NFL全試合観戦記

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AFC WILDCARD ペイトリオッツvsビルズ

ペイトリオッツ

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来季への期待を込めてQBマック・ジョーンズ


やはりルーキーでのプレーオフ勝利は難しかったかな。今やA東の盟主ビルズに完敗。プレーオフになるとギアが上がるスピードに対応出来ず。点差が開くまで、落ち着いてプレー出来なかった。それでも、ランで行くべき。バファローでのシーズンでの戦い、ほぼランで勝ち切ったペイトリオッツとマクダニエルズ。しかし、この試合天候快晴。いやいや、それでもランで行くべき。結局、ボールデンは使わず、ただ、差が開くのを見つめるだけ。WRの線の細さ。マック・ジョーンズの為にドラフト補強は必須。しかし、キャリア最高の数字を治めたケンドリック・ボーンと雑草マイヤーズは残したい。


終始ラン。ランを止められないなら、プレッシャーで。それも全く掛からない。サック0。ロスタックルすら、スタッツなし。ディフェンスが完璧にやられてしまった。


1年目からプレーオフ出場は予想出来なかった。元々、欠点のないポケットパサーではあった。アラバマの完璧なOLから変わってどうか、と思っていたが、問題なし。ネクストブレイディとして最高の素材だと思う。来季が楽しみ。


ビルズ

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天候、もしくはSマイカ・ハイド

 


アレン君臨。レギュラーシーズンのバッファローでの苦敗をリベンジ。天候が何よりの後押し。風もそれほど強さはなく、パス日和。アレンは308ヤード5TD。文句なしの出来。ランも6回66ヤード。RBシグレタリーのキレ味も継続。81ヤード2TD。均等にパスはデリバリー。的を絞らせない。ノックスが89ヤード2TD。デービスやサンダース、マッケンジーとフリーにしておくと危険な選手が多い。それ以上にディグスもマークしなくてはならない。こりゃ相当に厳しい。


ハイドのインターセプトには鳥肌が立った。エンドゾーン。マック・ジョーンズの落とし所もベスト。レシーバーもキャッチ出来るボール。その上を行くハイドのキャッチは全く軌道を見ていない様にも見える。凄い、凄すぎる。パッカーズはハイドを出すべきではなかった(3回目)


2年連続のディビジョナル。そして、チーフスとの激戦。おおぅ。全力応援だっちゅうの。本当にもう言葉じゃない。リング取ったれや。マホームズとの投げ合いは楽しみ。明日かぁ。完全情報遮断しかない。


ペイトリオッツ 17ー47 ビルズ

 

AFC WILDCARD レイダースvsベンガルズ

レイダース

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DEマックス・クロスビー


プレーオフ開幕!と思ったら明日もうデビィジョナル始まるじゃねえか。遅っ!と思いながらブログ更新しております。中々、忙しいと遅延行為になってしまいます。反省。とは言うものの、待ちに待ったワイルドカード。最終戦プレーオフを決めたレイダース。快進撃とはならず、残念ながら初戦敗退。マッデン亡くなってんだから、ベンガルズ、空気読め、とは行きません。カーのパスは良かったと思う。310ヤード1TD。同点を狙った最後のドライブ、インターセプトでゲームセット。もぎ取られたインターセプトに執念の差があった。ジェイコブスのランも堅実にゲイン。でも、13回は少ない。序盤もう少し仕掛けたかった。試合の入りにWR陣のドロップが目立つ。緊張してるな。デショーンのドロップはもうフリー過ぎてがっかり。こう言う時のベテランでしょ。


いるだけプレッシャー。マックス・クロスビーが1サック。いるだけで怖い。ルックスが怖い。コンビニ前にいたら絶対入らない。それぐらい怖い。圧力も相当に凄い。ディフェンスは実力以上が出ていたと思う。


終戦の激戦からのプレーオフ。マッデン逝去の報もあり、こりゃリングまで届くかなと無根拠に思ってしまった。偏見。良い試合をしながら、涙を飲む。浮き沈みが大きいシーズンを上手くまとめ上げたHCビサッチアの力量は相当な評価。


ベンガルズ

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LBジャーメイン・プラット


バローはラッシュの受け方が成長している。怪我をしない様に諦める勇気。敢えて安全にサックを受けていた。244ヤード2TD。初のプレーオフ、久しぶりのベンガルズポストシーズン勝利にはスタッツはまずまず。ランを捨て、チェイスの能力に賭けたオフェンス。ミクソンが怪我がちという理由もある。チェイスも3回キャリー。パスは116ヤード。誰も止められんな。ウゾマがフィジカルを活かし、ボイドが渋い脇役の重要性を示す。ベンガルズオフェンスの良いところが沢山。


