NFL全試合観戦記

NFLを見まくります。過去記事https://wutexmgnjgqj.blog.fc2.com/?q

勝手にオールプロ2020 ディフェンス&ST編

DE

チェイス・ヤング(ワシントン)

マイルス・ギャレット(ブラウンズ)

トロイ・ヘンドリクセン(セインツ)

 

キャラクターにも親しみを感じるルーキーキャプテン、ヤング。ギャレットはコンスタントにプレッシャーを掛けられる選手。驚きの飛躍のヘンドリクセン。FAらしく、オフの目玉。

 

DT

アーロン・ドナルド(ラムズ

デフォレスト・バックナー(ラムズ

エンダムカム・スー(バッカニアーズ) 

 

ドナルドはもう現役でいればオールプロは普通。移籍しても変わりなくチームを引っ張ったバックナー。スタッツ以上に存在をもっと評価されて良いスー。

 

OLB

TJ・ワット(スティーラーズ

レオナード・フロイド(ラムズ

カリル・マック(ベアーズ)

 

ワットは誰にも止められない。兄譲りのクリーンさも好感。フロイドはドナルドとの出会いでブレイク。マックは若干の衰えも感じるが、要所での活躍を評価して。

 

ILB

デビン・ホワイト(バッカニアーズ

ラクワン・スミス(ベアーズ)

ボビー・ワグナー(シーホークス

 

ホワイトは新たなキークリーになれる予感。スミスのタックル能力、ボール嗅覚は段違い。衰え知らずのベテラン、ワグナー。後10年は大丈夫。

 

CB

ジェイレン・ラムジーラムズ

ゼイビア・ハワード(ドルフィンズ

JC・ジャクソン(ペイトリオッツ

 

ラムジーのカバー能力はダントツ。ハワードは2桁インターセプト。ジャクソンも試合のモメンタムを掴むインターセプトが多かった。

 

S

アントワン・ウィンフィールドJr(バッカニアーズ

ジャマール・アダムス(シーホークス

タイラン・マシュー(チーフス) 

 

ウィンフィールドのパスブレイクの能力は1年目にしてリーグトップクラス。アダムスの前への突進は多大なプレッシャーをQBに与える。マシューを移籍させたチームが2つあるとは信じられない。

 

K

ジェイソン・サンダース(ドルフィンズ) 

P

マイケル・ディクソン(シーホークス) 

R

コーデラル・パターソン(ベアーズ)

ST

マシュー・スレイター(ペイトリオッツ

 

タッカーばかりではね。ま、タッカーでも良いけど。今年は僅差でサンダースの年。ロングよりコントロール。ディクソンは10ヤード付近に落とすのが上手い。パターソンのリターンの迫力。スレイターはチームの顔ですね。史上最も有名なスペシャチームキャプテン

 

勝手にオールプロ2020 オフェンス編

QB

アーロン・ロジャース(パッカーズ

ジョシュ・アレン(ビルズ)

 

この2人にブレイディをプラス。今年のロジャースはもう完全無比。全くダメだった試合はバッカニアーズ戦だけ。そのリベンジの舞台も用意されている。アレンの機動力と肩。戦況判断、どれを取っても超一流。

 

RB

デリック・ヘンリー(タイタンズ

ニック・チャブ(ブラウンズ)

アーロン・ジョーンズ(パッカーズ

 

2000ヤードの偉業のヘンリー。チャブはチーム躍進の最大の理由。メイフィールドよりもその価値は高い。ジョーンズはロジャース史上間違いなく最強のRB。

 

WR

ステフォン・ディグス(バイキングス)

デバンテ・アダムス(パッカーズ

DK・メトカフ(シーホークス

 

ディグスは文句なしでしょう。アダムスはチームのWR事情もあり、マークが集中する中で、チームのTD記録を更新。メトカフはあのファンブルフォースを追いかけたスピードを含めて。魅せてくれました。

 

TE

トラビス・ケルシー(チーフス)

ダレン・ウォーラー(レイダース)

 

ケルシーがセーフティバルブのマホームズは幸せ。ディープに走っても完全弁。試合によって波はあるものの、ウォーラーの破壊力は相当なもの。

 

C

JC・トレッター(ブラウンズ)

 

移籍直後の低迷からOLの大黒柱に。トレッターの安定感により、グレードアップしたOLはトップクラス。久しぶりのプレーオフ進出の影の功労者。

 

G

クエントン・ネルソン(コルツ)

ゲイブ・ジャクソン(レイダース)

 

