NFL全試合観戦記

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WEEK14 ブロンコスvsテキサンズ

ドリュー・ロック。元々ポケット内での動き、プレッシャー耐性への疑問が大きかったQB。いやいや、ポケットプレゼンスは素晴らしかった。プレッシャーを冷静に対処。ディープへのコントロール。おいおい、フラッコの来季はないな。こんなに出来るとは思えなかった。前週1Qで2TD。今週は地区首位を走り、ペイトリオッツに勝って意気上がるテキサンズを敵地で撃破。天晴れ。ファントがレシーバーとして覚醒か。キャッチした後のスピードはTEというより大型WR。ハンドスキルに難ありだったが試合を追うごとに成長。サットンがマークされる中、113ヤード。ランが出なければパスで攻められる。いよいよ、フラッコが、、、。

1Qに奪ったリードを堅実に守り、ディフェンスも余裕があった。久しぶりのホームに戻ったカリーム・ジャクソンが伸び伸びと好プレー。インターセプトファンブルを渡されての70ヤードリターンTD。凄いプレー。S転向で選手寿命がかなり伸びたな。

ロックのセンセーショナルな活躍で、チームに活気が溢れている。もっと早く登場していたら、と思わざるを得ない。私の近くにいるブロンコスファンは既に来季への期待が膨らんでいる。今年デビュー組では最高の逸材かも。300ヤード投げたし。

 

先制パンチのTDを受けての攻撃がキューティのファンブル。本来なら上手く抑えられたはずだが、そこから元チームメイト、カリーム・ジャクソンへのハンドオフ。そのまま70ヤード走られてのTDでショックは2倍。ディフェンスについては、サックは1つだけ。実力の判断がつかないルーキーQBにいい様にやられてしまった。前半31ー3のまさかの大差。この先はレビューしようがない。

オフェンスに関しても、大差を付けられガベッジタイムで辻褄合わせの数字は形がついたけれど、追い上げられる点差ではなかった。ハイドのランは出ていたし、ワトソンはランで2TD、ホプキンスは120ヤード1TD。大差の中では数字を列挙しても虚しいとしか言いようがない。

ペイトリオッツを倒した翌週に負けるチームが多い。それだけ、神経を使わされてしまう。プレーオフ争いから撤退しているブロンコスには勝ちたかった。勝てば地区優勝争いに大いに有利になるはずだった。タイタンズとは後2試合残っている。外野の勝手な意見で申し訳ないが、この敗戦で2試合がめちゃめちゃ楽しみになって来た。ワトソンvs躍進のタネヒル。こんな展開、誰も予想できない。

 

ブロンコス 38ー24 テキサンズ