泥沼に頭を下げて突っ込み、どこにも明かりはない。なくなってしまったベンガルズ。ダルトンも沈没。4Qに優しいパスがピック6。正直、誰を狙って投げたか分からない。そこからのキックオフ、ブランドン・ウィルソンのビッグリターンでチームの意気が上がる中、次のパスがインターセプト。チームの反攻する意思を完全に砕いたのはエースQBダルトン。次戦、ダルトンがピッチにいなかったとしても、全く驚きはない。それ以上に深刻なランオフェンス。獲得33ヤードはダルトンのみの成績。ミクソンは10回2ヤード、バーナード4回0ヤード、エリクソンのアラウンドプレーー2ヤード。ダルトン以外で15回0ヤード。ちょっと笑うわ。笑えない。
だからと言って、ディフェンスに責任がないとは言えない。ランディフェンスは死滅。喪失216ヤード。3試合連続200ヤード喪失はフランチャイズレコード。1試合平均186ヤード喪失。これは凄い。パスディフェンスが良い訳ではなく、敢えてパスを使わなくてもドライブが進むという事。
ダルトンの調子が落ちてない事が救いだったが、シーズンが進むごとに落ちている。AJ復帰も見えないまま、ホームであり得ない弱さ。ヤバイ。こりゃヤバイ。
フォーネットが攻撃を牽引。131ヤード。相手ディフェンスのぬるさもあったが、確実にゲイン。ミンシューは成功率5割を切った。それでも大きなミスをしなかった。ファンブルはしたが、ロストは無し。ランで48ヤード走ってドライブを進めた。キーラン・コールがTD。しかし、1キャッチ2ヤード。ここから、復調して欲しい。
ンガコエのTD、ピック6に尽きる。ベンガルズ を引き離す、貴重なTD。巨体のエッジラッシャーでもボールへの寄せは早く、ハンドスキルも持ってるなあ。普段の練習、ボール使わないだろうに。
ミンシューは、まだまだ登り切らない部分があるが、このオフェンス陣で勝利を手繰り寄せる頭脳がある。勝利数が伸びないAFCではワイルドカードの可能性も十分に残っている。次節、是が非でも五分の星勘定に戻したい。