NFL全試合観戦記

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WEEK12 レイダースvsカウボーイズ

レイダース

gameball

Kダニエル・カールソン

 

二転三転する試合。それこそがNFLの醍醐味。4Qにカウボーイズが追いつき、OTで決勝のFGで土壇場でうっちゃった。カーの安定した内容。漸くピッチ外の雑音も静まったのか、本来の動きに。373ヤード1TD。ジェイコブスもコツコツ87ヤード。この止まられても行くという意志が大事。カーもスクランブルで1stダウンで派手なガッツポーズ。チームが盛り上がる。安定のレンフローが134ヤード。ラグの代理と目されたデショーンもディープスレッドの本領発揮。最初の56ヤードのTDはらしさ爆発。その後、気配を消すのもデショーンらしさ。懸念はウォーラーの太もも。ハムストリングの様に見え、復帰まで時間が掛かりそう。

 

荒れたディフェンス。要所でのビッグプレーを許してしまった。OT、コイントスカウボーイズ先攻。そのオフェンスを3&アウトに抑えたのは大きい。ラスト、カールソンのサヨナラFGを導いた。

 

最強地区、AFC西地区からプレーオフに行くためには1敗も出来ない状況。これから同地区対戦も増え、更に厳しいスーパーボウルへの道。しかし、この地区を勝ち抜けば修羅場の経験はスーパーボウルに生きると思う。

 

カウボーイズ

gameball

RBトニー・ポラード

 

プレスコットも負けじと素晴らしかった。こちらもターンオーバーなしの締まった内容。ラム、クーパー不在な中、375ヤード2TDは貫禄の数字。ガロップとウィルソンの2人が100ヤードずつとデリバリー。TEシュルツ中心のドライブもあったが、TEはまだまだ、弱点。ポラードはランこそ36ヤードだったが、キックオフリターンTDを一つ。チームの雰囲気がガラッと変わった。

 

チームのディフェンス記録を塗り替えていくマイカパーソンズ。2桁サックに到達。そんなパーソンズがいても、良くない試合もある。レイダースのOLが強固というのもあるが、中々、プレッシャーが掛からなかった。

 

プレスコットの調子は良いが、ディフェンスとの歯車がガチッと嵌らない。4Q最後のTDドライブは痺れました。8点差を追いついて、後一歩だったのだが。こちらは2位以下が負け越している地区。普通に戦えば少なくとも簡単に優勝してしまいそうだが、NFLは軽く足を掬って来るチームがあるから注意が必要だ。

 

レイダース 36ー33 カウボーイズ