NFL全試合観戦記

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WEEK1 コルツvsジャガーズ

ジャガーズ 

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CB CJ・ヘンダーソン

 

ガードナー・ミンシュー。ミスしないぞ。敢えてサックを受けたシーンもあり、あまりに冷静。2年目の選手か。パスは19/20 1回だけインコンプリート。ヤードこそ173ヤードだったが、3TD。シュナルトがルーキーながらTDパスキャッチ。エースのチャーク、復活を期すコールにTDをデリバリー。懸念のランはドラ外ロビンソンが予想以上の働き。それでも枚数は足りない。

 

ルーキーCBヘンダーソンの強烈なデビュー。試合の流れを変えるインターセプトは値千金。チームを鼓舞。あまり良い噂を聞かなかったマイルス・ジャックが奮起。嫌な奴が全部移籍した?リーダーシップも期待されているので、精神的な成長を。

 

ドラフト全体1位争いに参加との噂もあったが、評価の高いコルツを撃破。ミンシューは失う物が何も無い状態から、見事にチームをマネージメント。舐めたら痛い目を見るぜ。タンクとは呼ばさないぜ。

 

コルツ

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RBナヒーム・ハインズ

 

スーパーボウルも視界に入っているチームなのだが、痛い痛い開幕戦黒星。リバースはらしいプレーも多く、剛腕に衰えは見えない。だが、ポカをやる愛らしさもキープ。やはり2インターセプトが全て。ジョナサン・テイラーもポテンシャルの高さを見せ、ハインズはランでもパスでもTD。マックは序盤で引いてしまった。怪我が長引かなければ良いが。361ヤード投げ、2インターセプト。負ける時のリバースらしい。ふむふむ、NFLが戻って来たなとの感慨が胸に浮かぶ。

 

ディフェンスはコンスタントではあったと思う。ただ、相手オフェンスのポジションが常に高く、受け身になっていた事は否めない。オートリーが2サック。純正パスラッシャーでは無いタイプだが、良い選手になって来ている。2桁サックは行けそうです。

 

リバースはスパスパ投げる。調子が悪いとは思えない。しかし、下馬評の低いジャガーズに負けるのは想定外。前半を見ていたら負ける要素は見当たらない。リバースのインターセプトもそうだが、ミスは最小限にしないと。新キッカー、メガネくんことブランケンシップが30ヤードのFGを外してしまったところで流れが変わって来た。それでも、応援してるぞ、メガネくん。

 

WEEK1 コルツ 20ー27 ジャガーズ 

WEEK1 バッカニアーズvsセインツ

バッカニアーズ

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WRスコット・ミラー

 

ブレイディの赤ユニ見参。意外と似合ってる。私が思っていたよりブレイディに衰えはない。それ以上にグロンクは体が重そうだった。エバンスは体が万全ではない。そこで現れたスコット・ミラー。ブレイディが寵愛する小柄白人WR。ミラーの存在がフックになっている。悪いブレイディも良いブレイディも出ていたが、OLとの連携が出来てくれば、もっと攻撃は良化するでしょう。マッコイ、フォーネット、ジョーダンのラン攻撃が機能すれば面白くなる。

 

やはり荒さ。要所で弱い。かなりブリーズを慌てさせたいたが、結局サックは1つか。印象と結果が違う。エンドゾーン前でのカマラに手を焼いた。ホワイトが成長を見せている。後は昨年のサック王バレットが昨シーズンの活躍の再現が出来るかがキーポイント。

 

チームとしての完成度の差でセインツとの明暗が分かれた。ブレイディにとって新しいチーム。プレシーズンがなかった事が響いた。リバースも勝てず、それを思うとキャムを勝たせたベリチックはやはり予想の斜め上を行く

 

セインツ

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Rディオンテ・ハリス

 

リターンで目立ったハリス。今シーズンのパントリターナーNo.1。まだ全試合見てませんけど。リターンすれば確実に数ヤード稼いでくれるのはありがたい。攻撃開始時がかなり良いポジション。ブリーズも感謝してるはず。ブリーズはラッシュに苦しめられたが、決定的なミスはしない。その辺がジャイアンツのジョーンズとは違う。そりゃそうだ。カマラはもっと走っていた印象だが、ランは12回で16ヤード。これだけ?パスキャッチでも51ヤード。それだけ?エンドゾーン前での印象が強過ぎる。サンダースも1TD。移籍のご挨拶。

 

