NFL全試合観戦記

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WEEK16 49ers vsカージナルス

さて、WEEK17も終わりプレーオフチームが出揃いました(ワシントン試合中)しかしながら、私はブラウンズ以外の結果は知りませんので、その体で16週はレビューします。今しばらくお付き合いを。

 

49ers

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RBジェフ・ウィルソン

 

べザードも良かった。キトルの復帰が後押ししてくれたのは確か。それでも安定したプレーはマレンズより見ていて安心感はあった。キトルはいきなり92ヤード。やはり違いを生み出せる最高の選手。ユーズチェックが2キャッチ2TD。困った時は空いています。そして、新たなRBが何故か台頭する49ers。ジェフ・ウィルソンの切れ味鋭いランは凄かった。圧巻の183ヤード。モスタートの次がもう出て来た。

 

ディフェンスはマレーに走られたものの、パスカバーを厚くして難を逃れた。エンドゾーンでのウィザースプーンのインターセプトはモメンタムをがっちり掴み切った。DCサーラは他チームの指揮を執るのかも。

 

Kロビー・グルードが定まらず、TD後のキックを2本外す。結局8点差は1ポゼッション。1本でも得点していたら9点差で2ポゼッションになっていた。結局、逆転されなかったから良かったが。

 

カージナルス

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LBハーソン・レディック

 

マレーはリズム良く走っていた。しかしながら、早過ぎる4thダウンギャンブル失敗。まだ試合の序盤。でも、やるだろうなと思ったが失敗。でもまぁ、キングスベリーのポリシーを貫いたのは理解出来る。ドレイクがランではシーズン10個目のラン。マレーとのタンデムで10越え。ジョナサン・スチュワートとディアンジェロ・ウィリアムスのパンサーズコンビ以来。それもQBとRBとは珍しい。

 

ハーソン・レディックがおかしいぞ。好調は分かるが恐ろし過ぎた。前週も凄かったが、今週も1.5サック1ファンブルフォース。とんでもないスタッツの上げ方。シモンズが霞む。先輩1巡の意地が見えた。

 

これでプレーオフは無くなったのかな。確率はミクロの単位に落ちてしまったと思う。残念だが、最終週、ラムズに一泡吹かせて欲しい。

 

WEEK16 49ers 20ー12 カージナルス

WEEK16 ブラウンズvsジェッツ

ブラウンズ

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けっHCステファンスキー

 

勝てばプレーオフが決まるこの試合。結果は仕方ないが、試合を見て、怒りが鎮まらなかった。アホか。コロナでWR総崩れ。そうなれば、ランに頼らざるを得ない。そこを止められて負けたのだろうと予想したからの観戦。ところが、1Qランは1回だけ。ハントはセットすら殆どない。はぁ?馬鹿なの。何と2人合わせてラン15回。この大事な試合にランを捨てるという暴挙。負けるべくして負けた。もうそれだけ。それが敗因の全て。

 

ディフェンスはランでコツコツやられて、その裏でパスを決められた。こういう試合をやりたかったんでしょ。ブラウンズの方が。その上で、審判の糞ジャッジに文句を言うが、前半のあれはファンブルです。チャレンジしてビデオを見てコールスタンズ。いやぁ、ファンブルって、NFLから無くなったんだっけ。

 

自分達の戦い方を忘れて勝てる訳がない。はっきり言うが、ステファンスキーが勝てばプレーオフという事態に一番舞い上がっているんだろう。自分を取り戻して、最終戦を戦って欲しいけど、この試合を見るともう、諦めるしかないかな。後数時間後には全てが決する。あああ。ある意味、大事なキックを外したパーキーが通常営業でした。洒落にもならん。

 

ジェッツ

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チーム全員に

 

突出して活躍した選手はいない。が、こういう戦い方を見せられたら、強さを感じるんだけど。2勝目。嘘でしょ。ダーノルドはパス5割だが、インターセプト無し。ターンオーバーをしなかった。バレスが伏兵としての働き。小柄白人レシーバー。意外と良い働きをしてくれる。チームに必要な人材だと思う。ミムズ、クラウダーが開幕から揃っていれば。ゴアが16000ヤード達成。歴代3位。無事これ名馬。来年も現役で。

 

元々ランにはある程度計算が立つディフェンス。相手がパス偏重と裏を書いて来たが、チャブ、ハントで来られた方が嫌だっただろう。前半ほぼランがない分、DLのスタミナが後半になっても尽きなかった。2ファンブルリカバーは好フィールドポジションをオフェンスに橋渡し。

 

既にゲイズの退任は決定的。ペイトリオッツがQBコーチに打診しているという噂がある。ゲイズはHCとしてはダメだが、コーチとして欲しいというのはよく分かる。上に立つより、教えるタイプ。ま、決まった訳ではないですが。

