NFL全試合観戦記

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WEEK9 ドルフィンズvsカージナルス

ドルフィンズ 

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Kマイルス・サンダース

 

低迷が続いていた両チームが上向いての試合。こんなに良い試合になるとは。ここ数年では考えられなかった。若い両QBに感謝。将来的にはスーパーボウルで再会したいところ。前週はトゥアの力無しでの勝利。今日も活躍したとは言いがたいが、それでも勝つ。やっぱり持ってるわ。RBは台頭したガスキンがIR入り。ハワードはTDがあったが低迷。レアードは1ヤードも走れず、全く無名のアマード登場。この先も苦しい。レシーバー陣も帯に短き。逆に誰が出て来てもそんなに力が変わる訳ではない。勝利にはトゥアの力が必要になって来る。

 

頼りになるディフェンス。この試合もいきなりのファンブルをリターンしてのTD。シャック・ローソンの動きがもう、アレ。ただ、その後はラッシュを上手く避けられたマレーを止められず、苦戦。ハワードもホプキンスの老獪なプレーにハマりパスインターフェアを連発。反則が多かった。

 

ディフェンス出身HCが少なくなる中、フローレスは応援したい。バンノイの加入が大きかったと思うが、ディフェンススタッツは大きく改善。トゥアがという宝が加入して、プレーオフ見えて来た。後はペイトリオッツ戦を落とさない事。

 

カージナルス

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QBカイラー・マレー

 

マレーが走る事でリズムが出ているオフェンスは楽しい。ノーハドルはマレーにぴったり。相手ディフェンスを十分翻弄していた。悔やまれるのは最初のファンブルロストからのリターンTD。その後は見事にランとパスとバランスの取れた攻撃。ランは106ヤード。パスは283ヤード3TD。ドレイク故障でチェイスエドモンズが先発RB。マレーの2番手と見れば及第点。カークが100ヤード越え、ホプキンスは相手反則を誘発。オフェンスは機能している。

 

不運な反則を取られたりもしたり、少し、カージナルスのディフェンスの評価は難しい。良いようで悪い様で。チャンドラー・ジョーンズの不在は明らかに痛い。それでも、そこまで酷く見えないのはオフェンスのおかげかも。

 

強気のキングズベリーがラストの4thダウン1をギャンブルせずに同点を狙ってゼインのキックを選択。正直、ゼインの勝負弱さはブラウンズ時代、煮湯を飲まされて来たので、危険だなぁと。やはり、キックがゴールに届かず、試合を落とす羽目に。ゼインはシーホークス戦の決勝FGを決めたが、その前に1つ外している。やはりスタイルを変えてはいけない。強気で行かないと。

 

WEEK9 ドルフィンズ 34ー31 カージナルス

WEEK9 シーホークスvsビルズ

シーホークス 

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DTカルロス・ダンロップ

 

乱調ウィルソン。今シーズンで2試合目の大乱心。序盤でのピック6。エンドゾーンでのインターセプト。挙げ句の果てにはファンブルロスト。自陣深くでのターンオーバーは痛い。やはり、意外。それ程のラッシュは受けていないが、OLに信頼を置けていない様な。メトカフ効果か、ムーアが存在感を示し始めている。ロケットのマークがキツい時、ムーアが力を発揮してくれればレシーバー陣に穴はなくなる。やはりランは厳しい。コリンズのチーム復帰も良い時からは見劣りがする。フィジカルが上がって来れば、以前の走りを見せて来れると期待したい。

 

ベンガルズのソウル、DTダンロップが加入。いきなりサックを上げ、早くもチームに溶け込んだ。正直、キャロルが嘆くのが分かるディフェンスの現況。ダンロップの様な選手がDLに入り、ディフェンスリーダーになって欲しいという期待感がある。アダムスも復帰。まぁ、次週に期待しましょう。

 

NFC西の快進撃も止まりつつある。そりゃ、全チーム勝ち続けるのは難しい。キャロルの理想のディフェンスとまでは行かないが、ウィルソンにおんぶに抱っこではいけない。それにしても、今思えば、リージョン・オブ・ドームって、とんでもなかったな。

 

ビルズ 

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QBジョシュ・アレン

 

