NFL全試合観戦記

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AFC DIVISIONAL テキサンズvsチーフス

マジで逆転しますか?24ー0の絶望的なスコアからの大逆転。マホームズの凄まじさよ。とんでもねえ。チームもマホームズならという信頼感もあり、簡単には諦めない。逆転のきっかけはワドマンのリターンから。ビッグリターン後チームを鼓舞。直後、ケルシーもパスキャッチして気合いのポーズ。まだ、これからとスタジアムの雰囲気が一変する。その舞台に満を持して登場は千両役者マホームズ。ズバズバとパスを決め、5連続TD。前半には逆転してたって、凄すぎるやろ。ケルシーが気合いの130ヤード3TD。グロンク引退後、最強TEに長らく君臨しそう。

スペシャルチーム合戦の様相も。パントをブロックされての被TD。リターンでのファンブルロスト。相手からファンブルを奪ったり、取られたりと大忙し。

ディフェンスは序盤の失点には絡んでいない。ここが、フットボールのスタッツの難しいところ。クラークは3サック。ソレンセンの動きがスペシャルチームでも目立った。

G+解説の村田さんが「リードHCが難しい事を考える展開でなかったのが勝利の一因」と的を得た論評。試合の展開の中で色々なことがあるが、最も懸念はリードの采配。僅差では心配。でも、マホームズならこれぐらいの差は付けられる。接戦時の敵はサイドラインにあり。

 

これで負けるなら、永遠に勝てないよ。テキサンズファンの溜息が聞こえて来そう。24ー0。そこで、ビッグリターンから2つのパスでTDを奪われてしまう。焦ったかオブライエン。自陣での4thダウンギャンブル。ここでか。それを失敗して窮地。少ないプレー数でTDされて10点差。サイドラインがバタついているのが見て取れた。そのまま、前半もリードを保てず、あっという間の大量失点。1Qチャンピオンという画像も出回ってた。ワトソンは調子も良く、相手のランディフェンスの弱さを突けていた。負ける要素はなかったのに。痛恨のフェイクプレーコール。

ディフェンスはお粗末の一言。レッドゾーンディフェンス最低のシーズンスタッツがそのまま出てしまった。チーフスにとってエンドゾーンは本来の20ヤード手前ではないか。7回の進入で全てTD。ちょっと酷過ぎる勝負弱さ。

マニングに対した時のテキサンズを思い出した。勝っていても、相手マニングに余計なことを考えての自滅。その頃はオブライエンもいなかったし、勿論、ワトソンもいない。チームに染み付いたマホームズへの恐怖。そして、1Qでのあり得ない得点差に動揺。逆に僅差の展開ならもっと好ゲームになっていたと思う。

 

テキサンズ 31ー51 チーフス