チーフス
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RBジェリック・マキノン
何というか強いよな、やっぱり。マホームズのプレッシャーの中でパスを決める能力には恐ろしさすら感じる。この試合では伏兵マキノンが大活躍。バックフィールドにセットすると、何をやってくるか分からない。マキノンがパスで112ヤード2TD。ランで6回22ヤード。変幻自在。スミスシュスターが74ヤード1TD。隙無しの布陣。パチェコは先発の器。最後の勝負を決める1stダウンでもパワフルでガッツのある走り。ドレッドヘアーから見える表情はかなりなイケメン。そして、珍しく真のイケメンが3インターセプトを投げてしまう。それでも勝っちゃうのがネクストGOAT。いや、もうGOATだね。
27ー0になり若干の腑抜け。後半2ミニッツに2つ、後半最初のドライブで1つのTDを奪われて焦るディフェンス。やなりマクダフィーのパスインターフェアがきっかけになる。ただ、ここでトップレシーバーとやり合うのは将来の為にはかなり有意義。
ヒタヒタと第一シードを射程に収めているマホームズとリード。強いなぁ。嫌だなぁ。と稲川淳二口調で言っても、チーフスの強さは変わらない。同地区は後2試合。今年も全スイープですかね。
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WRジェリー・ジュディ
27ー0になった時は試合放棄した方がマシだと思えた試合。なんせブロンコスは24点以上捕ったことがないから。ひたすら同じ様なプレーを繰り返し、相変わらず3rdダウン2、や3を取れないオフェンス陣。漸く前半2ミニッツから後半1stドライブまで立て続けに3つのTDを奪い6点差まで追い上げた。ジュディは3TDパスキャッチ。フラストレーションが溜まりに溜まって、何度も吠えていた。オフェンスはピック6もあり、絶望的な点差からの追撃。そして、やっとウィルソンが走り出した。4回57ヤード。最後にはピッチに打ち付けられ脳震盪で退場。代わったリッピンがTDパスを投げ、しぶとく追い縋るがここまで。マックがスクリーンパスから60ヤードを走り切ったりと、見せ場の多い試合だったが、無念。
点を取れないオフェンスを支えて来たディフェンスだが、序盤の大量失点が響いた。後半はスイッチを切り替えてのプレー。ただでさえインターセプトの少ないマホームズから3つを奪っての負けは悔し過ぎる。
光明が見えたと思ったら一瞬で暗闇へ。ウィルソンの脳震盪は心配だが、ウィルソンが試合を投げ切ったとしても、勝てたと確信を持って言えないのが辛いところ。ただただ、回復を祈るのみ。
チーフス 34ー28 ブロンコス