NFL全試合観戦記

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AFC DIVISONAL タイタンズvsレイブンズ

まさか負けるとは思わなかった。戦慄のアプセット。主役はタネヒルではなく、ヘンリーだった。軽重戦車。宙に浮いている様な走り。当たると相手は吹っ飛ばされる。195ヤード。パスを投げても1TD。この試合のMVP。タネヒルポストシーズンに入って2試合連続でパス100ヤード以下。ある意味調子はドルフィンズ時代に戻ってるかも。ラマーのインターセプト、4thダウンギャンブル失敗をしっかりTDにして、リードを常に保った展開で、レイブンズの焦りを誘ったのが勝因。

ディフェンスはラマーに勝ったと言えるかどうか。パスは365ヤード、ランは143ヤード。トータル500ヤード超えはやられ過ぎ。たが、要所で3つのターンオーバー。4thダウンも止めた。バイアード、バッカーロのインターセプトのタイミングもバッチリ。サックも4つ。ディフェンスの貢献もあった。500ヤード奪われた気がしない。

そして、チャンピオンシップへ。マリオタからタネヒルへのチェンジはシーズンを諦めたと判断したが、ここまで来るとは。ブレイベル株急上昇中。ここまで行ったら、スーパーボウルの夢が現実味を帯びて来た。タネヒルがフロリダの地に戻るのは下克上の完成と言える。単純に見たい。

 

ワンマンアーマーの弱点。ラマーが崩れると全てが終わってしまう。インターセプトをTDに繋げられてしまう。次の4thダウンギャンブルをラマーのキープで止められてしまう。その窮地、今シーズン、ラマーオフェンスにシフトを切ってから、苦戦する試合はほぼなかった。そういった経験のなさがチームの弱さが出てしまった。サイドラインもあたふた。14ー6からの4thダウンギャンブル。焦ってるなあ。そして、ラマーに託す。見え見えのキープは止められる。ハーボーの焦り。そもそも、QBが20キャリーして、チームのRBが2人で9キャリー。これは狂気の沙汰。

ディフェンスもヘンリーを全く止められず。やはりラマーが停滞すると焦りがある。強いチームの奢りか、対策を全くしていなかった様に見える。ラッシュは届かず、ヘンリーとはすれ違い。敵のオフェンスはヘンリー一辺倒。簡単に読めるはずなのに、注文にハマってしまった。

普通にスーパーボウル勝つと思ってました。ワンマンアーミーの悲しさ。だが、ラマーを中心に考えたら、この戦い方を続けるしかない。逆に300ヤード投げたらラマーは勝てない。そして、この戦い方は寿命が短い。来年、取るしかラマーには時間は残されていないと思う。ハーボーも忸怩たる思いがあるはず。ラマーに取らせたいという気持ちもよく分かる。

 

タイタンズ 28ー12 レイブンズは