スタフォード、ドリスケルに続き3人目の先発はボロウ。覚えていますよ、プレシーズンにブラウンズにいましたね。プレーぶりは全く覚えてないけど。そのボロウ。いやブラウか。まあ、読み方分からんのでブラウと呼ぶ。びっくりのTDデビュー。いきなりファーストドライブでゴラディに75ヤードのロングパスをヒット。ラン中心に来るであろうという読みのベアーズディフェンスの裏をかいてのロングボム。その後もTD＋FGで17点を前半でゲット。ポケットでの落ち着きもあった。後半、リードして色気が出てきて、コールが明らかに守りに。3rdダウンロングでのスクリーンパスは弱気の現れ。1stダウンラインを越えるパスが影を潜めてしまった。そんな時こそOCが、奥に投げ込めるパスを指示すべきだった。ランゲームはスカボローで行ける。ホッケンソンの怪我は余分だった。
やはりディフェンス。3番手、今季初先発のブラウに勝利を齎すにはディフェンスが物足りない。ロースコア上等の雰囲気がない。ミスタックルが目立ち、余分な1、2ヤードを奪われ、苦しくなってしまった。スレイのインターセプトにスタジアムは沸いたが。
結局、パトリシアは強力なディフェンスを作れなかった。つまるところ、HCとしての能力に物足りなさもある。このままなら、シーズン後に更迭も考えられる。パンサーズのリベラも解雇。若いオフェンス畑コーチの流れが本格的にやってくるのか。個人的にはディフェンス畑HC好きなんだけど。
やはり動きながらのパス。トリビスキーはポケットでのフットワークより、走りながらのパスは上手いと思うんだけど。まあ、リスクも大きいから、中心に据えるのはどうかと思うが。アンソニー・ミラーが今季初の100ヤード越えで140ヤード。アレン・ロビンソンもしぶといキャッチでTD。意外とレシーバーは良い感じ。本当はTEバートンがホットターゲットなんだが。怪我は致し方ない。それでも、トリビスキーは今季ベストの338ヤード。ラストに決勝のFGに持ってく辺り、ブラウよりは役者が上。
1Qにブラウに2TD奪われたが、2Q以降は綺麗にアジャスト。その後の攻撃は抑えた。スクリーンなどは、ほぼ読みが当たり、ロングゲインにはならなかった。ラクアン・スミスが2サック。今季嬉しい初サック。でも遅かった感は否めない。
既にプレーオフは難しい両チームの試合。だが、やはり同地区の凌ぎを削る戦いは見ていて面白い。簡単に負けたくない。そんな意地がぶつかり合った好ゲームだと思う。プレーオフが掛かってたら、もっと激しかったのにね。
ベアーズ 24ー20 ライオンズ