ディフェンスも上向いてはいる。序盤ランが少なかったのに救われた感もある。まだまだかな。ラスト勝負を決したプラットのもぎ取りインターセプト。絶対に離さないという執念を感じた。見事に試合を決めてくれた。


そして、審判問題。というよりサイドライン際でのQB問題。笛は確実にTDの前に鳴っている。それは審判のミス。それでも、あのサイドラインのバローにタックルに行ったら反則を取られかねない。だからこそ、QBはアウトオブバーンズに出るサインが必要だろうと思う。何かモヤモヤする。


レイダース 19ー26 ベンガルズ

WEEK18 チャージャーズvsレイダース

チャージャーズ

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無念QBジャスティン・ハーバート


今年のレギュラーシーズン最後の試合。プレーオフを賭けた大一番は最高の激戦となった。おお、ハーバートの無念よ。1つのインターセプトはあったが、383ヤード3TD。存分に暴れている。4Q残り5秒での同点TDには痺れた。そのTDキャッチはマイク・ウィリアムス。ウィリアムスは119ヤード。エクラーはパスで1TD。アレン、クックもしっかり仕事をした。それでも届かないプレーオフスペシャルチームのミスが痛い。ホプキンスのFGミス、リターンスペシャリストのロバーツがファンブルロスト。しかしながら、敗因は、、、、


ディフェンスにある。パスラッシュはまずまずだが、とにかくランディフェンス。止められそうで止められない。ラン喪失170ヤード。シーズンを通して柔らかいタックルは改善されなかった。


凡将ステイリーにハーバートが潰されないことを祈る。今シーズン、ここまで強気の4thダウン。4QのPATでキックを選択したのはどうか。ステイリーの心の中で引き分けでもプレーオフがあったのではないか。弱気の虫。スポーツで引き分け狙いは負ける可能性が高くなる。結果、勝ちに行ったレイダースにサヨナラ負け。HCステイリーの成長がチャージャーズプレーオフ進出には必要だ。


レイダース

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Kダニエル・カールソン


狙い通りのランオフェンス。調子がイマイチのカーのパスは控えめに。マリオタが5スナップ受けたのも考え尽くされた結果。ランに弱いチャージャーズディフェンスの痛いところを突いた。ジェイコブスが26回132ヤード。パスは丁寧に。エンドゾーン間際で1番頼りになるレンフローをターゲットに標準。カーが無難に試合を締めた。オーバータイムに追いつかれても無理せず。2つのFGを演出し、安定感のあるカールソンに託した。そして、成功。喜べ、宴じゃ。


ディフェンスに関しては、、、ま、ハーバートを抑え込めるチームは少ない。ランがそれほど強力ではない相手に救われた感も。ハーバートからインターセプトを奪ったヘイワード、2サックのクロスビー。要所で流れを完全に渡さなかったディフェンス陣も土俵際で踏ん張った。


引き分けで2チームプレーオフ何て考えてなかったレイダース。マッデンの魂が宿っているチーム。さて、この年。鎮魂の意味でもプレーオフ勝利は掌の中。後は握るだけ。


チャージャーズ 32ー35 レイダース

WEEK18 ペイトリオッツvsドルフィンズ

ペイトリオッツ

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RBブランドン・ボールデン


やっぱりペイトリオッツは12月のマイアミが嫌い。苦手なのはブレイディではなく、ペイトリオッツの方でした。マック・ジョーンズはスロースターター。序盤は硬い。いきなり1stドライブでピック6で14点差に。良いRBを揃えながら、その日の調子で使わないポリシーがあるのか。ボールデンが良く、スティーブンソンもまずまず。ハリスをエンドゾーン近場で使う方法は無かったか。後半はロングパスが決まり出す。TEハンター・ヘンリーが86ヤード。マイヤーズが70ヤード。エースが欲しい。マイヤーズはファンブルもあったし。


今年のペイトリオッツディフェンスはランディフェンスに苦戦。ハイタワーの復帰、コリンズ、バンノイと黄金トリオも力も衰え気味か。少し寂しい。ランで喪失195ヤードでは。そして、スロースターターのマック・ジョーンズの為にもドルフィンズ1stドライブでのTDは避けたかった。


楽しみな1年。ワクワクさせて貰った、新たなポケットパサーの星マック・ジョーンズ。ポケット内の動きはルーキーの中でも別格。プレーオフを経験しての来年。更なる成長を期待したい。


