NFL全試合観戦記

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WEEK3 レイダースvsペイトリオッツ

レイダース

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Sジョナサン・エイブラハム

 

前週迄の強さが影を潜めたレイダース。こんな風に変わってしまうのが試合までに1週間あるNFLの面白さ。売り出し中、TEウォーラーが2回9ヤード。ここまで抑えられてしまうとは。ジェイコブスは軽快だったが、珍しいファンブルロスト。カーもインターセプトはなかったが、ファンブルロスト2つ。そのうちの一つがリカバーTDを奪われてしまい、決定的な差に。レンフローがTDパスキャッチ。心の底から良い選手だなぁ、と思う。

 

Sエイブラハムがインターセプトを奪取。マックス・クロスビーが2サック。2年目の若手ディフェンス選手がチームを引っ張る。この試合はオフェンスが足を引っ張ってしまった。ランディフェンスも酷く、パワータイプのRBにはいつも苦戦。

 

まだ、未完成なチーム、レイダース。強さも脆さも併せ持つ。魅力は十分だし、カーも復活基調。時には負けるさ。下を向かずに行こう。

 

ペイトリオッツ

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RBレックス・バークヘッド

 

苦戦必死と思われた試合。しかし、ランオフェンスで活路を開く。ミシェルが9回のランで117ヤード。バークヘッドはパス1でつ、ランでも2つのTD。パワフルな走りは破壊力充分。3番手 RBテイラーも堅実にゲイン。ニュートンの走りはフェイクでも効く。ここまで、ランでゲームをコントロール出来れば、そりゃ勝つのは簡単。サイドラインのニュートンもおどけてリラックス。ベリチックに見つかったら、怒られるぞ。

 

ディフェンスの健闘が2勝1敗の好成績を支えている。特にウィノビッチの動きが目立つ。金髪で長髪。そこも目立ちますやん。ディフェンスが押し込んでセーフティかと思ったら、タッチダウン。本当によく点を取ってくれるディフェンスだ。

 

次週、というか明日はチーフス戦。全力で応援しようと思っていたところでニュートンのコロナ陽性、チーフスの選手にも陽性選手が現れ試合は延期。コロナについては言いたいこともあるが、ただただ、早く収束する事を祈りたい。

 

WEEK3 レイダース 20ー36 ペイトリオッツ

WEEK3 ベンガルズvsイーグルス

ベンガルズ 

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WRティー・ヒギンス

 

5Q戦っての引き分け。ご苦労様でした。バローのミスのしなさは尋常ではない。312ヤード2TD。インターセプトはしそうにないな。1本やばいのはあったけど。グリーンに投げるのは苦手か。ボイドが125ヤード、ルーキーのヒギンスは2TD。何か寂しいぞ。やはりOLは何とかしないとね。TEのヘルプがあっても簡単に間を割られてしまう。バローが受けたサックは8つ。反則やヒットも沢山受けている。それで、この安定感は末恐ろしい。もう、既にベテランQBの雰囲気を持っている。

 

あまり強くないランディフェンスは健闘。サンダースに100ヤード走られず。ウエンツにはかなりやられたが、ウエンツのパスの不安定さに救われた。ジャストのパスが少なかった。最後は何とか引き分けに持ち込めたのは良かった。

この引き分けのダメージはイーグルスの方が大きかったと思う。

 

またも勝てず、OL、ランディフェンス、DB。問題は大きい。このチームでバローの才能は突出している。テイラーさん、その才能を腐らせません様に。

 

イーグルス

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DTフレッチャー・コックス

 

どうしたウエンツ。インターセプトが現在ワースト。そこから来るイップスなのか、パスのオーバースローが多い。パス成功した時も手前手前。29回成功で225ヤードは少な過ぎる。決まるのはショートパスばかり。デショーンも怪我で試合から引き、 RBもサンダースだけ。ペダーソンのチーム作りにも問題はあるが。ジョフリー、リーガー、ゴダート、ディラードがIRという事態。オフェンス低迷の責任をウエンツに全て負わせるのはフェアではない。

 

得点力が低下している中、ディフェンスは8サック。OTで再三の好ポジションをオフェンスに渡しても、FGエリアにも入ってくれない。フラストレーションが溜まる展開。

 

