名QB同士の好ゲーム。派手な試合ではないがミスも少なく、素晴らしい試合を堪能。カーはイップスから完全に回復した。あのプレーオフ出場シーズンの落ち着いたパスワーク。オフェンスを率いている風格も備わってきた。すみません。来季レイダースのドラフトQB指名はないでしょう。ジョシュ・ジェイコブスは素晴らしい。今年はRBの外れ年感があったのだが、やはり1巡。もうオフェンス最優秀新人確定じゃね。もう少しパスキャッチ出来ると満点だが、そこまでは望みすぎか。1年目なら、これで充分。
2試合連続サックを挙げたアルドン・キーがIRリスト入り。浮き沈みのある選手だが、漸く存在感を見せはじめたのに無念。1巡、全試合先発ながら精彩を欠いているファレルの発奮が後半戦に向けて必要。クロスビーなど、若いエッジラッシャーの台頭があり、チームが面白くなっている。
グルーデンの理想のチームになるまで、もう一息。昨年に比べて明らかにチームは上向いているが、このままではパーフェクトなマホームズには勝てない。あと何か必要だとすれば、試合を左右出来るWR。アントニオ・ブラウンの性格が良くて、問題を起こしてなかったらなぁと。ま、あの人間性ではチームを壊していたから、リリースは正しい判断だけれど。
もう、RB。誰？のタイ・ジョンソンが主戦という事態。セカンドはマキシック。レシーブ得意の元シーホークス 。やはり3キャッチ40ヤード1TD。3番手は元ジャイアンツのパーキンス。いやいや、数年前の惨状以上に苦しい。だが、マシュー・スタフォードの調子はすこぶる良い。406ヤード3TD。ゴラディ、マービン・ジョーンズ共に100ヤード越え、TD競演。しかし、スタフォードのファンブルロストとインターセプト。そこが勝負を分けてしまった。
ライン戦でOLに完敗。中々、レイダースの強力なOLを突破出来ない。トレイ・フラワーズが何とか1サック。パスラッシュが掛からず、フェイクパントにもしてやられた。幾つか勝負の起点で、譲ってしまうプレーがあったのは否めない。
強いんだけどなぁという印象。前評判通りの勝敗数だと思うが、試合っぷりは強豪チームと遜色ない。何か一つ二つの僅かな違いで勝敗は逆転する。その辺の差がパッカーズとの違いなのかも。でも、本当に今年のライオンズ、マシュー・スタフォードは、見ていて楽しい試合をしてくれる。
ライオンズ 24ー31 レイダース