ドルフィンズ

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RBデューク・ジョンソン


先輩の貫禄を示したトゥア。やっぱり後輩には負けられません。ま、トゥアが怪我をした時からアラバマの先発はマック・ジョーンズだった。しかし、トゥアは褒められた成績ではない。109ヤード1TD。唯一のTDパスはアラバマコネクションのワドルへ。ワドルはキャッチ数でルーキーレコード。キャッチ数よりもビッグプレーメイカーと思っていたが、意外とシュア。そして、オフェンスを牽引したのがデューク・ジョンソン。エースとして固定すべきだった。ブラウンズ時代でも100ヤード走ったことはなかったと思う。ドルフィンズで5試合目で2試合目の100ヤード。まだまだ現役。


CBハワードのピック6は最高のタイミング。0ー7から0ー14へ。前半はペイトリオッツを圧倒。後半点差が付いた後は中長距離のパスはスルー。追い上げられて、バタバタ。終始プレッシャーを掛けるべき。


今オフ、最初に驚いたのはフローレスの解任。じっくり良いチームを作って来ただけに何故?確かにトゥアで2年連続プレーオフを逃しているが、タッチの差。また混迷するドルフィンズフローレスは引く手数多でしょう。


ペイトリオッツ 24ー27 ドルフィンズ

WEEK18 セインツvsファルコンズ

セインツ

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なぜ?QBトレバー・シーミアン


負ければプレーオフ敗退、勝っても他力。そんな中、ヒルが怪我のアクシデント。登場したシーミアンが2TD。分からんもんです。途中リリーフだと人が違うシーミアン。先発ではあかん。カマラは凄い、マジ凄い。ヒルも良かったんだけど。ヒルはパスで107ヤード1TD。ヒル欠場の後はカマラがランオフェンスを引っ張る。30回146ヤード。TDがなかったのは意外。3TDパスは別々のレシーバー。トレクワン・スミスが76ヤード1TD。キャラウェイ、キャッチ無し。伸び悩み中。


ターンオーバー3つが光る。最後までボールを追った結果。ファンブルリカバーに関してはプレーを見ている限りファンブルに見えなかったが、レビューを見ると明らかにセインツリカバー。笛が鳴るまでボールを追い続けたセインツディフェンスの勝利。


49ersの勝利で残念ながら、プレーオフならず。しかしながら、4人の先発QBを使って勝ち越しって史上初なのではないか。ペイトンの手腕に脱帽。


ファルコンズ

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WRラッセル・ゲージ


どっち付かずのオフェンス。固く行くのか、畳み掛けるのか、中途半端に負けて行く。強いのか弱いのか。マット・ライアンは今シーズン仕様。216ヤード。衰えというより、レシーバー、OL、RB頼れるものは何もない。その上でライアンを擁護出来る材料もない。これはかなり再建は難しい。WRラッセル・ゲージがエースクラスの活躍。リドリーがファルコンズでプレー出来るかは分からないが、ゲージの未来は明るい。パターソンを攻略されると攻め手は限られる。ピッツは1000ヤードに到達したが、この試合は8ヤード。えっ?


ディフェンスもとにかくライン戦。サック無し。総サック数、他を寄せ付けぬ最下位。トータル18。ベアーズのクイン1人より少ない。特にシーミアンの時こそ、プレッシャーディフェンスを引くべきだが、全くダメ。ILBオルオクンがリーグトップのタックル数。弱いDLのせいで大忙し。


アーサー・スミスとライアンは袂を分つだろうか。これだけオフェンスのウエポンを失ってはプレーオフは厳しい。そんな時でもライアンがここまで悪いシーズンって無かった。4000ヤードを超えられなかったのは実に2010年以来。1試合増えてこの数字。来シーズンは巻き返して欲しい。


セインツ 30ー20 ファルコンズ

WEEK18 シーホークスvsカージナルス

シーホークス

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RBトラビス・ホーマー


最終週に同地区対決を組んでいる理由。ライバルへの意地。プレーオフの可能性は無くても負けたく無いシーホークスカージナルスの地区優勝を阻止。試合開始はいきなりのファンブルロストでTDを奪われてしまう。しかし次のドライブで直ぐにTD。派手好きなラッセル・ウィルソンらしい立ち上がり。何のこっちゃ。その後はインターセプトがあったが、2つのTDはロングパス。惚れ惚れ。ロケットが5キャッチ98ヤード2TD。ランでは遅咲きの1巡RBペニーが190ヤード。燻り続けていたが、この時期に爆発は皮肉。