とうとうウエンツが先発降格。確かに自信を失っている状態は誰が見ても分かる。しかしながら、ペダーソンの指揮にも疑問。とりあえず、ジェイレン・ハーツを見れることは嬉しいが、ペダーソンのベストマッチはフォールズ以外にあり得ない。

 

WEEK3 ベンガルズ 23ー23 イーグルス

 

追記 すみません。またも情報が間違っていました。ペダーソン、ウエンツを降格に、というツイートを見かけ、正確な情報だと思い込んでしまいました。謹んでお詫びします。

WEEK3 パッカーズvsセインツ

パッカーズ

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WRアレン・ラザード

 

この試合をもってロジャースは完全に戻って来たと推測が確信に変わった。もう手が付けられない。インターセプトをしない。しっかり勝負どころを知っている。際きわのところへボールをデリバリー。そこへ走り込むのはラザード。146ヤード1TD。無名中の無名の選手。アダムスの不在を感じさせないロジャースの凄さ。追い掛ける展開でも、これだけ力を発揮出来るのはロジャースだけ。マホームズと対等に戦えるのはロジャースだけかもしれない。

 

ディフェンスはカマラ1人にキリキリ舞い。タックルミスを連発して奪われたTD。ショックは大きい。DTケケが台頭している。1巡ディフェンス選手が圧倒的な活躍をしないパッカーズ。5巡6巡の選手の目利きが良い。正直ドラフト上手いのか下手なのか、ちっとも分からん。

 

もう一つスタッツ紹介。ロジャースは1巡指名選手へのTDパスはキャリアで2つだけ。それも、ここ2年元ジャガーズのドラ1TEメルセデス・ルイスただ一人。マニングは293。もうパッカーズのドラフトの偏りの癖が凄い。

 

セインツ

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RBアルビン・カマラ

 

カマラのフィジカルに酔う。4つのタックルを軽やかに外してのTD。驚愕の身体能力。捕まりそうで、捕まらない。最高のクイックネス。ちょっとやそっとでは止まらない。圧巻のTDパスキャッチを含めて13キャッチ139ヤード2TD。もうトップ WRのスタッツですやん。試合の流れを変えたのがテイサム・ヒルファンブルロストというのが辛い。あらゆる場面でチームへ貢献してくれた選手。下を向かないでくれ。ブリーズは3試合では1番良かったと思う。カマラに救われた感もあるが。OLはしっかりと被サックなし。ブリーズを守り切った。

 

ロジャース相手では少し苦しいディフェンス陣。不振のDBでは止められない。サックはベテラン、デマリオ・デービスの1つ。ターンオーバーをしないロジャースからインターセプトが欲しかった。

 

ブリーズも衰えているかなと思ってしまったこの試合。この展開で負けるブリーズってあまり記憶にない。最終的にはプレーオフに行けそうだが、今年は苦労しそう。でも、逆に序盤苦しんだ方が大舞台の結果は違ってくる。

 

WEEK3 パッカーズ 37ー30 セインツ

WEEK3 ライオンズvsカージナルス

ライオンズ

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QBマシュー・スタフォード

 

何度も負けフラグが立ちながら、粘り強く反攻。見事に初勝利に繋げたスタフォードに拍手。インターセプトを逆転出来なかったりのピンチ。開幕からの流れで行けば敗色濃厚。チームのオフェンスを救ったのはベテラン達だった。ピーターソンが22回キャリー。前週は7回。ランオフェンスのバランスが悪い。今週はスウィフトがキャリー0。ジョンソン3回。もう少し多彩なRB陣を上手く使いたい。

 

ディフェンスは底力を見せた。再三のピンチを凌ぎ、マレーから3インターセプト。それでも、点差が広がらない中、最後まで緊張の糸が切れなかったのは立派。話題のCBオクーダがデビュー戦でインターセプト。だが、ジャガーズヘンダーソン然り、NFLに対応するには時間が掛かりそう。だが、大成することも間違いない。

 

3人目のベテラン、プレイターが同点、決勝FG黙々と仕事を続けるキッカーは信頼出来る所で成功してくれた。パトリシアは救われた形。後半崩れる癖のディフェンスが4Qを無失点。パトリシアは延命された。それが良かったか悪かったか。もう少し先を見ないと。

 

カージナルス

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WRアンディ・イザベラ

 

