NFL全試合観戦記

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AFC WILDCARD タイタンズvsペイトリオッツ

ダイナスティの終わり。やはりフォックスボロでの連敗は、そう取られても仕方ない。この展開、いつものペイトリオッツならサヨナラFGの臭い。しかし、叶わずワイルカードラウンドでの敗退。前半は負ける様な展開ではなかった。効果的なオフェンスで1stドライブをFGで締め、その後の逆転TD。ベリチックの手の中にタイタンズは踊らされてるのかと思われたが。些細なミスが続く、ワトソンへのどフリーのパスをキャノンがスクリメージを越えての反則。エデルマンのドロップ。ここぞという時に少ないミスが集中した。左サイドに展開する3rdダウンショートでのランを簡単に止められてしまう。いつものペイトリオッツにはあり得ない。ミスが試合を左右してしまう事はあまりなかったのだが。

ディフェンスは13失点。しかし、最後のドライブではヘンリーを止められず、タイムアウトと時間を消費。ブレイディに逆転のチャンスは15秒しか渡せなかった。ヘンリーに体力を削られてしまったのも要因。勝つ為のスキームはタイタンズが一枚上手だった。

フォックスボロでの2連敗はチームの変革期になっている証拠。しかし、何年も続けてプレーオフに出ているのに、弱くなったと呼ばれるのはどういう事よ。弱いままのチーム知ってるぞ。ブレイディはFA。だが、他に欲しがるチームはないだろう。この試合を見れば分かる。衰えたというより、神通力を失った。この人間離れした言い方が、ブレイディにはしっくりくる。

 

タネヒルが勝ったというより、ヘンリーが勝った。ヘンリー、ヘンリー、ヘンリー。ブレイベルは全くブレなかった。タネヒルはパス成功8回で72ヤード。投げなかった。次戦への温存と考えても良い。ヘンリーは34回で182ヤード。エディ・ジョージの持つポストシーズン記録を更新。ブルドーザーの如き重く、風船の様に軽い走り。何のこっちゃ。表現が難しい。AJ・ブラウンは1回4ヤードこちらも温存と考えましょう。

素晴らしかったディフェンス。ショートヤードを体を張って止めたラシャード・エバンスに拍手。ジェイオン・ブラウンの怪我が心配。デビジョナルは欠場の様だが、代わりの選手がこれだけやれれば、問題ない。勝って、チャンピオンシップでの復帰を待ちたい。ローガン・ライアンのインターセプトリターンTDで試合は決着。エリック・ローに続いて、元ペイトリオッツの選手は恩返しに余念がない。

ある種予想出来たが、怖くて予想しなかったこの試合。ジレットで連敗なんてある分けないでしょ、と思っていたらの下克上。ブライベルとヘンリーに拍手。次は強敵。もちろん、全力で応援させて頂きます。ラマーを止めろ!

 

タイタンズ 20ー13 ペイトリオッツ