NFL全試合観戦記

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WEEK18 スティーラーズvsレイブンズ

スティーラーズ

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Kクリス・ボズウェル


NFL最強のライバル関係。ヘロヘロに衰えたQBと控えQBとの対決でも緊張感のある好ゲームになるという。羨ましい。この試合もヘロヘロだったロスリスバーガー。それでも、必死のプレーでドライブを進める。地獄のランオフェンス。ハリスとスネル。誰が出ても変わりなく跳ね返される。ランオフェンスの大切さを最も理解しているチームに於いて、この低迷。ハリス平均2.5ヤード、スネル平均1.8ヤード。OLは悲惨の一言。しかし、最後はロスリスバーガーの粘りとハリス。そして、ボズウェルのサヨナラFG。


ディフェンスも決して良いシーズンではなかったが、レイブンズ相手だと身が引き締まるんでしょう。ワットの強引なファンブルリカバー。最後まで諦めずに手を伸ばした結果。2つのインターセプト。1つはエンドゾーンでのキャメロン・サットン。5年目での全試合先発。じっくり育って来ました。


これで7位でのプレーオフ進出。ヘロヘロのロスリスバーガーが9勝するという経験の大切さ。このスティーラーズに勝てないのがブラウンズだと思うと、もうチームの伝統の差で永遠に勝てる気がしない。ポストシーズン頑張ってマホームズ狩ってくれ。まだ、見てないので負けてたら、すみません。


レイブンズ

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RBラタビアス・マレー


結局、ラマーは戻れず。ハントリーで1つも勝てなかったのか。NFLの壁は厚い。悪くないプレーでは勝てないのだ。厳しいリーグ。ハントリーはまだ、勉強が必要な選手。伝統の試合で動きが硬かった。勿論、か細いプレーオフの灯火を消したくなかったのも緊張の原因。その中、マレーがランで150ヤード。全く活躍出来なかったシーズンで、足が縺れるシーンもあった。ラマーがいない中で150ヤードは凄い。要所でのインターセプトファンブルロスト。特にTDを狙ったエンドゾーンでのインターセプトが痛かった。それでも、チーム力。タッカーのFGでオーバータイムまで勝負を引き伸ばした。


今年はここ数年になくディフェンスで苦戦。しかし、スティーラーズ相手にすると引き締まる。ランは完全ストップ。重いロスリスバーガーにも、しっかりとプレッシャーが掛かった。最後のドライブでもあと少し抑えられれば。その1ドライブでプレーオフを逃した。


ラマーの怪我が意外と重かった。今年はラマーの年だと確信していたが。無念のレギュラーシーズンでの敗退。チーフスに勝てるのはラマーオフェンスだけだと思っていたので、残念。怪我に泣かされたシーズンでした。


スティーラーズ 16ー13 レイブンズ

WEEK18 ベアーズvsバイキングス

ベアーズ

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WRダレル・ムーニー


結局、フィールズの先発はなかったか。ダルトンは調子良くドライブを進める。序盤は完全なベアーズペース。しかしねぇ、ダルトンとフィールズを取り違えてるのかな。ナギーさんは。1Qに2つのギャンブル失敗。ダルトンで4thダウン5は苦しい。案の定サック。14点差をリードしたが、実感してとしては試合を決めるぐらいのリードしてた様な気が。気のせい。ムーニーは12キャッチ126ヤードで2年目で1000ヤード到達。非常にシュア。来季は完全にエースとしての働きを求められる。競り合いで4thダウン4回失敗して勝てる訳がない。


前半はほぼ完璧。潮目が変わったのは前半最後のFGを残り31秒で奪われてしまった。後半リターンから始まるバイキングスのオフェンスでTD。一気に追い上げられてしまう。後はオフェンスのバタバタが伝染した様な。チームが上手くいかない典型例。


この試合後、予想通りナギーが解任。2回のプレーオフ進出を果たしながら、ブレブレの采配はファンのストレスの原因になった。願わくばフィールズの才能を花開かせるHCを招聘して欲しい。