好調のチームがホームでライオンズ戦。舐める気持ちが無かったとは言えない。試合展開も不味くはなかった。マレーにはロングパスの精度に欠ける部分がある。しかし、3インターセプトは荒れ過ぎ。珍しい。ホプキンスが130ヤードと相変わらずの強さ。イザベラが2TD。フィッツジェラルドが1キャッチ0ヤード。ターゲットになることも少なかった。やはりフィッツジェラルドが渋い活躍をしてこそのカージナルス。マレーは無理しても投げなさい。

 

要所は抑えながら、まずまずのディフェンス。後半、オフェンスの失速と共に悔しい逆転負け。ただ、インターセプトされてもFGに抑えていたし。粘り強かった。合格点はあげられる。

 

激しい争いが続くNFC西地区。ラムズ49ers共に1敗。シーホークスを走らせないためにも、マレー、キングスベリー頼むぞ。

 

WEEK3 ライオンズ 26ー23 カージナルス

WEEK3 バッカニアーズvsブロンコス

バッカニアーズ

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TEロブ・グロンコウスキー

 

お帰りなさい、グロンコウスキー。まだ、完全復活とは言えないが、6キャッチ48ヤード。後はTD。ブレイディはやはり衰えている。後半の集中力がイマイチ。ただ、前半は相変わらず破綻がない。バッカニアーズ攻略は前半リードして後半を迎える事だろう。エバンス2回2ヤード2TD。好調なのか不調なのかよく分からないスタッツ。ゴッドウィンが復帰してまたしても怪我。ハムストリングの様で、長くかかりそう心配。

 

やってくれるぜボウルズDC。溢れる様なブリッツの嵐。ドリスケルはブリッツに弱い事を見越した連続のプレッシャー。ウィンフィールドなんて、殆どスクリメージにセットしてたんじゃね。浴びせた6サック。昨シーズンにブレイクのバレットが2サック。これから量産が始まるか。

 

ブレイディの試合作りの巧みさとボウルズが立て直しつつある守備。何か良い感じじゃない。暖かい地方はやはりベテランには優しい。セインツがもたつき、パンサーズとファルコンズが勝てない中、いつの間にか首位浮上。NFCは全体的に荒れてます。

 

ブロンコス

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DTシェルビー・ハリス

 

ドリスケルはNFL最後の先発かも。チャンスを貰っても中々結果を出せない。ベンガルズ時代のプレシーズンで見た時は、結構やりそうだったのに。古っ。ブリッツを怖がり手前しか見れない。そこを狙われてヘビーなブリッツを入れられてしまうと逃げることしか出来ない。試合を見ていてよく10点取れたなぁと。代わって登場は元レッドスキンズのマーク・リッピンの甥、ブレット・リッピン。また言っちゃった。ガベッジタイムであったとは言え、気持ち良いぐらいに投げていた。インターセプトエンドゾーンでのもの。見所はあり、ドリスケルよりは。

 

必死のディフェンス。正直、頑張っていたし、踏ん張っていた。ランを止め、パスリフレクトも多かった。ケーシーまでIR、若手も欠場が続く苦しいディフェンスラインの中、シェルビー・ハリスが2サックと一人気を吐いた。

 

怪我人多発。IRに入っている選手のサラリー合計はトップ。苦しいシーズン。そんな中、リッピンは微かな光を持って現れた。チャンスを活かす活かさないはディープに投げれるかどうか。やはり、ドリスケルは全く投げられなかった。控えQBはチャンスを活かすためには投げるしかない。リッピンは投げる。えっ、確かにサーズデイの結果知ってますが、この試合を見た時から思ってましたよ、本当にホント、信じてください。

 

WEEK3 バッカニアーズ 28ー10 ブロンコス

WEEK3 チーフスvsレイブンズ

チーフス

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DTクリス・ジョーンズ

 

あああ、もうええわ。書きたくないわい。凄えよ。そりゃ。385ヤード4TDだって、容赦ないわ。49ヤードのハードマンへのビッグボム。興味ないわぁ。マホームズは汗一つ掻かなかったんでしょうな。ブリッツが後一歩届かない。ブリッツの対処も上手いですね。げろげろ。もう勝てるチームありませんよ。レイブンズディフェンスがこの有り様では。

 

スパグニュオーロのディフェンスは強いラインが根底にある。だから、LBはいつもそれほど良くない。その弱点を逆手にとってスクリメージで勝負。そこを超えられない様なプレッシャーを掛け続けた。前半、ラマーのランはある程度出されても、ロングゲインを阻む作戦。他のRBがゲイン出来ないうちに、マホームズが点差を広げてしまういつもの展開。ラマーにはパスを投げさせろ。DTジョーンズとヘビーブリッツ。作戦ははまった。

