これこれ、ラムズはこうでなくっちゃ。久々に見た、爽やかなパスの嵐。ウッズに172ヤード。サイドライン際をスピードに乗って駆け上がる。TEヒグビーが102ヤード1TD。クーパー・カップもいつもの勝負強さが戻っていた。ゴフは424ヤード。これこれ。最後には引いてお休み。ボートルズ出して最後にパス投げさせる意味は？という疑問は置いといて。ガーリーが95ヤード、後5ヤードで100ヤード。今年は100ヤード走らないけど、この試合がシーズンベスト。漸く身体にキレが出て来た。遅いよ。
失意のディフェンスから3Qまで無失点。マレーはラマーほどではないがモバイルチック。先週の鬱憤を晴らす6サック。ドナルド、ブロッカーズ、マシューズ、ファウラー。ディフェンスの主役がそれぞれTD。個人的には先週見たかった。
7勝目。やはり先週ホームで勝ってほしかった。しかしながら、残り全勝なら、まさかの逆転プレーオフの可能性も僅かながら残っている。後4試合。シーホークス、49ers戦を残しているのでかなり厳しいが、昨年のNFCチャンピオンの意地を見せて欲しい。
前半チャンスなし。全てはガベッジタイムに入ってからの得点。現在のタレントの差が如実に出てしまった。OLは完全に押されてしまう。寄せも早いため、大きくドロップバックしたスピードのあるマレーでも捕まってしまう。大きくロス。デビッド・ジョンソンのキャリー数が上がらない。怪我の為か精彩を欠いている。ドレイクは控えに置いておきたいタイプ。このタンデムは意外と良いと思うんだけど。2人とも来年もいたら面白い。
ディフェンスはズタズタ。殆ど見せ場はなく、ラムズオフェンスに圧倒されてしまった。ロングパスをケアしてなのか、後ろ目の守備。手前で取られて、キャッチ後にロングゲインを許してしまう。LBとDBの間のスペースを完全に蹂躙されては。
4Q完封負けを防いだTD。マレー自ら持ち込み15ヤードのTDラン。その後のスタジアムの大歓声。大敗していながら、席を立たなかったファンの暖かさ。ファンに愛される要素を持っているマレー。アリゾナの夢がマレーに託される。