バイキングス

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HCジマーへ、ご苦労様でした


前半は得点出来る雰囲気なし。プレッシャーにOLが押され、カズンズに与えられた時間は短い。クックも止められ、完敗ムード。前半終了間際、3点をもぎ取り、良い形での折り返しでモメンタムが変わった。後半の1stドライブでTDを奪うと完全に流れを掴む。後はビッグプレーの連続。ジェファーソンが107ヤード1TD。オズボーンは1キャッチがビッグTD。そして、難しい名前のイハミア・スミス・マーセット。今シーズンこの試合前まで2キャッチの選手。この試合だけで3キャッチで100ヤード。来季に期待したくなる。名前は覚えられないけど。


ディフェンスは今季ベスト。4度の4thダウンギャンブルを失敗に追い込んだ。サックも合計7つ。アンソニー・バーが2サック。そして、パトリック・ピーターソンがインターセプト。ここまで目立った活躍が出来ていなかったインパクトプレーヤー。まだ衰えたなんて思いたくない。


ジマー解任は微妙だったが、結局チームを離れることに。ここ2年間のディフェンスを見ていると致し方なしかも。しかしながら、ジマーが持ち込んだ規律は機能すれば強力なチームが出来上がるというメソッド。その辺はナギーとは違います。


ベアーズ 17ー31 バイキングス

WEEK18 コルツvsジャガーズ

コルツ

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見当たらない


WEEK18の衝撃。大アップセットを食らったコルツはプレーオフの可能性が消滅。衝撃。テイラー止めに来るのは分かっていたはず。そこをパスの調子が悪いウエンツを中心に据えてしまっては。ランを出す為のパスオフェンス。テイラー15回77ヤードでは勝てない。ハインズはキャリーすらなく、アラウンドプレーも無し。単純に奥を狙って、ドロップバックするウエンツの判断が遅く、結局サックという結果。ウエンツも185ヤード。パスの調子が低迷している中、ランで勝負出来なかった。


ローレンスがここまで出来るとは全く想定していなかっただろう。全くラッシュが届かず、ローレンスを慌てさせる事が出来ない。試合してるうちに、プレーオフを争ってるの忘れたか?ぐらい逆の展開。後半は焦ってパスカバーが甘くなるという苦しさ。


昨シーズン、ジャガーズに唯一の白星を献上したのがコルツ。あれは開幕戦だったなぁ。何となく、ジャガーズを苦手にしている様な気はしていた。それでも、負ける事は予想出来なかった。恐るべきジャイアントキリング


ジャガーズ

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LBダミアン・ウィルソン


皇帝再臨。これよこれ。クレムソン時代のトレバーはこの立ち振る舞い。先週までとは別人。漂うカリスマ臭。自信満々の顔つき。これなんよ、ローレンスのパスの精度は今シーズン1。先週の3インターセプトから吹っ切れたのか、ミスが少ない。ロングパスのコントロールも抜群に良し。開幕戦以来のマルチTDと初のレーティング100超え。ミルズにも言った同じ事言っとこか。先週何かあった?マービン・ジョーンズが88ヤード1TD。トレッドウェルが1TD。来年、残留出来るかも。


反則しないジャガーズディフェンスは珍しい。やれば出来るじゃん。つまんない反則の多い印象があったが、パーソナルファールは無かった。多分。ダミアン・ウィルソンはファンブルフォースとインターセプト。名前知らん、新人?と思ったら3チーム目の7年目。いやいや、こんな良い選手いるんだ。ジャガーズでキャリア初の100タックル越え。ジャックと来季もコンビで是非。


こんなに良い試合が出来るんだの驚き。トレバーの来季が楽しみになって来た。私は常々、トレバーに伸び代を感じないと言ってた。すぐ通用するだろうなと。すでに完成されているパーフェクトな選手だと思っている。ちゃんと戦力を整備出来れば、ほっといても勝ち始めるだろう。来ドラフト失敗しちゃいかん。


コルツ 11ー26 ジャガーズ

WEEK18 ワシントンvsジャイアンツ

ワシントン

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CBボビー・マッケイン


ギブソンのチクチクランが試合を作った。出なくても使い続けたランがハイニキを助ける。ハイニキはアップアップ。インターセプトを気を付けるので精一杯。成功率5割で120ヤード。ギブソンの146ヤードより少ない。その内93ヤードはマクルーリンへ。すっかりエースの安定感。


この試合はディフェンス合戦になるのは予想通り。フロムでもグレノンでも最終スコアは変わらなかったなと。マッケインが2インターセプト。内1つはピック6。試合を決めたと言えるが、開始時点で試合は決まってけど。