 

男前でスマート。信頼も熱く人気者。巨額契約でリング持ち。爺の嫉妬は醜いが、ここまで全てを持っていると、呆れてしまうわ。嫌いやわ、マホームズ。でも、あのフィアンセだけはいらない。そこで、ホッとした気分になって、自分を慰めよっと。

 

レイブンズ

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Rデビン・ダーバネイ

 

レイブンズの一番良かったドライブはガス・エドワーズがキャリーしたドライブ。何故エドワーズのキャリーが4回なのか。ドビンズも1回6ヤード。イングラムを含め、RBのランが12回だけ。ラマーのランを活かせないのはバランスの悪さ。ディフェンスのディスガイズに混乱させられていた。そして、ラマーはパスが下手。ランの脅威はスクリメージです止められてしまうと、ラマーのパスでは打開出来ない。

 

どうしたディフェンス。ブリッツをギリギリで躱されてのロングボム多数。DBも何してたのか。ラッシュは後一歩だったが、マホームズのデコイだった気がする。これだけ何も出来なかったレイブンズディフェンスを見たのは初めてかもしれない。それだけマホームズは遠い存在ということか。脱力。

 

ダーバネイのおかげで久しぶりにキックオフリターンのダイナミックさを再認識した。こんな楽しいプレーを見て、リターンを無くしましょう、なんて有り得ない。

 

WEEK3 チーフス 34ー20 レイブンズ

WEEK3 ベアーズvsファルコンズ

ベアーズ

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QBニック・フォールズ

 

どうして開幕先発ではダメなのか。開幕先発したシーズンは全然ダメ。リリーフすればスーパーボウル制覇。不思議QBフォールズ見参の巻。それでも、代えられるほどトルビスキーは悪くなかったと思う。さてはナギーよ、QB交代のチャンスを伺ってたな。自らの45ヤードランをTDに繋げる辺りまでは良かったトルビスキー。インターセプトは頂けない。フォールズはスムーズだったが、4Qに極端に弱いファルコンズディフェンス相手では評価は難しい。しかしながら、シーズンのリリーフで何かを起こすフォールズ。ジンクスが継続しているのか、気になるところ。

 

今年のディフェンスは少し甘く考えなくてはいけない。WEEK3までの得点は史上最高とのこと。いかにクラウドノイズがディフェンスの力になっていたのか分かる。序盤ファルコンズオフェンスの破壊力に押されたが、4Qはキードライブを3アンドアウトに抑え切った。本当に重要な局面で耐え凌いだ。マックとニックス、合わせて2サック。ベテランの調子が上向いて来ている。

 

次戦フォールズ先発。やってくれたなぁ、ナギーよ。3連勝でフォールズに交代。そして、ミスターシンデレラ、フォールズ降臨。新たなシンデレラストーリーを作るのか。この試合のプレーを見る限り、期待十分。

 

ファルコンズ

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WRカルビン・リドリー

 

どうして4Qに別のチームになってしまうのか。試合は4Qまであるんだぜ。この試合はディフェンスだけを責める訳にはいかない。4Qはオフェンスも悉く3アンドアウト。特に3rdダウン5でのヒルヘのパスはドフリーで完全なドロップ。一つでも1stダウンを取れていたら、負けはしなかっただろう。3Qまではやはりオフェンスの強さが際立つ。しかし、攻撃がダイナミックな割に26点は少なく感じる。リドリーはフリオなしでも100ヤード。1人でも活躍できる事を証明。ガーリーもコンデションは上がっている。

 

それでも16点差を逆転される責任の大半はディフェンスにある。ダン・クインにも勿論ある。ファールズにQBが変わって、後方を厚くしたが、効果は全くなかった。プレッシャーに弱いフォールズとベアーズOLには願ってもない展開。どうかしてる。

 

Kクーも大事なところでロングキックを外してしまう。全てがチグハクで後半のチーム力の無さには愕然とさせられる。3連敗は致命的。チームのポテンシャルは高いのだが。誰かを変えないと、スーパー進出以降、毎年見ている光景が再現されてしまう。ねぇ、クインさん。

 

WEEK3 ベアーズ 30ー26 ファルコンズ