ディフェンスはとっ散らかっている。再三のパスインターフェア。実際には1つ2つジャッジの微妙な判定で救われるシーンもあった。それでも、ここぞと言う時には締める辺り、常勝チームのメンタリティ。

 

40歳以上のQB対決は史上初。2人よりも年上の爺の私は大変励まされました。ただ、セインツはマイケル・トーマスが怪我との事。昨年はブリーズが離脱期間があり、今年はトーマスか。でも、根本が強豪チーム。心配ない。ペイトンもおるし。

 

WEEK1 バッカニアーズ 23ー34 

WEEK1 パッカーズvsバイキングス

パッカーズ

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QBアーロン・ロジャース

 

久しぶりに凄まじいアーロン・ロジャースを見た。あのレーティングでレコードを作った年、毎試合こんな感じだった。長短のパスの投げ分けが絶妙。タッチの差で取れなかったり、ドロップが無ければ400ヤード越えしていただろう。完璧なプレー。WRアダムスは貫禄の156ヤード2TD。過小評価されている代表格。WRスキャントリングが2番手に台頭。2つのドロップがあったが、存在感を示した。ラザードもしっかりと目立ち、アーロン・ジョーンズも良し。良いとこだらけのオフェンス。OLもグー。

 

逆に余裕があると、ディフェンスはしっかりしろよと。4Qだけで24失点は取られ過ぎ。多少焦る。アレクサンダーがDBのリーダーに。サックにインターセプト。獅子奮迅。ブラウンズファンとしてはフィールドに立つLBカークシーを見るだけで胸に熱いものが。怪我に気をつけて頑張れ。

 

序盤立て続けにジェットスイープ。後半はロジャースのロングボム。パッカーズとしてはここ数年でのベストゲーム。やっぱりロジャースオフェンスは楽しい。

 

バイキングス 

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RBテルビン・クック

 

クックはもっと距離を稼いだ印象があったが、12回50ヤード。マティソンは半分で50ヤード。しかし、エンドゾーン前での強さで2TD。本領発揮はもう少し先。カズンズはあれよあれよと点差が開き苦しい展開。4Qでやっとシーレンに漸くパスが通り始めた。遅し。注目ルーキーWRジェファーソンは2キャッチ20ヤード。こちらも本格化には時間が掛かりそう。

 

どうしたバイキングスディフェンス。40越え失点なんて、いつ以来だ。やはり懸念のCB。二枚抜きされ、経験の浅い選手が先発。ヒューズが3年目でホルトン2年目。グラドニーが早くモノになってくれないと。ロジャースに思いっきり両サイドを狙われてしまった。

 

最悪の開幕となってしまったバイキングス。ディフェンスの崩壊で、ホームで地区最大のライバルに大敗。それでも、ジマーは冷静さでしっかりとチームを作り直してくるはず。タレントは揃っている。次戦は先手を取りたい。

 

WEEK1 パッカーズ 43ー34 バイキングス 

WEEK1 シーホークスvsファルコンズ

シーホークス

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QBラッセル・ウィルソン

 

凄いなウィルソンは試合を通じてランが止められがちでも、広い視野はワイドオープンのレシーバーを的確に見つけ出す。開幕戦、圧巻の322ヤード4TD。メトカフ、カーソン、オルセンにTDパスを投げ分けた。オルセンエンドゾーンのビッグターゲットになる。ロケットもしっかり存在感を見せ、後少しで100ヤード。後はペニーが怪我で不在の間、カーソンと新加入カルロス・ハイドがどの程度ランオフェンスを牽引できるか。今年も強いシーホークス

 

やはり注目はジャマール・アダムス。1サックで存在感。ディグスも1インターセプトで、このS陣は相当手強い。しかしながら、点差が開くとパスは通され放題。まあ、フリオを止めるのは無理だとしても、4Qには少し焦らされる展開。そこは誤算。

 

敵地で最高のスタートを切ったシーホークス。個人的にはNFCの本命。今年はクラウドノイズの後押しは無いが、キャロルとシーホークスに不安無し。

 

ファルコンズ

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WRフリオ・ジョーンズ

 

もう、頭おかしいでしょうフリオ・ジョーンズ。そりゃ、点差も開き、若干マークが緩くなっている展開とは言え、あんな球取ります?取れると思って追えます?最早、異次元の157ヤード。酔わされるは。それに引っ張られたのかリドリーも130ヤード2TD。エンドゾーンではよりマークがキツくなるフリオの恩恵もある。