アレン爆発。ただ、ただ爆発。415ヤード3TD。もうランいらなくね。うん、いらない。もう、アレン走れば良い。RBはモス推しも9回18ヤード。もう、アレンでええわ。ジョン・ブラウンが復活の99ヤード。怪我がちから復活が近い。安定のディグスが118ヤード。このコンビに加え、ビーズリーを上手く使えるアレン。ランオフェンスも、と言うのは贅沢かな。

 

クラインのファンブルフォースは凄かった。走り出すウィルソンに襲い掛かってのサックも。クラインの2つを含めてチームで5サック。ホワイトのインターセプトもあり、奪ったテイクアウェイは4つ。それで、34失点は、ただただ、ウィルソンが凄いと言う事にしておきましょう。

 

放送中に画面に出た記録で前半リードした時、マクダーモットは24勝1敗。こう言うスタッツはベリチックだけだと思ってました。ビルズが新たなAFC東地区のダイナスティを作ったとしても不思議ではない。

 

WEEK9 シーホークス 34ー44 ビルズ 

WEEK9 レイダースvsチャージャーズ

レイダース

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LBニック・クイアコスキー

 

よく勝てた。どちらも譲らぬ同地区のライバル。カーはそれ程悪くなかったが、スタッツを見ると意外。165ヤード2TD。こんな少ないんだ。ランはエース、ジェイコブスがハマらず、ブッカーがバックアップ。どちらも60ヤード越えて1TD。共同作業でランを機能させた。がっぷり4つの試合。試合を決めたのは相手のターンオーバーからのドライブをしっかりとFGに結び付けたカー。そこでの5点差、TDが必要という条件がディフェンスの気持ちを楽にした。

 

ディフェンスでは芯が出来つつある。元々、DTは渋く良い選手を揃えている。パスラッシャーはクロスビーが伸びてきた。後ろにはエイブラハムが君臨する。後はLB。ベアーズで今一歩ブレイクしきれなかったクイアコスキーが先発に定着で初の二桁タックルを記録。守備の安定には不可欠な選手になりそう。

 

前半終了間際、残り30秒ぐらいで自陣深めでパスプレー。同点に追いつかれ、焦ったのかニーダウンでも良い場面。パスをコールしてからのファンブルロストで3失点。勝ったから良かったものの、負けたら敗戦の責任を負うべきミスコール。グルーデンよ、勝ったから良かったものの。

 

チャージャーズ

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QBジャスティン・ハーバート

 

何とか勝たせたい。ハーバートの負けた試合は全て1ポゼッション差。最大でも7点。最後もTD寸前のパス。マイク・ウィリアムスが体を投げ出すもキャッチは出来ず。残念。毎試合300ヤード近くは投げるハーバート。勝ち運がないハーバート、腐らないでくれ。やはり4Q、ヒルがリターンでのファンブルロストは痛恨。ここで、しっかりと3点取られ、試合の行方は決まったも同然。

 

実際、低迷しているのはディフェンスかもしれない。ここ5試合は平均で30失点越え。勝ったジャガーズ戦も29失点。ボサ欠場でパスラッシュに威力なし。ルーキーLBマレーも中々、存在感を示せない。壁を越えて活躍して欲しい。

 

やはりKも問題。バジェリーが1本外し、その3点が入っていたら、と結果論も言いたくなる。粘って負けてしまうと疲労は倍増。それが続いている状態は良くない。緊張の糸が切れると、大負けが続きかねない。それはそれでチャージャーズっぽいなぁ。

 

WEEK9 レイダース 31ー26 チャージャーズ

WEEK9 ブロンコスvsファルコンズ

ブロンコス

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WRジェリー・ジュディ

 

悩ましいQBロック。前半戦の酷さ。前の試合、前半戦で1stダウン2つ。この試合は5つ。おお、倍増。喜んでる場合ではない。エンジンの掛かりが遅過ぎる。簡単にインターセプトを投げてしまうところも。4Qになると急発進。2試合合計4Qだけで5TD。試合のマネージメント能力が無さ過ぎる。見てると面白いけど。ランが中々出なかったことも苦闘の要因。でも、フリーマンの様なパワータイプの方がファルコンズディフェンスには良かったと思うが、キャリー0。ジュディは初の100ヤードゲーム。持ち前のシュアハンドで輝き始めた。

 

前半、全てのドライブを得点に繋げられた。ランは止めていたとは言え、ライアンに自由自在。DT2人で2サック。チャブが試合から消えている時間が長い。値千金のインターセプトはSシモンズ。チームのディフェンスリーダーに成長している。

