やれば出来るじゃん。ブリッジウォーターに試合勘が戻って来た様に思う。非常にパスタッチが良く、ボールの起動も安定。前の試合では少し回転が悪かった。マイケル・トーマスに182ヤード、トータルでパスを通す。エースがしっかり働き、ヒルはおろか、カマラまでパス成功。それも1stターゲットじゃなかったパス。オフェンスが煌びやか。
その分ディフェンスは泥臭く、ウィンストンに襲い掛かっての6サック。ダベンポートが2サック。ランストップも良く、ディフェンスも乗って来た。
非常に注目していたリターナーのルーキーWRハリス。凄まじいスピードの持ち主だが、ファンブルに判断ミスのオンパレード。でも、いつか必ず出てくる選手。注目し続けます。
ペイトンにとっては痛し痒し。ブリッジウォーターが連勝すればブリーズの戻し時が難しくなる。思惑は首位と一差ぐらいでバトンタッチが理想。ペイトン、考え中。
前週とまるで違う。ウィンストン。悩ましい、ああ悩ましい。6サックを受けながら2TD。そこを評価したいが、出来ない。体が重く、ポケットを出る思い切りが悪くやられてしまったサックも幾つか。驚きはエバンスがノーキャッチ。ランが不発な中、切り札へのターゲットになる回数すら少なかった。結果グッドウィンにパスは集中。もう少し分散すべきだった。
ディフェンスは相手OLの強さに何も出来なかった。ブリッジウォーターは慌てる事はほとんどなく、カマラへのマークを強くするあまり、トーマスを離してしまった印象がある。注目のバレットはサックなし。ま、こんな時もある。
安定しないウィンストン。悪い試合にはそのダメさ加減がディフェンスもオフェンスも全て出てしまう。不安定さを面白がれれば大変楽しいチームなんだけど。ファンは胃が痛い。
バッカニアーズ 24ー31 セインツ