もう引退するまで、オールプロはネルソンでしょう。揺るがないコルツOLの象徴。ジャクソンはカーのプレーの安定に貢献していた。

 

T

ジャック・コンクリン(ブラウンズ)

オーランド・ブラウン(レイブンズ)

 

コンクリンが来てくれた事でブラウンズのOLは格段に落ち着いた。ありがとう。ラマーが思い通りのプレーを出来るのはブラウンがラインにいてくれるから。機動力の高いブラウンは隠れたラマー、ラン爆発の助演賞。

勝手にAWARD2020

さて、レギュラーシーズンも終わり、残すところ後3試合。

 

ここで恒例の個人のエコヒイキAWARD発表。

 

完全に個人の歪んだ意見なので、深い意味はありません。よろしくスルーお願いします。

 

MVP

RBデリック・ヘンリー(タイタンズ

 

このパスハッピーの時代に2000ヤード超えなんてあり得ない。正直、ピーターソンが最後の2000ヤードラッシャーだと思ってました。パワーと加速は段違い。スクリメージを超えたら、もう止められない。タネヒルのプレーアクションも助けている。地区優勝の立役者。

 

最優秀オフェンス選手

QBアーロン・ロジャース(パッカーズ

 

あの1敗シーズンを超える完璧さ。今のロジャースは無双状態。サポートスタッフが誰であろうと関係ない。OLの守り易さも含めて、今がセカンドピーク。リングへの大チャンス。恐らく実際はMVPでしょう。文句なし。

 

最優秀ディフェンス選手

DEチェイス・ヤング(ワシントン)

 

素晴らしい選手なのは知っていたが、ここまでとは。ラッシュの激しさだけではなく、地味にボールへの嗅覚が素晴らしく、ファンブル後のフリーボールの寄せも段違い。そして、リーダーシップ、明るさ、謙虚さも併せ持つ。全体2位で指名する価値があった選手。

 

最優秀オフェンス新人

RBジェームズ・ロビンソンジャガーズ

 

今時とは思えないランオフェンスを1人で担ったドラ外FA。最後の2試合を欠場ながら、1000ヤードオーバー。レシーブでも344ヤード。孤軍奮闘の印象もあり、この賞に推したい。

 

最優秀ディフェンス新人

Sアントワン・ウィンフィールドJr(バッカニアーズ

 

スタッツもしっかり残したが、それ以上にカバーした時の安定感が凄い。反則なしでのディフェンス。若いDBが浮き足立たないメンタルも父親譲りの才能か。上位指名のDBが当たらないバッカニアーズにあって、大当たりの2巡指名。

 

最優秀HC

デビン・ステファンスキー(ブラウンズ)

 

勝ち越しすら記憶になかったチームをプレーオフ勝利に導いた。特にスティーラーズのホームでの勝利は18年ぶり。ファンになって初のロスリスバーガーからの勝利は泣きました。ありがとうという言葉しかない。

 

カムバック賞

QBアレックス・スミス(ワシントン)

 

涙の復帰。ドラフト指名権全体1位候補のチームに希望を与えた。最後も怪我で欠場だったが、アスミスいなかったら、プレーオフは無理だっただろう。この先は不透明だが、まだ、私は出来ると信じている。再度復活を。

 

ベストドレッサー

グレッグ・ジェニングス(元パッカーズ

 

解説で見たが、役者かと思ったカッコ良さ。スーツがこれほど似合う人はいないだろう。

NFC DIVISONAL バッカニアーズvsセインツ

セインツ

gameball

Rデオンテ・ハリス

 

セインツにとって痛かったのはテイサム・ヒルの不在だろうなと。オフェンスの一手が減ってしまった。それはRBマレーにしても影響はあった。ペイトンはチームにある戦力を存分に活かせるHCだから。1人として無駄な戦力はない。恐らくはヒルに用意していたと思われトリックプレーをウィンストンでTD。ハリスをリターナーに起用してのビックゲイン。そのハリスの怪我も誤算。ガジェットを上手く使うセインツの持ち味が出なかった。トーマスは徹底マークで0キャッチ。トレクアン・スミスがウィンストンからも含め2TD。やはりブリーズのインターセプトとクックのファンブルロスト。ターンオーバーが試合を決めた。

 

才能のあるレシーバー陣を揃えたバッカニアーズエバンスにラティモアを付けるのは当たり前。結果エバンスを1キャッチに抑えながら、多彩なオフェンスに仕事をされてしまった。OLも中々崩れなかった。サックは1。ブレイディに迫れず。

 

