NFL全試合観戦記

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SUPERBOWL 49ers vsチーフス

今年最後の試合。本当に寂しいとしか言いようがない。また9月を待たなくてはならないという悲しみ。ああああ。

 

何故ランを封印したのか。シャナハンはパッカーズ戦を忘れたのか。しつこくしつこくランでディフェンスを崩壊させたチャンピオンシップ。その戦いぶりは20ー10に影を潜め、現れたのはファルコンズOCの時のシャナハンか。ブリーダは1回もキャリーせず、モスタートとコールマン。合わせて、17回。86ヤード。チーフスディフェンスが全く捕まえられなかったサミュエルのアラウンドプレーも後半はやらない。時間も削れず、後半の逆転を許してしまう要因になった。

ディフェンスは最後のTDを除けば素晴らしい出来。マホームズから2インターセプトを奪い、3サック。予想通りの強さ。結果31失点だが、最後のTDを除けば28点以内に抑えたのだから、敗因はオフェンスに帰してしまう。

シャナハンは親子HCでのスーパーボウル制覇を後一歩で逃してしまった。これは史上初。スーパーボウル出場も史上初。最後はパスに拘ってしまった感があり、ファルコンズでの無念を晴らせなかった。ボサは泣いてたな。

 

マホームズの見事なクラッチ能力。スーパーボウルの緊張、2インターセプト。はっきり言って調子は良くなかったのは明らか。ただ、大事なパスは見事にヒルへ。4thダウンもショートのシチュエーションを作れた。でも、MVPはダミアン・ウィリアムスでも良いよ。これから、何度もマホームズにはチャンスがあるし。少なくとも、ウィリアムスのランを49ersディフェンスは嫌がっていた。最後のTDはニーダウンすべきだとは思うけど。ワトキンス、ヒルが要所でキャッチ。ケルシーは1TD、ダイレクトスナップから1stダウン獲得。普段通りのオフェンスが、しっかりと出来ていた。序盤の緊張から来るミスは差し引いても、シーズン中のオフェンスを展開出来ていた。

ランディフェンスの弱さを突かれず、一安心。変態ブリッツァー、DCスパグニュオーロはこの展開なら一律の長。もう少し、ランを交えられていたら、苦しかったのは言うまでもない。

これだけのキャリアで初めての戴冠。リードは常に強いチームを作って来たが、マホームズを見出した慧眼には恐れ入る。この若さと肩。NFLは新たなスターを中心に回り始める。

 

49ers 20ー31 チーフス