gameball
RBジョー・ミクソン
フィジカルなランナー、ジョー・ミクソン。それほど体は大きく見えないのに、パワフルな走りは魅了される。ディフェンスが中々止められない。真ん中を突いて良し、外側に回っても良い。30回123ヤード2TD。やはりランが出るとバローは楽。成功20で148ヤード。チェイスにはあまりパスが通らなかったが、さすがのTDパスキャッチ。ただ、OLが崩れるのが早い。バローは走れるから、全力で走り出した時ハードなタックルを受けそうで怖い。もう少しOLは守ってあげて。
ディフェンスはしっかりとパスの出所を抑えていた。カーに窮屈なプレーを強いる。ターンオーバーを奪った後、確実に得点していてモメンタムを離さない。ヘンドリクセンのサックからのファンブルフォース。拾いあげたヒュバートが迫力ある走りで43ヤードゲイン。そして、試合を決めるFGへ。ディフェンスが躍動している。
オフェンスとディフェンスが有機的に絡まってチームが良い方向に行く。理想的なチームになりつつある。バローを指名した時点でこうなる事は分かっていた。QBに困らないチームは戦力が安定する。
レイダース
gameball
TEダレン・ウォーラー
カーがイマイチ。最初のドライブで奪ったゴール前でのターンオーバーからのオフェンス。FGに抑えられてしまったのは痛い。オフェンスに勢いが出ない。ランは良かったがコールされない。明らかにリズムを崩しているカー頼み。接戦でこれをやっては勝つ可能性が大きく減ってしまう。4Qでウォーラーに2つのビッグプレーをTDに結び付け、3点差まで漕ぎ着けた。しかし、その後、2つのターンオーバーを喫して息の根を止められてしまった。
耐え忍んだ来たディフェンスは4Qにガス欠気味。3点差にした直後、13スナップを費やしたロングドライブを許してTDを奪われてしまった。ここをFGで抑えられていたら。そこからは一気に崩れた。まぁ、オフェンスが相手に好フィールドポジションを与えてしまっては致し方なし。
AFCのプレーオフ、地区優勝争いは乱れておる。ベンガルズもレイダースもシード1すら可能性が消えない。歴史的な大激戦だと思う。現在、AFCは負け越しているチームが4チームしかない。そんなシーズン、ある?
ベンガルズ 32ー13 レイダース