NFL全試合観戦記

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WEEK9 カージナルスvs49ers

カージナルス

gameball

QBコルト・マッコイだよ

 

マレー、ホプキンス、グリーン、ワット。攻守の大黒柱が欠場。苦戦が予想されるチームを救ったのは、な、な、何と、コルト・マッコイ。こんなプレーをしてくれればブラウンズで一時代を築けたはず。見事にチームのオフェンスをコントロール。パス・インコンプリートは僅か4回のみ。判断の早いランも良し。控えとは思えないパフォーマンス。その後ろ盾にはコナーの存在。パワフルなランとセーフティバルブでのランアフターキャッチ。エドモンズが早々に怪我をしてしまってからは、正に大車輪。あらら、そう言えば、この2人元A北じゃん。

 

厳しい試合を覚悟はていたはずが、オフェンスが1Qに14点。そのリードを守る余裕のディフェンス。マーカス・ゴールデンが3サック3ロスタックルの大活躍。今シーズン9サック目はチームトップ。

 

主力が悉く欠場した試合をコルト・マッコイの活躍で勝利。今年ほど控えQBの存在がチームを左右する年はないだろう。マレーが復帰出来るかは微妙だが、マッコイ先発でも簡単に負けることはない。

 

49ers

gameball

酸いも甘いもTEジョージ・キトル

 

1Q、2つのファンブルロストが試合の趨勢を決めてしまったと言って良い。久々の登場のキトルの1つ目のファンブルカージナルスのTDとなった。もう一つは敵陣レッドゾーンまで攻め込んでのアイユークのファンブル。痛いところで出てしまった。しかしながら、何故ランを捨てるのか。結局、追いつけないのにパスパスで追いつこうとする。ランはガロポロのスクランブルを含め、11回39ヤード。それじゃ駄目だ。キーマン、キトルは100ヤードを越えて、流石の存在感。ファンブルが無ければ。サミュエルへコントロールされたパスが少なかった。何か、アイユークとサミュエルはコンビとしてはイマイチかな。どちらかに比重を掛けた方が破壊力が増す気がする。

 

ノーマンが、カッカしてます。常時出したいけど、パーソナルファールでチームのリズムを崩す可能性がありサイドラインへ。冷静に熱くなれ。オフェンスの不手際での失点も多かったが、後半開始から2ドライブ続けてのTDは頂けない。スタジアムが静まり返った。

 

シャナハン=ガロポロ体制は大きな分岐点を迎えたと思う。ホームで地区のライバル、それも主力が大きく欠けた相手に完敗。事実上の今シーズンの終わりだとも思える。この先の事を考えるのなら、次戦、ランス先発でも驚かない。今年を来シーズンの礎と捉えるのか、今シーズン、まだプレーオフの可能性ありと見るのか。シャナハンの決断は如何に。

 

カージナルス 31ー17 49ers