3番手ゲージも114ヤード。3人100ヤードオーバーで負けかぁ。ガーリーはイマイチながら、TDラン1つ。これから更なる良化を期待したい。

 

要所でダメなディフェンスは相変わらず。ファーストプレーをサックで後退させるが次のパスで3rdダウンショートにされてしまう。折角のサックが無意味。もう一つのサックでも次のプレーでパスインターフェアで1stダウン献上。チームからため息が漏れそう。

 

ライアンの勝ち身の遅さもあるが、メンバーを替えても勝負弱さのあるディフェンスはここ数年の大弱点。ライアンはほっておいても点を取ってくれる。粘れるディフェンスが必要。どうにかならんか、ダン・クイン。ここを替えて欲しくてHCに請われたはずでしょうが。クインになってからのほうが弱い。より弱い。

 

WEEK1 シーホークス 38ー25 ファルコンズ

WEEK1 ベアーズvsライオンズ

ライオンズ

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RBエイドリアン・ピーターソン

 

なぜ勝てないのか不思議。なぜの嵐。オフェンスは的確にボールを進めていたと思う。NFC北地区に帰って来たピーターソン。キレッキレな走りで3Qロングケインを連発。嬉しいなぁ。あのガッツ。悔しがり方。やはり素晴らしい選手。スタフォードもブランクを感じさせないプレー。どたどた走るスクランブルも変わり無し。ベリーキュート。そして、無念はルーキーRBスウィフト。最後のパスドロップは再逆転の決勝TDになっていたのに。苦いデビュー戦。難しいボールだったけど。

 

なぜ、終盤に乱れるのか。追い上げられるとバタバタしてしまうディフェンスは相変わらず。4Qだけで3TD奪われて21失点。4Qは特に粘り強く守らねばならないのに、淡白。本来、気持ちを締める意味でもリーダーシップを取って欲しかったジェイミー・コリンズ。彼が1Qに退場してしまったのも痛手。

 

こんな試合、ライオンズではよく見るなぁ。強いのに勝ち切れない。いい試合をしていても、最後にうっちゃられてしまう。パトリシアになって多く感じる展開。同じことの繰り返し、パトリシアの解任も今シーズン中にあるかも。正念場だ。

 

ベアーズ

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QBミッチェル・トルビスキー

 

フォールズ加入がプラスに働いたのかトルビスキー。元々、終盤に強いタイプ。3TDを4Qに集めて華麗な逆転勝ち。らしさ爆発。コーデラル・パターソンを上手く使えそう。もちっとキャリーさせても面白い。WRでも使って欲しい。チームとの関係悪化中のロビンソンよりもアンソニー・ミラーが素晴らしいTDパスキャッチ。球際に強くなった。こりゃロビンソンのトレードもあるか。グラハムも移籍のご挨拶。強いフィジカルでボールをもぎ取ってのTD。グラハムらしさが戻って来た。

 

ディフェンスは心配。マックが全く目立てず。復帰のヒックスが一人気を吐いたが、パスラッシュが受け止められ、スタフォードに届かない。こんなベアーズディフェンスってあまり見た記憶がない。

 

トルビスキーが見事なカムバック勝利。シーズンの滑り出しとしては最高の開幕戦。逆にディフェンス陣が心配だが、最後耐え切ったところも自信になる。マックも怪我を抱えていたらしいので、傷が癒えて来たらディフェンスも上向くでしょう。

 

WEEK1 ベアーズ 27ー23 ライオンズ

WEEK1 スティーラーズvsジャイアンツ

ジャイアン

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LTアンドリュー・トーマス

 

やっぱ評価していた選手ですので、目は行ってしまいますわな。それでもOLが崩れるのは右サイドが多かった。デビューは上々。フットワークも良く、連携が深まればもっと向上する。ダニエル・ジョーンズは変わらずジム・キャリー似。1年経って更に似ている。プレーは良くなったのか、分からない。やはり無理して投げての2インターセプト。コンタクトとされてなければ素晴らしいパスを投げるのに。惜しい。スレイトンへのロングボムは弾道の綺麗さも良かった。不安はバークリー。全く走れず、15回6ヤード。昨シーズンの序盤と同じ。パスキャッチでは60ヤード。体は万全のようで、いずれは復活してくれると信じたい。

 

ラインが活躍。ローレンスとウィリアムスが1つずつサック。やはり、LBに物足りなさを感じてしまう。マルチネス頑張りや。

 