来季を鑑みてハイニキで行って欲しい。フィッツパトリックを控えに置いて、後1人レシーバーとOLを強化すれば面白いオフェンスになりそう。


ジャイアン

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永遠にさようならHCジョー・ジャッジ


このところのジャイアンツの酷さは目に余る。お金取っちゃいけません。全額返金すべき。ゲーパスもね。まあ、ひどい。本当にひどい。フロムのNFL最後の試合になりそうなこの試合。フロムは15回成功、成功率5割以下、ヤードは103ヤード。バークリーは全く走れず、OLは全く走路を作れない。被サックこそ少ないが、フロムはクィックリリースではなく、単に慌てて投げてるだけ。こんなに酷い選手ではなかったのに。NFL入りで成長していない。見るべきものは何もない。無さすぎる。


ディフェンスを見てて泣けて来る。援護はまるでなく、丸越しで敵地にいる様な感覚。本当に素晴らしい。ハイニキのパスを120ヤード、トータルヤード325ヤードに抑えている。ジャイアンツは177ヤード。こらこら。


既にジャッジは解雇。当たり前過ぎて感想が湧いてこない。チームをここまで悲惨な試合をする様にしてしまった責任は重い。正直、史上最低のHCの座をヒューと争うでしょう。内容に関してはヒューを軽く凌駕しているほどの最低の指揮官。


ワシントン 22ー7 ジャイアン

WEEK18 パッカーズvsライオンズ

パッカーズ

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WRアレン・ラザード


まさかロジャースを先発させるとは。第一シード確定しているのに珍しい。きっと、あの最高のロジャースの年、最終のライオンズ戦を休んで、プレーオフ敗退。その呪いを解こうとしているのかも。ロジャースは躍動で前半だけ。138ヤード2TD。絶好調。リリーフのラブは良いところも悪いところもあった。134ヤード1TD2インターセプト。試合に少しずつ慣れて来た感じ。そして、3番手RBテイラーが良い活躍。プレーオフも少し使ってみたい。WRアダムス、ラザードは前半でお休み。


ディフェンスもお休みが多く、本気では行かないでしょう。勝ち負けは関係なく、怪我をしない様にプレーした印象。プレーオフにジェイレ・アレクサンダーやザスミスも戻って来れるという噂もあり、万全でプレーオフに臨める。


思えばロジャースがレーティング120越えのシーズン。最終戦はライオンズ。マット・フリンが投げ、480ヤード6TD。実はパッカーズのシングルゲームレコード。そのシーズンにスーパーボウルリングに届かなかった。そのジンクスを打ち破る為の先発ロジャース。


ライオンズ

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WRレイモンド&WRセントブラウン


前半からゴフは好調。こういうプレーがシーズン当初から出来ていれば、苦しいシーズンにはならなかった。ゴフはパス238ヤード2TDミスをしない安定感。トリックプレーからケネディのパスをレイモンドが取ってから50ヤード以上独走でのTD。攻撃が多彩。レイモンドはそのTDを含め101ヤード。もはや新エース、両親と敵チームの兄が見守る中、セントブラウン弟が109ヤード1TD。アラウンドプレーにも使われ、オフェンスの大黒柱。兄も獲得せよ。


ディフェンスの事は言ってもしょうがない。ロジャースだからね。後半のラブはそれなりに抑えて2インターセプト。やはりランディフェンスから構築したい。


最後に勝ってシーズン終了。個人的に新HCの中で采配に疑義を感じなかったのがダン・キャンベル。来季はガラっと変わったライオンズを見せてくれるはず。QBは誰にするのか。ゴフで良いのか。そこから話は始まる。


パッカーズ 30ー37 ライオンズ

WEEK18 パンサーズvsバッカニアーズ

パンサーズ

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ええ、HCマット・ルール残るの!