 

勝ち身が遅く、ファンは苛々。後半の追い上げはもしや、と思わせてくれるが、そうそう奇跡は起こらない。奇跡で勝つより実力で勝ちたい。それがロックには必要。ロックの資質。フランチャイズQB論争が再燃しそう。マニング以降の迷走は止まらない。

 

ファルコンズ

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WRオラマイド・ザキアス

 

ランは相変わらず低迷。ガーリー、ヒル共にキャリー平均3ヤード。それでも、しつこく真ん中を突いた事が、ライアンのプレイアクションが通り易い一因でもある。更にリドリー離脱、ゲージ怪我がちでザキアス登場。ユニフォームの表記では読めまへん。103ヤード1TDはフリオの上。ヘイデン・ハーストも良い活躍。ゴンザレス程ではないが、ライアンの好きなタイプのTE。大事なところで頼りにしている。

 

復調気味のディフェンスでも、何度も食らった4Qの悪夢は払拭出来ない。やはり4Qドタバタしていた。逆転不可能なぐらい圧倒的に貯金してくれたオフェンスにお礼をしなければ。

 

漸くファルコンズ本来の強さが出てきた。これから戦うチームは手を焼くだろう。特に同地区のセインツ、バッカニアーズは舐めていたら痛い目を見る。もちろん、ファルコンズはまだ、プレーオフを諦めてはいない。

 

WEEK9 ブロンコス 27ー34 ファルコンズ

WEEK9 ジャイアンツvsワシントン

ジャイアン

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RBアルフレッド・モリス

 

このブログ読んだな、ダニエル・ジョーンズ。ターンオーバー無しは今シーズン初ではないか。しかし、ファンブルは2つ。必死で抑えてロストしなかった事は評価。何とかランを出したいチーム事情。計7人がキャリー。アラウンド、リバースも含め何とかしたい気持ちがありあり。心情を受け取ったモリスが古巣への恩返し。9回67ヤード。ゴールマンも68ヤードとダニエル・ジョーンズがトップラッシャーであることの歯止めになった。そして、突如現れたWRオースティン・マック。初TDは直前でダウンでの取り消し。それでも、チームトップの72ヤード。第二のビクター・クルーズを目指せ。

 

耐え忍ぶディフェンスは3インターセプト。後半絶妙なタイミングで飛び出し、勝利を決定付けた。オフェンスとの兼ね合いがあるが、ディフェンスは崩れていない。

 

漸く両目が開いた。2勝目。しかし、ワシントンにしか勝てないのはキツい。ダニエル・ジョーンズはジャイアンツをトレバーカップから引き摺り下ろした。まだ、確定ではないが。ここから、早くワシントン以外のチームに勝ちたい。

 

ワシントン

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WRキャム・シムズ

 

ボールがうろうろファンブルから行ったり来たり。そんなシーンがあったが、ワシントンの現状を現している。何もかも行ったり来たり。アレンが1Qに大怪我で退場。このまま、シーズンエンドが決定。再登場のアレックス・スミス。初TDと3インターセプト。3インターセプトは呆気ないボールだった。その不安を取るか、300ヤード投げた試合勘の戻りに期待するのか。悩ましい。ランが不発の中、WRシムズ見参。ヘルメットから溢れるドレッドヘアーで目立っていたが、初の100ヤード越え。格好ほどに活躍していなかったのね。マクルーリンと良いコンビになりそう。

 

ディフェンスは強い。コンスタントに4サック。惜しいインターセプト未遂もあったし、ファンブルは2つ誘発したが、マイボールにはならなかった。ターンオーバーの多いジャイアンツからテイクアウェイ出来なかったのは無念。

 

サイドラインでOLモーゼスの檄が飛ぶ。あんな迫力で迫られたら、怖い。それだけ、オフェンスに力がなかった。次週スミスが先発。確実に試合に慣れつつあり、期待したい。あれれ、ハスキンス、どこいった?

