撃ち合いでの好ゲームはこちら。派手で面白い試合を勧めるなら、今シーズンはこのゲーム。ウィンストンの課題はターンオーバー。ファンブルロストが1つ。そこがねぇ。無くなればウィンストンには魅力がある。ウィンストン＝エバンスはハマれば凄まじい。エバンスは180ヤード1TD。本当に物凄いシュアハンド。奪いとる手の大きさと力強さ。ちょっとウィンストンには勿体なく感じてしまう。地上戦はバーバーよりロナルド・ジョーンズを使う事が多くなった。どちらもエースと呼ぶには物足りない。上手くお互いを補えられれば、かなりいい感じになりそうなんだけど。
オフェンスが爆発するとディフェンスが崩壊。歯車が上手く噛み合わない。ディフェンスが機能した時はオフェンスが消沈。何とかならないものか。ホワイトが漸く初のサック。0.5だけど。同じ名前のデビン、スティーラーズのブッシュに遅れを取ってしまっているのは残念。評価はホワイトの方が高かったはず。頑張れ。
ターンオーバー癖という問題はあるものの、並ではないパス能力も持つウィンストン。エリアンズにも本当に悩ましい。早々とプレーオフの望みは絶たれた今、シーズン終了まで、ウィンストンの査定に当てられるのか。それはそれで寂しいが。
ウィルソンのメンタルってどうなってるんだろう。試合に勝利し、涙を見せるウェットな面もあり、文句なしの好感を持てる。この試合、サヨナラFGをミスで延長戦。少しも気落ちせず、簡単に決勝TD。もう素晴らしいとしか言いようがない。WRメトコフを1巡評価していた者としては、ただただ、嬉しい初100ヤードオーバーの大活躍。重要な局面でのモンスターキャッチは魅力充分。ウィルソンが一貫してピッタリと息が合っているのはタイラー・ロケット。ガジェット系と思いきや、WRとしても通用している。カーソンも100ヤード。ウィルソン5TDの影の立役者はカーソンだ。
スーパーボウル到達時期に比べると再建期のディフェンス。若いDBはミスは多いが、してもOK。キャロル風の育て方で大きくなりそうな選手が多い。今は静かに見守りましょう。
次戦NFCチャンピオンの行方を左右する49ers との決戦。少なくとも、シーホークスが負ければ、49ersの優勝が確定してしまう。そんな事はさせたくない。ウィルソン、カーソン、そしてペニーの強力RB陣が49ersディフェンスを切り裂けるのかが大きなポイントになる。
