NFL全試合観戦記

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WEEK14 シーホークスvsラムズ

シーホークス不覚。いやいや、ラムズは全然弱くないし。シーホークスの計算外はRBラシャード・ペニーの怪我。ラン攻撃の一角を担うペニー。カーソンのチェンジオブペースという意味で重要な存在。痛手。ウィルソンもインターセプトがあり、精彩を欠いた。RBのランが16回というのはいつものシーホークスにしては少な過ぎる。4Qに異常な力を発揮するウィルソンだが、これだけの大差になってしまうと、それは中々。

やはりディグスを獲得したフロントの慧眼は称賛せざるを得ない。若く伸び盛りである事は言わずもがなだが、能力が開花したところを放出とは。ライオンズ正気ですか。ピック6なんて、運動能力と読みに秀でたところを証明している。

迂闊な1敗ではない。同地区ライバルで強豪相手に敵地で1敗。負けは仕方ないが、これで地区優勝は遠のいてしまった。シード1を望むためには、ラムズに敵地での49ers戦で番狂わせをお願いするしかない。

 

これこれ。レイブンズ戦での大敗からゴフは吹っ切れた様だ。よく、ゴフのインターセプトの多さが懸念されるが、プレースタイルはインターセプト上等、でも350ヤード投げちゃうよだから、大丈夫。めちゃくちゃ魅力。前週から良い意味での開き直りが感じられ、ラムズの試合のワクワク感が戻って来た。その要因はガーリーにもある。力強い走りが見られ、決定力のあるパワー。まだ、万全ではないかもしれないが。やっぱ動きが戻るまで遅いよ、と嘆きたくなる。ウッズがシーズン初TD。こっちも遅いよ。ゴフのパスはまずまず通っていたので意外。地味で堅実なプレーヤーだが、ゴフの調子のバロメーター。ウッズがこの時期初TDというのが、チームの調子が上がらない一因ではあった。

そんなゴフのプレーはインターセプトされてもディフェンス頼むぞの意味もある。そして、任されたディフェンスも奮起。シーホークスオフェンスがTDを奪えなかったとは珍しい。力強いパスラッシュとドナルド。ダンテ・ファウラーのサックの時は4人掛かりでドナルを止めに行ってたぞ。その突破力には脱帽。ロールアウトから時間を作るウィルソンに投げるまでの時間を与えなかった。

何となくゴフはNFL入りから完成されたパサーだと認識していた。そこで自分を最大限活かしてくれるマクベイHCとNFLを席巻すると。しかし、今日の試合を見ると、ゴフにはまだ伸びる可能性を十分感じる。マクベイの枠を少しだけはみ出して、更なる高みに行きそうな予感。それだけにプレーオフに出て欲しいのだが。厳しいか。

 

シーホークス 15ー28 ラムズ