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HCブライアン・ダボール
まさかのアプセット。好調ではあっても、さすがにランボウフィールドのパッカーズに勝てるとは。ダボールの戦術。ラン。ジョーンズへはラッシュを感じない様に短いパスをコール。復活バークリーを攻撃の中心に据える。スターQBのいないチームだからこそ、QBを駒と捉える。ジョーンズは21回217ヤード。その実、キャッチしてからのロングゲインもあり、実質はもっと短い。それを徹底。QBキープのコールも増加。大切な3rdダウンの中距離を何度かジョーンズのランで1stダウン更新。その成果が後半のロングドライブ。FGに終わったが、ロジャースのリズムを狂わせた。
ディフェンスを褒めたい。前半は多彩なオフェンスに圧倒されたが、後半は逆にロジャースを圧倒。ロジャースを自由にプレーさせなかった。ランを100ヤード以下に抑えたのも大きい。パッカーズオフェンスをトータル301ヤードは出来過ぎ。
ディフェンスとランとコールの絶妙さも相まって、4勝目。これで良いQBならとんでもなく強い。なのでダボールにとって痛し痒しでもある。負け過ぎれば辞任。ただ、来季ジョーンズはこのまま残留はないよね。あくまでも現段階では。
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強いて挙げればWRランドール・コブ
前半のオフェンスの多彩さ。様々なバリエーションで確実にゲイン。TD2つFG2つ。どうやったら負けられるんだぐらいの出来。極彩色。後半、ジャイアンツの長いドライブに焦れたのか、オフェンスは全く進まなくなる。ロジャースのパスも上擦り気味。追い上げられる展開に慣れていないのか、ランプレーが激減。ロジャース、ディロンでラン19回。スナップ数が伸びなかったのもあるが。コブがベテランの意地で99ヤード。ドブス、ワトソンにはスクリメージ付近のパスしか投げられない。後半は無得点。珍しい。
2ミニッツで得点が取れないジャイアンツに前半残り1分でTDを奪われたのは頂けない。ジョーンズへのサックはスミスの1つだけ。ジョーンズはターンオーバーの多い選手。ラッシュを掛けると届かず、走られるという悪循環。
ロジャース疲れがファンにもある様な。毎年繰り返されるオフのゴタゴタ→和解→序盤の不振。それも風物詩。バッカニアーズをロードで降し、ジャイアンツにランボウで負ける。NFLは面白い。