結局のところ、何をしたいオフェンスなのか。よく勝てたなぁと。ランが弱いディフェンスに前半は殆どランなし。ラン無しで勝つ美学でも貫くかと思えば、後半はチャブ中心。何なんでしょう。ベイカーは最後までこのままか。レッドゾーンでの弱さは34位。あれ、NFLって32チームじゃなかったっけ。TDは自らのラン。パスでは2インターセプト。昨シーズン、あれだけビッグマウスに酔い、全体1位指名に間違い無しと確信できたのに。この体たらく。実はピークは去年でしたなんてオチはやめてくれ。
ウォードも久しぶりのインターセプト。精彩を欠いているのはベイカーだけではなかった訳で。こちらはこのプレーをきっかけに上がって行って欲しい。しかし、ディフェンスもランに苦しむミクソンに146ヤード喪失、今年最高に走られた。これだけ見てもよく勝てたなぁとしか、思えない。
既に来季の噂が満載。ベッカムのトレード、キッチンズの解任など。しかしねぇ、2年で1勝しかしていないHCを留任させ、2年で11勝したHCを解任はさせないだろう。させないで欲しい。公認候補は元パッカーズのマッカーシーの名が上がっている。解任させないで欲しい。
初勝利を挙げ、NFLは全勝も全敗も難しい。もしかして、全敗クラブに入れたくなくてブラウンズがベンガルズに勝利をプレゼントする様な気がしてました。チーム力にそれほどの差はないので。ドラフト全体1位指名権争い一歩リード。ジャイアンツがQB指名するとは考え難く、有力バロウ獲得は確定か。そんな単純なものではないか。しかし、もうダルトンのベンガルズでのプレーは残り少ないのは確実なのだろう。ミクソンが今季最高の獲得ヤード。この試合は間違いなく勝てたはず。
でも、本当に一番弱いのはランディフェンス。相変わらず酷い。前半ブラウンズのランアテンプトが少なかっただけで、抑えていたとは言えない。案の定後半だけで100ヤード以上奪われて、いつの間にか得点差が開いてしまった。ビジルの強奪インターセプトは見事だったが。
残り3試合。ホームでのブラウンズ戦は勝機あり。雑音も大きいペイトリオッツ戦、ロードでのドルフィンズ戦まで勝利のチャンスはある。有力QBは獲得できそうだが、本来チームに安定感を齎すのはILB。バーフィクトの様なプレーが出来、リーダーシップを発揮出来る選手が欲しい。良いILBなら１巡でなくても手に入る。慧眼が必要だが。
ベンガルズ 19ー27 ブラウンズ
