セインツ
gameball
TEジュワン・ジョンソン
ここに来て、漸くカーのベストゲーム。しっかりとしたマネージメント。1stドライブを時間を掛けて、前半最後も無理をせずFG。この試合に負けたら、GO HOMEなのを分かってらっしゃる。レシーバー陣が欠ける中、TEジョンソンが90ヤード1TD。上手くフィジカルを使えれば、もっとブレイクしてもおかしくない。カマラが足を捻った様子で心配。代わってキャリーのウィリアムスはハードに当たり過ぎ。もっとクレバーに出来る選手。昨シーズンの輝きを取り戻したい。
ディフェンスは素晴らしい出来。ターンオーバー4つ。デマリオ・ デービスのライン際をドタドタ走る姿は逆に愛らしい。ラティモア不在の様だったが、エバンスと揉めなくて良かった。
首の皮一枚、最終週まで持ち込んだ。他力ではあっても、後は勝つだけ。NFLが最終週を同地区対決に当てているのは本当に良い。同地区には負けられない意地がある。
gameball
良いとこなんて1つもない
勝てば地区優勝。そんな試合をホームで塩。この上ない塩ゲーム。バッカニアーズがトップという事が地区のレベルの低さを証明している。前半はほぼない1stダウン無しって言うか、攻撃時間があまりにも短い。メイフィールドはレシーバーに収まるパスを投げられず、エバンスともチグハグ。ランはまるで出ない。後半に2つのファンブルロスト。どちらもビッグゲインの後だっただけに、がっかり感はひとしお。この前の試合までとは別のチームと思える。
ディフェンスも大概。得点力低下に悩むセインツの相談相手としては最適。セインツはシーズンを通してオープニングドライブでのTDがない。そんなチームに、たっぷり8分掛けて最初の攻撃でTDを取られるって。今シーズン、大事なところで弱いバッカニアーズディフェンスを象徴している。
試合途中のスタッツが出た。バッカニアーズは勝ち越している相手には1勝6敗という成績。つまり弱いチームに取りこぼさないが、強いチームに歯が立たないという。さて、最後は2勝のパンサーズ相手。逆なプレッシャーが掛からないと良いのだが。
セインツ 23ー13 バッカニアーズ