こらこら。カウボーイズが勝った相手って、同地区レッドスキンズ、ジャイアンツ、イーグルス、ドルフィンズにライオンズ。全チーム5割以下。ドラフト全体5位ぐらいに入ってきそうなチームばかり。下に強く、上に弱い。取りこぼしの少ないとは取らないで。ジェッツには負けちゃったから。プレスコットはキャリアベストなぐらいに投げてはいるが、正直、大差の開いた後に投げているという印象。弱いチームは徹底的に叩き、強いチームには競り合いで、突き放される。タレントは揃っているのに、どこか不甲斐ない。
ディフェンスも弱いような気がしない。この試合4サックを上げている。ベネット、ローレンスとタレントが揃い、しっかりと働いている。この試合では、CBジョーダン・ルイスが2サック。何でこんなに勝てないんだろうか。
あくまでも結果論、個人的な意見だが、ここ数試合ギャレットは勝負所を間違えている。26ー7で4thダウンギャンブルより3点取って16点差に、するべきだと思った。点差を詰め、追い上げムードにならないと、ディフェンスの意気も上がらない。結局、ギャンブル失敗して返しのドライブでFGを奪われてしまう。ただただ、点差が開いていく。こんな展開はディフェンスを疲弊させるだけ。ああああ、でも、まだ地区首位。この地区の勝ち星が伸びないとは予想出来なかった。
ビルズの勝利の型が見えてきた。ロースコアの展開から、ジリジリと加点。派手に点数を重ねていくより、気がついたら、2ポゼッション差。チーム全体が一皮剥けた強さを持っている。250ヤード辺りのアレンが一番厄介。ランも的確43ヤードと丁度いい。自らのランで1TD。トリックプレーから綺麗なパス。ジョン・ブラウンも1TDパス。古巣相手に100ヤードのビーズリーもしっかり目立っていた。オフェンスはカウボーイズよりタレントは揃っていない。しかし、上手くやりくりをして、アレンが選手を活かしている。
エド・オリバーが2サック。全体1位に推していた選手だけに嬉しい。ルーキー年既に5サックは立派。2年後、3年後、どんな選手になっているか、ほんとうに楽しみ。
チーム力が上がり、負けないチームになった。プレーオフでも、その先が臨める。まずは次週のレイブンズ。上に行くためにはどうしても勝たなくてはならない相手。ホームという状況で自分たちの勝利の型にハメることが出来れば勝利のチャンスは充分にある。
ビルズ 26ー15 カウボーイズ
