レイダース
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LBニック・クイアコスキー
よく勝てた。どちらも譲らぬ同地区のライバル。カーはそれ程悪くなかったが、スタッツを見ると意外。165ヤード2TD。こんな少ないんだ。ランはエース、ジェイコブスがハマらず、ブッカーがバックアップ。どちらも60ヤード越えて1TD。共同作業でランを機能させた。がっぷり4つの試合。試合を決めたのは相手のターンオーバーからのドライブをしっかりとFGに結び付けたカー。そこでの5点差、TDが必要という条件がディフェンスの気持ちを楽にした。
ディフェンスでは芯が出来つつある。元々、DTは渋く良い選手を揃えている。パスラッシャーはクロスビーが伸びてきた。後ろにはエイブラハムが君臨する。後はLB。ベアーズで今一歩ブレイクしきれなかったクイアコスキーが先発に定着で初の二桁タックルを記録。守備の安定には不可欠な選手になりそう。
前半終了間際、残り30秒ぐらいで自陣深めでパスプレー。同点に追いつかれ、焦ったのかニーダウンでも良い場面。パスをコールしてからのファンブルロストで3失点。勝ったから良かったものの、負けたら敗戦の責任を負うべきミスコール。グルーデンよ、勝ったから良かったものの。
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QBジャスティン・ハーバート
何とか勝たせたい。ハーバートの負けた試合は全て1ポゼッション差。最大でも7点。最後もTD寸前のパス。マイク・ウィリアムスが体を投げ出すもキャッチは出来ず。残念。毎試合300ヤード近くは投げるハーバート。勝ち運がないハーバート、腐らないでくれ。やはり4Q、ヒルがリターンでのファンブルロストは痛恨。ここで、しっかりと3点取られ、試合の行方は決まったも同然。
実際、低迷しているのはディフェンスかもしれない。ここ5試合は平均で30失点越え。勝ったジャガーズ戦も29失点。ボサ欠場でパスラッシュに威力なし。ルーキーLBマレーも中々、存在感を示せない。壁を越えて活躍して欲しい。
やはりKも問題。バジェリーが1本外し、その3点が入っていたら、と結果論も言いたくなる。粘って負けてしまうと疲労は倍増。それが続いている状態は良くない。緊張の糸が切れると、大負けが続きかねない。それはそれでチャージャーズっぽいなぁ。
WEEK9 レイダース 31ー26 チャージャーズ