ホワイトはビルズの宝。そして、チームカラーを体現している選手。長くビルズで活躍して欲しい。

 

 

S

タイラン・マシュー(チーフス)

ミンカ・フィッツパトリック(スティーラーズ

 

マシューは動きも良く、パスディフェンスへの貢献は素晴らしかった。ミンカは移籍して、すぐチームにすんなり溶け込んでの大活躍。1巡を手放した価値はあった。

 

 

K

ジャスティン・タッカー(レイブンズ)

 

何年たってもこれだけ安定したキッカーは出てこない。常に強いレイブンズの理由の一つ。

 

 

P

ジェイミー・ギラン(ブラウンズ)

 

シーズン序盤の楽しみはギランのパントを見る事だった。大パントとしっかりととタックル出来るギランは大好き。Tシャツ欲しい。

 

 

R

デオンテ・ハリス(セインツ)

 

マフもあったが、ビックプレーを再三見せてくれた。来年はリターナーしないかな。WRとしての伸び代もある。

 

ST

コーデラル・パターソン(ベアーズ)

 

ガンナーとしても力を抜かない。リターナーとしてもビックリターンをする。もう少しオフェンスで使っても良いと思うが、ルートを覚えられないと言うバイキングス 時代の評価は変わらないのか。残念。

 

 

W

テイサム・ヒル(セインツ)

 

ウエポンのWです。アメフトの楽しさを分かりやすく伝えてくれた。伝道師。カバーチームにセットするQBはティーボウ以来。ティーボウがNFLにいたら先駆けになっていたのにと、テイサム・ヒルを見て、しみじみ思う。