ビルズ
gameball
全員
降り頻る雨の中の名勝負。前半は滑るボールに苦戦。インターセプト、ファンブルロスト、パスドロップもあり、勝てる要素はなかった。それでも、何とか食らいつく、前半最後のTDは後半に期待を持たせる上で、流れを変えたアレンのナイスパス。モメンタムという言葉を噛みしめたい。勝負を決めたのはアレンのラン。ラマー程ではないが、走れるアレンが際どい1stダウンを奪い、チームが波に乗る。他の選手もアレンを見たらファンブル出来ない。ノックスの活躍もあり、要所で見せたディグスのシュアハンドには感動。
ディフェンスも素晴らしかった。この厳しいコンデションではラマーに走られるのは仕方ないが、100ヤード以下に抑えたのが、大きな勝因。再三、追いかけ、良いところでミラーのサック。チームを救った。
この厳しい環境での試合を強いレイブンズ相手にサヨナラ勝ち。ただ、若干気になるのはアレンがイライラしている素振りが見える事。メンタルも一流なアレンだけに、その振る舞いは気になる。
レイブンズ
gameball
CBマーカス・ピータースを除いた全員。
良い試合だった。2つのインターセプトを投げたラマーだが、序盤はビルズを圧倒。ディフェンスの奪ってくれたチャンスを確実に得点。やはりランの切り札であるラマーを上手く使っていた。ドビンスのランを絡め、前半は良し。後半、徐々にランが止められるとパスで遅れを取るラマーでは苦しい。あまり凝ったプレーがなく、ドロップバックからスクリーンもコール出来ない。ドライブが進まず、タッカーの出番なし。決勝点を賭けた敵陣手前での4thダウンギャンブル。ラマー警戒の裏を掻いてパスをコール。コール自体は悪くないが、ラマーにパスは荷が重かった。
致命的な欠陥があるディフェンス。ここ2年、レイブンズらしさをあまり感じなくなった。ラッシュが届かない。特に苦し紛れのアレンのランを止められない。やはりJPPもピークは過ぎている。
マーカス・ピータースが最後にエキサイトしていたが、なんなん。意味のない不和の種をチームに撒く。元から嫌いな唯一の選手だったが、いい加減に大人になれ。
ビルズ 23ー20 レイブンズ