今更、この試合を見てレビューする意義は分からない。が、見所もあり、まずまず面白い試合だった。しかし、追いつかれますか、この点差を。4Q試合終了残り7分で23失点。2TDを奪われた上に、2ポイント2回決められる。このディフェンスにして、この成績か。酷いとか、もう表現できるレベルではないぐらい。フローレスってディフェンス畑出身のHCでしょうが。ディフェンス全体がスカスカ。特にラストドライブ。相手はタイムアウトを使い果たしている訳で、しかも、直前のドライブで8点取られている。全く同じ結果。再放送かよ。
ランディフェンス低迷のベンガルズにランオフェンスの展開を諦める。まあ、シーズン4番手、5番手のRBでは荷が重い。最後はガスキンも怪我。しかし、ベンガルズはパスディフェンスも弱い。フィッツパトリックが思い切って投げ切り4TD。419ヤード。しかも前半のパス獲得ヤードはチームレコード。実はジェッツの最多パスTD記録も持っているフィッツパトリック。ゲシキが2TD、パーカーが111ヤード1TD。最後も粘り強く、オーバータイムでサヨナラ勝ち。この流れ普通負ける流れでしょ。
さて、決着の付いた最終週。まだ、見ていないが、フィッツパトリックのプレーは楽しみ。凶悪顔、フローレスの表情も綻んだか。
この流れで負けますか。まあ、この展開で追いつく事が奇跡なんだけど。後半の弱さはリーグ随一。そのチームが4Qだけで23点を追いつく。それもラスト2秒に同点2ポイント。この流れ、普通勝つでしょ。ダルトンは396ヤード4TD。ほとんど4Qの成績。ミクソンは逆に止められる。21回50ヤード。しかしながら、オフェンスへの貢献は大きい。ボイドは2年連続1000ヤード越え。サイドラインでチームメイトを見つめるAJ・グリーン。瞳は寂しげ。
もうディフェンスの酷さは何ともし難い。ランを止められたとか、ではない。マークする選手はパーカーとゲシキぐらい。その2人を離す離す。喪失500ヤード越え。ドルフィンズに500ヤード奪われるチームなんてベンガルズ ぐらいだろう。どう言う指示でディフェンスをしてるのか、正直、よく分からない。
ザック・テイラーの初年度は32位に終わった。来季、バロウを指名が有力視されているが、本当に大事なところはディフェンスの強化。2巡、3巡、FAを使って上手く強いチームにする事が出来るか。31位からNFCトップサードになった今年の49ersはQB補強の必要がなく、ボサの加入が大きかった。何年もかけ1巡を使って地道に補強して来た49ers 。それを思うとオフェンスに特化して来たドラフトをして来たベンガルズ 。FAでも大物を取るイメージがなく、再建には時間が掛かりそう。