2つのTDはオフェンスが奪われたもの。実質16失点は最終戦でやっとシーホークスディフェンスらしさを見せてくれた。カルロス・ダンロップが2サックで8.5サック目。来季も行けるぞ。DTプーナ・フォードが1サック。可愛い名前ながら、この2年全試合先発。スタッツ的に目立つことはないが、安定して出場してくれる選手はチームにとって貴重。


スペシャルチーマー、RBホーマーがパントカバーで活躍。パンターを慌てさせ、手に付かないところにタックル。このプレーで試合の流れが変わった。スペシャルチームは安定して良いシーホークス。縁の下の力持ちホーマーの活躍は嬉しい限り。


カージナルス

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Kマット・プレイター


マレーが試合後初めてスナップを受けた時点で7ー7。派手な試合にマレーは乗り遅れてしまった。オフェンスは本当にイマイチ。ホプキンスの不在にマレーは寂しそう。自分が走れるスペースも見つけられず、判断が一瞬遅くなってしまう。そんな中、アーツが7キャッチ84ヤード。アーツがトップレシーバーになるというのはチームの形ではない。ランもコナー1人ではという事。パワフルではあっても。RBベンジャミンの調子が良いので、この先のキーマンになるかも。


チャンドラー・ジョーンズファンブルフォースからザック・アレンのファンブルリカバーTDから始まった試合。すぐに同点にされてしまっては殊勲が台無し。今のカージナルスはオフェンスが冴えないので、ディフェンスがしっかりと守らなくては。流れは掴めない。


プレーオフラムズと敵地で再戦。レギュラーシーズン敵地で勝っているので、自信を持って臨みたい。しかし、その時はホプキンスがいたからなぁ。オフェンスのホプキンスへの依存度はかなり高い。マレーの走りにも期待。どうなりました?早く見てえ。

 


シーホークス 38ー30 カージナルス

WEEK18 49ers vsラムズ

49ers

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WRジュワン・ジェニングス

 

途轍もなく面白かったゲーム。プレーオフを賭けた49ersと地区優勝が掛かるラムズ。がっぷり四つの大一番はオーバータイムにもつれ込む熱戦となった。序盤は沈黙のオフェンス陣。最大17点差。しかしながら、前半2ミニッツで38秒で何とかFGに持ち込むと、後半最初のドライブでTD。ベアーズ戦のバイキングスと同じ流れでモメンタムを掴み取った。何せ凄い49ersWR陣。アイユーク106ヤード。サミュエルは95ヤード、ランで45ヤード1TD。おいおい、TDパスも投げとるやないか。圧巻のパワー&スピード。そして、2020年ドラフト7位のジェニングス。キャリアベストの94ヤード2TD。サミュエルのTDパスを取ったのもジェニングス。この選手が伸びて来るとオフェンスは無敵。しっかり走れるミッチェルの再三のパワー溢れるラン。オフェンスは確立されている。

 

序盤の劣勢から後半奮起。2つのインターセプト。1つはオーバータイムでのサヨナラインターセプトプレーオフ進出をもぎ取った。アリク・アームステッドが2.5サック2ロスタックル。気合いの入ったプレーでディフェンスを引っ張った。

 

ギリギリの戦いを勝ち抜いてのプレーオフ進出。本当に綱渡りの試合ばかり。ガロポロいない試合をランスで切り抜け、辿り着いたプレーオフ。シード6を甘く見たらやられるぞ。


ラムズ

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惜しいWRクーパー・カップ

 

前半と後半では別のチーム。スタフォードは見ていて飽きません。勝つにしろ負けるにしろ、色々と魅せてくれます。カップは惜しい。シングルイヤーのレシービング記録まで20ヤード足りず。記録保持者はカルビン・ジョンソン。2人ともスタフォードが投げ手。忖度。そんなもの無いでしょ。そのカップのゲインを誘いにヒグビーで締めの2TD。カップは4Q終盤でTD。このTDで試合は決したものと思われたが。無念。キャム・エイカーズが漸く今季初出場。ミシェルがまずまずなので、この復帰はチームに心強い後押し。


4Q同点のTDは僅か1分の間に奪われてしまった。一旦悪い流れになると失点が止まらなくなるきらいがあるラムズディフェンス。ただ、ボン・ミラーがドナルド、フロイドとのコンビネーションが出来つつあり、ここからの勝負に大きなアドバンテージ。

 

嫌な流れでシーズンが終わった。カージナルスの敗戦でとりあえず地区優勝、ワイルドカードでのホームフィールドアドバンテージを手に入れた。スタフォードにリングを取ってほしいのはヤマヤマだが、一旦プレッシャーを感じると弱気なプレーになってしまう。波に乗せたら手がつけられない。波に乗せろ。

 

49ers 27ー24 ラムズ