ブリーズの戦いは終わるのか。この後、ゆっくり考えるべきで、G+の放送でラルフが引退引退うるさかった。ホントにアホか。本人が決めることを憶測でメディアに載せるな。

 

バッカニアーズ

gameball

LBデビン・ホワイト

 

ベンジャミン・バトンかっ!ブレイディ、若返ってやがる。見た目も若くなってない?昨シーズン終盤から今シーズン序盤、絶対にプレーオフは無理だと思っていた。コンビネーションが合って来るとOLとの呼吸もバッチリ。バッカニアーズのチームカラーをガラッと変えた。問題児、ブラウンとフォーネットを御せるのはブレイディしかいない。

 

ホワイト復帰はモンスター凱旋。いるだけで頼りになる。今、ワグナーに並び立つILBはホワイト以外にいない。若手DBが少し荒さが目立ち反則が多い。そこら辺は若さ故か。伸び代は青天井。

 

まさかバッカニアーズがチャンピオンシップに行くとは。衰えていると思ったブレイディが安定感あるプレーで強いディフェンスとの信頼関係も強くなっている。本当にブレイディの加入でチームポリシーがここまで変わるとは。次はランボウフィールドの寒さが敵。ジレッド育ちのブレイディには寒い中でのプレーは慣れている。期待したい。

 

NFC DIVISONAL バッカニアーズ 30ー20 セインツ

AFC DIVISONAL ブラウンズvsチーフス

ブラウンズ

gameball

みんな

 

もちろん、全ての選手、コーチ、スタッフ、ファンに感謝しかない。でも、やっぱり悔しい。前半、チャブとハントのキャリーは少ない。ジェッツ戦の繰り返しか、ステファンスキーよ。1試合休んで、自分たちの戦い方を忘れたか。後半、最初のドライブでもランをせず3アンドアウト。部屋でもの投げまくっちまったぞ。ネイキッドも読まれる。そりゃランをやらないから、読まれるわ。その後のドライブから、チャブとハントにボールを持たせて反撃。遅いわっ!チャブが13回しかキャリーせず、ハントと合わせても20回に届かない。この持ち味を忘れたオフェンスが全て。

 

傷んだギャレット。ディフェンスはそれなりに頑張った。ただ、マホームズが本調子なら倍は点取られてただろう。1stドライブでのタキタキのタックルミス。最後のチャド・ヘニーに1stダウン取られた時は完全に脱力しました。

 

色々なこと言いましたが、選手にもステファンスキーにも感謝しかない。厳しいコロナ禍で思う様に施設を使えない中、プレーオフ勝利を堪能しました。今のままではチーフスには敵わない。より良いチームを作って、チーフスに挑んで欲しい。

 

チーフス

gameball

QBチャド・ヘニー

 

マホームズが脳震盪で退場。脳震盪というより首を捻った方が心配。足の指も怪我してしまい、思うようなプレーが出来ない。怪我をする前の2つのTDを見た時、こりゃ敵わねえと声を上げてしまった。怪我で退場後、チャド・ヘニーはインターセプトを投げたが、最後試合を決める1stダウンを奪う執念のスクランブル。パスをコールするリードってアホかと思った瞬間ヘニーの素晴らしい判断。リードはヘニーに救われた。

 

マシューを中心に思い切った読み。スクリーンやブーツレグを完全に読まれていた。思い切った布陣にブラウンズオフェンスは対応出来ていなかった。スパグニュオーロの勝ち。

 

懸念を抱えながら、3年連続のホームでのチャンピオンシップへ。マホームズの首と足が心配だが、勝てば2連覇への道が開ける。そして1週の休息がある。マホームズが歴史になる瞬間まで、もう少し。

 

AFC DIVISONAL ブラウンズ 17ー22 チーフス

AFC DIVISONAL レイブンズvsビルズ

レイブンズ

gameball

すみませんでしたHCハーボー

 

まずお詫びから。レイブンズファンとタイタンズファンの皆様。不愉快な事を書いてしまってすみませんでした。G+のNFLフィルムズの映像でブレイベルとハーボーがお互い和解して、試合後も健闘を讃えあっていました。やっぱりスポーツはこうでなくちゃ。ま、多少の遺恨は選手間にあっても良いし。ただ、あいつは嫌いなままだけどね。二人の優秀なHCは来年も良い戦いを見せてくれるでしょう。

 