試合は1Qで終わり。余りにもスムーズに時間をかけた素晴らしい1stドライブ。15スナップ7分を時間を使ってのTD。次のドライブで何の自信か4th&6をギャンブル。今シーズン、焦ってやる4thダウン失敗は負けフラグ。その後、FGを奪われた後、エンドゾーン2ヤードの4thダウンを失敗。ここは勝負どころなので、ギャンブルの判断は良いが。その後のダーノルドは見てられない。パスは通らず、ラッシュが目に入ったら走るだけ。到底追い付ける気がしない。悲しいなぁ。ダーノルドを諦めたくないけと。バスト控えとしてサインしてくれるチームを探さなくては。


前半2ミニッツまでディフェンスは完璧だった。しかし、味方の4thダウンギャンブル連続失敗は応える。1度逆転されるとモメンタムは完全にバッカニアーズへ。ブレイディのリズムを壊すことは出来なかった。


驚きのルール残留。2年間で成績を下げてカットされないHCは珍しい。ヒュー・ジャクソン以来?噂を聞くに選手からの信頼は厚い。ただ、来季、開幕3連敗した時点でもう更迭だろう。ううむ。それなら今解任した方が良くない?


バッカニアーズ

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TEロブ・グロンカウスキー


ブレイディの真骨頂。1Q、全くドライブが進まない。そこからの回復ぶり。試合を一つの物語として捉えているのか。凄い。5000ヤード越えでこの試合は3TD。昨シーズン自分で作ったチームレコードを更新。恐るべき最年長。フォーネットとジョーンズが不在な中、パス中心で巧みに試合を組み立てる。パスはグロンカウスキー137ヤード、エバンス2TD。ペリマンも大事な所でビッグキャッチ。やはりアントニオ・ブラウンいらね。


ディフェンスは調整順調。ランを止めれば勝てるし、ラッシュも届く。サックは2回は印象と違う。もっとプレッシャーは掛かっていた。ダーノルドが早くポケットから逃げるのでそう見える。


シード2を確保。AFCと違ってNFCシード2は価値がある。勝ち進んだとしてランボウフィールドでの試合はチャンピオンシップになる。出来る限りランボウフィールドは避けたいでしょ。ワイルドカードの相手ははイーグルス。ランに特化した最強ランとのディフェンス勝負。楽しみしかない。


パンサーズ 17ー41 バッカニアーズ

WEEK18 タイタンズvsテキサンズ

もうプレーオフ始まってんじゃねえか!今更WEEK18のレビューって、何て思われてますね。わたしも思ってます。が、私の執念深い性格でとにかく、最後まで全試合レビューしますので、もう少しだけお付き合いを。

 


タイタンズ

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QBライアン・タネヒル


最後に来てのタネヒル。ヘンリー練習参加も刺激になったのか、丁寧なプレイアクションが効果的。フォアマンのパワーはヘンリーとタイプは近い。タイタンズのチームスタイルに合っているのであろう。タネヒルは4人にTDを均等に配っての4TD。パス獲得もここのところの低調を覆す287ヤード。フォアマンとヒリアード合わせて126ヤード。ヘンリー戻って来たらと考えると楽しみな地上戦。フリオ・ジョーンズが最後にTDを上げて、不振と怪我の溜飲を下げた。


少しプレーオフに不安を残したディフェンス。前半の大差で気を抜いたのは明らか。後半DBのマークが緩くなりビッグプレーを許す。最終的に3点差まで追い上げられて、冷や汗をかく結果に。


念願の第一シードを手に入れたタイタンズ。ヘンリーの練習参加など明るい希望を持ってプレーオフ突入。タネヒルも苦労しただけにリングを持っても良いな。


テキサンズ

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WRダニー・アメンドラ


前半オフェンスは壊滅的。21点差での折り返し。こりゃダメだ。からミルズの反攻。本当に良いパスを投げ始めると、チームは追撃体制。クックスが怪我なのかサイドラインに下がってから、アメンドラがエース。後半だけで113ヤード2TD。ミルズもほぼ後半だけで301ヤード3TD。本当に良いパスを投げる様になった。ターンオーバーも無し。ミルズの課題はロードでのプレー。ホームでは素晴らしくフランチャイズQBらしく見えるが、ロードでは頼りなげ。その辺りにミルズの課題が見える。


最後のドライブ。3点差。ラン中心と分かって居ても止められない。ランを止められる選手がいない。カニンガムがタイタンズのユニフォームを着てるのを見てビックリ。チームのトップタックラーを簡単に出しちゃいかん。前半最後のドライブで注文通りのパスインターフェア。そこからTDを奪われての前半大量得点差。


来季の礎はミルズかなと思っていたらHCカリー解任。チームの再建が遅れたが、これだけ戦力が欠けては何も出来ないでしょう。ミルズの将来にも暗雲が漂う。


タイタンズ 28ー25 テキサンズ