そもそも最初の3点のFGに終わってしまったドライブ。ダニエル・ジョーンズのパス失敗?いやいや、どう見てもファンブル。それをOL持ち込んでTDの場面。レッドフラッグ投げないの?オフィシャルレビューも無し。いやいや完全にTD。試合展開も変わっていた。ダニエル・ジョーンズもアピールしないと。HCはジャッジですよ。ジャッジに文句は言えないか(駄洒落)

 

スティーラーズ

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WRジュジュ・スミス・シュスター(あるいはジャッジ)

 

こちらも言おう。ビッグベン、お帰りなさい。ルドルフやホッジスの昨シーズン、やっぱ悪夢だった。安定感の違いは、チームの揺るぎなさ。ルドルフもうないでしょ。圧倒的な力の差を見せてくれた。凄い。3TD、インターセプト無し。ブランクも無し。RBコナーが怪我で途中欠場の中、RBスネルが100ヤードオーバー。ロスリスバーガーを楽にした。gameballのスミス・シュスターはファンブルリカバーで。味方のファンブルジャイアンツのディフェンス陣が集まる中、見事にリカバー。いやいや、一旦サイドラインを割っているの審判の目の前でしょ。それでも、青いユニフォームが入り乱れる下でたった一人、黄色いユニフォームがボール守っていた。その執念に引っ張られたのか、審判よ。

 

ディフェンスも安定感があった。TJ・ワットのインターセプトはもう人知を超えている。一瞬の嗅覚は人間離れ。ヘイワードもインターセプト。ラインの活躍で、最近のLBコレクターぶりからすると、スティールカーテンが戻って来た。らしいっちゃ、らしい。

 

やはり、地区内ではレイブンズの対抗馬。ま、ブラウンズファンの私から言うのはなんだが、レイブンズを止められるのはスティーラーズしかいない(涙) 

 

WEEK1 スティーラーズ 26ー16 ジャイアン

 

WEEK1 レイダースvsバイキングス

レイダース

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RBジョシュ・ジェイコブス

 

カーが己を取り戻したのか。まだ信じられないが、ここ3年では最高のプレー。慌てず騒がず、ポケット内での落ち着きが戻ってきた。私の好きなポケットパサーの典型例。久々に惚れ惚れ。TDパスは1つだけ。それも新加入アゴラー。1キャッチで目立ったなぁ。そして、ジョシュ・ジェイコブス。100ヤードには届かなかったが3TDラン。コンスタントにゲインしてくれる安定感。昨シーズンより成長している。注目のルーキーWRヘンリー・ラグ。活躍したとは言えないが、チームトップの55ヤード。これからに期待。

 

ディフェンスはやられた印象。マカフリーを前半は抑えたが、後半にやられる。一時は逆転を許す30失点。Sエイブラハムのサイドラインでの表情が全てを物語る。

 

攻撃にリズムが戻り、グルーデンの理想とするチームに一歩一歩一近付いている印象が強い。カーがこの調子を保てれば、チーフス と良い試合をしてくれそう。マホームズにはまだ勝った事がないレイダース。今年こそ頼む。

 

パンサーズ

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WRロビー・アンダーソン

 

よく考えてみたら、同期対決。36位のカーと32位のブリッジウォーター。何か違った感慨が湧きますなぁ。大怪我から復帰4チーム目で久しぶりの開幕先発。期待に応える見事なクォーターバッキング。前半は抑えられたマカフリーも1試合を通じて黙っている訳にはいかず2TDラン。変態レシーバー、ロビー・アンダーソンは75ヤードのビッグボムキャッチ。難しいボールを涼しげに取ってしまう。相変わらずいいね。

 

ディフェンスはやはり苦戦。キークリーの不在は如実。ジェイコブスは分かっていても止めきれない。パスラッシュも受け止められ、カーを焦らせる事ができない。サックはチームで1つも無し。あわわ。

 

地味に苦しいK状況。結果4点差。PAT失敗はFGでは同点に出来ない点差に開いてしまう失態。既にキッカー受難が始まっているNFL事情。スレイにとっても他人事ではない。

 

下馬評では全体1位争いのパンサーズ。この試合でそこそこやりそうに変わって来る。やはりブリッジウォーターはそこそこやるし、攻撃陣は多彩。それに引き換えディフェンスが、、、リベラ親分時代とは真逆のチームカラー。

 

WEEK1 レイダース 34ー30 パンサーズ