49ers圧勝。完璧な試合運びとミスのなさ。しかも、オフェンスはランをチクチクと。戦術の一旦しか見せず。そもそも、OLに付け入る隙なし。モスタートと見せかけて、コールマンのランでリズムを掴む。ほぼ、全てランコールで奪った後半唯一のTDは圧巻。バイキングスディフェンスが手も足も出ず、ひたすら後退を繰り返す。コールマンは105ヤード。モスタート58ヤード。パスなんて、キャッチしたのは4人だけ。地上戦を制圧して、要所でのパスアタック。キトルではなく、ケンドリック・ボーンが印象的なプレーでTDパスキャッチ。結果3キャッチって、そんなに少なかった。印象としては大活躍だったけど。
ディフェンスもライン戦で完勝。ボサ2サック、バックナーとアームステッド、そして、ソロモン・トーマスの1巡カルテットが全員サックの揃い踏み。シャーマンも珍しいインターセプト。そもそも、投げられることが少ないので。
シャナハン父のラン精神が息子にも息づいている。シャナハン父は必ず良いRBを見出した。そして、息子はRB3人+ユーズチェックのオフェンス。サミュエルやサンダースも含め、素晴らしいタレントを揃えている。たが、ディフェンスで勝つ。こりゃ、強い。相当、強い。
負ける時はこんなもの。OLが崩れカズンズは立ち往生。頼みのクックがまるでヤードを稼げない。1stダウンも四苦八苦。これでは試合にならない。前半、ディグスの見事なキャッチでTDを返した時は期待したのだが。その後、インターセプトで奪ったレッドゾーンでのオフェンスでFG止まり。痛かった。それにしても、クックに拘りすぎ。マティソン、ブーンと良い控えRBもいたのに、クックはラン9回。マティソンは1回。目先を変える意味でもローテーションさせるべき。リターンが好調のアブドゥーラ辺りでも、局面は打開出来た様に思える。パスでカズンズが追い詰められると、だいたいこんな内容の試合になってしまう。
ディフェンスも49ersのOLに完敗。タイプの違うRBに手を焼いた。ここまでランで進められるドライブはそうない。今年あまり調子良くない時のディフェンスに戻ってしまった様な。見せ場はケンドリクスのインターセプト。WR並のキャッチ力。
シェリルスのリターンでのファンブルロストも痛かった。労せずしてロングゲインされFG。そこで勝負あり感も。
私事ですが、OCステファンスキーがブラウンズのHC就任。この試合のランオフェンスを見ると不安しかないが、とりあえず、期待したい。バイキングスは次のOCは誰になるのか。カズンズを活かせる人材を見つけたい。
バイキングス 10ー27 49ers