NFL全試合観戦記

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WEEK13 イーグルスvsドルフィンズ

きっちりと起承転結に分かれた試合。ドルフィンズの書いた4コマ漫画。きっちりと展開してる。だから面白い、主役はフィッツパトリック。インターセプト癖は止まらないが、気にせず豪快の本領発揮。365ヤード。こんなにデバンテ・パーカーを頼りに思ったことはないのだろう。素晴らしいキャッチと気合の入ったプレー。出来んじゃん。159ヤードを加えて、1000ヤード越えも間近。キャリア最高の相手がフィッツパトリックとは。偏食。ゲシッキもここ数試合での活躍は鬼気迫っている。ランは悉く止められるが、今シーズンの何番手なのか。ドレイク、ウォルトンと来てバラージがIR。レイド、ガスキンのルーキーコンビか担う。すごい状態。

ディフェンスはそりゃこうさ。タレントもスキームも舌足らず。知ってる選手は少なくなって、書けるのは一つぐらい。タコ・チャールトンの1サック。

試合の流れを変えた、エンドゾーン前でのトリックプレー。パンターtoキッカーのTD。そのフォーメーション。カレッジじゃねえか。チップ・ケリー政権下でのオレゴンが2ポイントでやっていた様な。チームのムードが一気に上がったのは言うまでもない。

まさかの3勝目。3勝出来ると思ってませんでした。これでドラフト順位はまた下がり、トップQB指名が難しくなって来た。いっそのこと来季はローゼンに任すか。それはない。

 

1Qを見たら負ける要素は1%もなかった。テンポ良くドライブを進め5分で10ー0。追い上げられてもTDで返して、詰め寄らせない。ウエンツもジョフリー、アゴラー復帰で早いパスを投げターゲットには困らない。オフェンス自体に瑕疵はなかった。唯一はアーツのドロップ。コンビ間で最も信頼しているプレーヤーのどオープンでの落球は応えたに違いない。

フィッツパトリックの1投目をいきなりのインターセプト。そして次のオフェンスでもサック。パントを短く抑え、この2つをオフェンスが得点に繋げ、10ー0。絶対負けないよ、普通なら。ただ、相手はフィッツパトリック。サックされたからと言って、プレーが萎縮しない。これが7チーム目でイーグルス戦7試合目という珍記録を持つベテランの鬼メンタルにやられてしまった。

5割復帰、トップに並ぶ大チャンスを逃し、負け越し状態。サーズデイの結果を見れば、この試合の重要性が否応なく増す。7ー9優勝もあり得る状況。どうなるNFC東地区。

 

イーグルス 31ー37 ドルフィンズ