 

WEEK9 ジャイアンツ 23ー20 ワシントン

WEEK9 セインツvsバッカニアーズ

バッカニアーズ

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QBブレ様

 

もうちょっと何とかしてくれや。ブレ様よ。今週、最も楽しみにしてた試合。オールタイムのTD記録1位と2位の対決。ホームでこれ。たまらんわ。衰えとか関係なく、ただただ酷いブレイディ。前半、無得点で試合終了。アントニオ・ブラウン登場は徒花。とほほ。ブレイディ以上に酷いのはオフェンスのコール。何なんだ。ランが5回。1Qジョーンズはまずまずのゲインをしていたけど、なぜ調子の悪いブレイディのパスに頼るのか。訳分からない。ランでゲインして、攻撃のリズムを整える間もなく、試合は終わってしまった。

 

だが、ディフェンスも褒められたものではない。ばんばんパスを決められる。カマラ、ヒルという飛び道具にディフェンスはズタズタ。OLを割れなかった。

 

ここまで、ホームでやられてしまえば、逆に切り替えられそう。タンパのチームカラーで行けばここから地獄が始まるんだが。ブレイディがチームのポリシーをどこまで変えられているのか。エリアンズの腕の見せ所。

 

セインツ

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QBテイサム・ヒル

 

トーマス、サンダースが戻って来た大きさより、ヒルがいるというだけで、ウエポンが増える感。パスキャッチした後、そのまま、アンダーセンターにセットする。そこからのラン。ワンマンアーミーじゃねえか。フックとして機能されてしまうと、手が付けられない。ブリーズはブレイディとのTD記録合戦。最後はブリーズのTD記録を増やしてあげる余裕の采配。ペイトンは後半、丸々遊んでたな。

 

ディフェンスも手のないブレイディに圧倒的なプレッシャーを掛けた。ブラウン、ヘンドリクセンで3サック。真ん中のプレッシャーが強烈で、ブレイディに時間を与えなかった。ラティモアも復調気味。後半はほぼお休み。楽な試合でした。

 

ブリーズvsブレイディの最後の戦いかもしれないのに、この終わり方では。今一度、プレーオフでの再戦を望みたい。私的にはスーパーボウル候補のセインツが隙なく調整して来たなと。最後にはウィンストンが古巣のホームでひっそり登場。何かこれがこの試合のハイライトだった。

 

WEEK9 セインツ 38ー3 バッカニアーズ

WEEK9 テキサンズvsジャガーズ

ジャガーズ 

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QBジェイク・ルートン

 

ミンシュー怪我で先発はルーキーのルートン。これが中々やります。いきなり1stドライブでのTDデビュー。素晴らしいパス。その後はリードされるも、最後のドライブでスピンターンしてエンドゾーンへ2点差に詰め寄るTDを自ら持ち込む。勝たせてあげたかった。残念なのは2ポイントのパス。雑だった。それでもデビュー戦で300ヤード投げる選手は見所がある。最後の2ポイントで2ヤードを任せられるRBがいない方が問題。ロビンソンは1試合任せられるRBだが、流石に後半疲れは隠せなかった。チャークは146ヤード1TD。試合中に結婚式の写真が放送された。おめでとうさん。

 

しっかりしてくれや。ルーキー初先発、TDでいい流れ。しかし、2プレー後には同点TDを許してしまう。こらこら。ルーキー初先発QB、奮闘中のルーキーRBロビンソン。ディフェンスが踏ん張らないでどうする。

 

ミンシューが怪我でルートン先発。成長曲線が頭打ちのミンシューより、ルートンの方を選ぶべきだと思う。次戦ミンシューの怪我が癒えたら、どちらが先発するのか。注目したい。

 

テキサンズ

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WRウィル・フラー

 

ルートン相手に楽勝、、、とは行かず。見どころの多い好ゲームとなった。ワトソンはマイペース。今年1番良かったと思う。慌てず騒がず、スクランブルのタイミングも良かった。パス成功率こそ、低かったが、ミスはなかった。それだけ、リードしていて安心感はあった。フラーがTDパスキャッチ、クックスがサイドライン際を走り切り53ヤードのTD。ランの低迷は変わらず。デビッド・ジョンソンは怪我の様で心配。

 

ディフェンスはワットは相変わらずの素晴らしさ。これで100サック目。怪我を乗り越えてこれだけの数字を残す。人格も含めて尊敬しています。

 

ホプキンス放出、オブライエンの辞任。ピッチ以外の話題満載のテキサンズ。地区最下位争いから一歩リード。1勝グループから脱出。しかしながら、ドラフト1巡指名権はない。ドルフィンズファンはもっと低迷してくれ!と思っている。

 

WEEK9 テキサンズ 27ー25 ジャガーズ