試合の方は強烈な風に悩まされたレイブンズ。神タッカーが2つのFGを外す。Cのスナップも安定せず、乱れた。ラマーのランが不発。正直、イングラムにもキャリーさせて欲しかった。ラン1位の攻撃としてはもう少し出来た様な。それでもラン150ヤードか。ラマーが100ヤード走らないとランが良かった印象がない。最後には脳震盪でラマー退場。ルーキーQBハントリーでは逆転の目はない。

 

ディフェンスは本当に良かった。相手にランオフェンスがないことは分かっているが、ディグスにだけやられてしまった。もっと厚いマークをディグスに付けるべきだった。それでも、10失点。ディフェンスは胸を張って良い。あいつはダメ。

 

厳しい環境ではランとディフェンスがキーになるはずだった。雪ではなく風。タッカーが外すんだから、それはもう致し方ない。ラマーは脳震盪。癖にならないと良いが。

 

ビルズ

gameball

CBタロン・ジョンソンあるいは風

 

ランを捨て切ったシーズン。自分たちのオフェンスに拘ったビルズの勝利。パスパスパス。アレンのランを徹底マークされ7回3ヤード。RBによるランオフェンスは9回。アレンの良さを、ただただ出す。しかし、風の強い中、ロングパスは長めに投げる。オーバーしてもインターセプトをされない様なパスに徹した。風が巻いている状況。オフェンスは思う様に進まない。それでも、レイブンズの様な大きなミスがなかった。地の利も確実にあった。

 

ラマーをマーク。100ヤード走らせなかったのは素晴らしい。反則も少なく、パスもギリギリのディフェンス。決定的な仕事はタロン・ジョンソン。101ヤードのリターンTD。リターン中も反則に気をつけながらのブロック。見事。

 

反則は僅かに2回。オフェンスは進まなかったが、堅実なプレー、チームの規律がしっかりしていた。バースが2つのFG失敗。神も2つミスってるんだから、気にするな。

 

AFC DIVISONAL レイブンズ 3ー17 ビルズ

 

 

 

 

NFC DIVISONAL ラムズvsパッカーズ

パッカーズ

gameball

LGエリグトン・ジェンキンス&LTビリー・ターナー

 

無双。ロジャースを止められるチームはあるのか。エンドゾーン内でセーフティの危険がある中でも余裕のパス。バクティアリ不在でもLTのターナーを信頼しているのか、特にOLの左サイドが強い。ジェンキンスはドナルドを苛立たせ、パーソナルファールを引き出した。ランでもしっかりブロックキング、ジョーンズのロングゲインを導いた。ディロンの台頭で3枚のRBを使える。そこが、ルフルーアとマッカーシーの大きな違い。そのディロンが怪我。地味に痛い。ジョーンズ、ウィリアムス2人でも強力だが。レシーバーは、やはりアダムスがダントツ。シュアハンド、早いロジャースのリリースに対応。ラザード、スキャントリングとは2ステージ違うな。

 

ディフェンスは良いところでサックが出た。クラーク、ゲイリーが1.5サック。実は1巡コンビ。目立たないわ。DBはそれほど仕事なし。ショートパス中心のラムズオフェンス。体が暖まらなかっただろう。

 

寒いランボウフィールドでパッカーズに勝つのは本当に厳しい。強さを感じさせる戦いぶり。いよいよ、2つ目のリングに挑む。37歳のロジャースが先輩と邂逅するというチャンピオンシップ。多分史上最高齢チャンピオンシップなんでしょうな。

 

ラムズ

gameball

怪我を押してのQBジャレット・ゴフ

 

力尽きたラムズシーホークスとのライバルとの激戦の後、寒いランボウフィールド、ゴフとドナルドの怪我、相手は休養十分。全てに不利だったのは否めない。ゴフはやはり怪我の影響か、ショートパス中心。ロングパスは殆ど投げない。27回投げて21回コンプリート。だが、174ヤード。ターンオーバーを避けた丁寧さ。エイカーズのランは18回90ヤード。とにかく、オフェンス機会が少なかった。後半、ノーハドルでオフェンスのリズムが出たが、キースナップでサックを受けてしまったのが痛い。

 

ディフェンスはサック無し。タックルミスが目立ち、ランでのビッグゲインを許した。ランを止めにいってもコンスタントにゲインされてしまう苦しいディフェンス。ドナルドは怪我の影響は見えなかったが、ロジャースに届かず。それを思うとやはり少し痛かったのかなとも邪推してしまう。

 

綱渡りの戦いだったが、プレーオフまでたどり着いたマクベイは見事。最激戦地区の中で、波も大きかったゴフ。でも、楽しませてもらいました。来年も楽しませてください。

 

NFC DIVISONAL ラムズ 18ー32 パッカーズ