 

WEEK16 ブラウンズ 16ー23 ジェッツ

WEEK16 ビルズvsペイトリオッツ

ビルズ

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WRステファン・ディグス

 

ジレッドでの大勝。正式に覇権はビルズへ。完璧なアレンのプレー。320ヤード4TD。文句なしのエリートQB。gameballはアレンをネクストステージへ引き上げた立役者。145ヤード3TD。もちろん、ディグスも今年はキャリアハイ。ディグスも一緒にレベルが上がった。ランはシグレタリーではなくザック・モスを主戦にすべし。57ヤードでは物足りない。ラン強化は来年の課題。

 

ディフェンスも元気。お客さんにされていたブレイディ時代の恨みを晴らすべく3サック。トータル喪失ヤードは201ヤード。ランはある程度出されてしまった。パスは100ヤード以下。相手のオフェンス力を考えたら、もう少しマークをランに集中しても良かった。

 

晴れて地区優勝。新たなダイナスティを作りそうなアレンの大器感。プレーオフでは一番応援したいので、ブラウンズとは当たりません様に。(もちろん、ブラウンズが出る前提で) 

 

ペイトリオッツ

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来年への期待を込めてHCベリチック

 

本当にNFLを見始めてから2度目のペイトリオッツのいないプレーオフ。感慨深いし、何とも寂しい。そして、キャムを見るのも最後なのかも。とにかく遠いパスTD。全てがキャムのせいではないが、もう少し出来ると思っていた。パスヤード34ヤード、ランでは1TDも体にイマイチ切れを感じない。代わって登場スティダムも冴えない。既にこのキャムを控えに追いやれない時点で見切られてるんだろう。来季、ロスターにいるかどうかは微妙。

 

ディフェンスも目標を失った状況でのプレーは慣れていない。アレンを相手にどうして良いのか分からない状態。マコーティの表情も呆然としている様に見えた。こんなペイトリオッツディフェンスを見たのは初めてかもしれない。

 

心の底ではベリチックvsブレイディのスーパーボウルを見たい気持ちもあったのは事実。来年はブレイディは更に衰えてしまうから無理かなぁと。そして、ペイトリオッツも新たなQBを誰にするのか、1巡で行くのか。オフの興味は尽きない。

 

WEEK16 ビルズ 38ー9 ペイトリオッツ

 

WEEK16 ベンガルズvsテキサンズ

ベンガルズ 

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QBブランドン・アレン

 

ベンガルズでのロード連敗記録を止めたのはブランドン・アレンだった。えっ、フィンリーじゃないの?やはりザック・テイラーは先週の様な行き当たりばったりのオフェンスでは勝ちたくなかったのではないか。そこで先発復帰のブランドン・アレン。おいおい、素晴らしいポケットパサーじゃねえか。しっかりとパスを投げ分け、371ヤード2TD。キャリアベスト。AJ、ヒギンズ、バーナードなどパスを供給。新星RBペリーンも活躍。良い時には良い方向に物事は回転していく。

 

ロードで弱いディフェンスは変わらない。ま、相手はレーティング110越えのワトソンでは仕方ない。ただ、ランディフェンス低迷のチームに100ヤードラッシャーを出されては拙い。成長途上の若い選手はLBに多く、今年の経験は成長に大きく寄与する。

 

テイラーは来年も指揮を取る。バローが来年戻って来れるならAJは流出かな。欲しい。アレンにとってはAJは重要なターゲット。次週レイブンズ戦。アレンが今日の様なプレーをして勝てば、どこかのチームで再びキャリアを始める事が出来る。

 

テキサンズ

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QBデショーン・ワトソン

 

324ヤード3TD。ワトソンは4勝チームにあり得ないスタッツを叩き出している。確かにファンブルロストはあったが、それでも、文句なしのプレーを続けている。クックスは141ヤード1TD。今年初めてらしい活躍。デビット・ジョンソンもランで128ヤード。不振を極めていたランオフェンスで待望の100ヤードラッシャー誕生。でも、ラン12回。LB陣不安のベンガルズにはもっとぶつけたかった。

 

とにかく脆弱なディフェンス。サイドラインで冴えない顔で項垂れるワットの顔が全てを表す。ランオフェンスがスイスイ進まれ、アレンはラッシュに怯えていない。なんせ届いてないから。

 

ベンガルズのロード連敗記録をストップし、アレンにブラウンズ戦以来の白星をプレゼント。テキサンズが負けて喜ぶのはドルフィンズだけ。プレーオフ出場チームが1巡上位に指名権がある。納得出来ねえ。

 

WEEK16 ベンガルズ 37ー31 テキサンズ

 

WEEK16 ベアーズvsジャガーズ

ベアーズ

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LBラクアン・スミス

 

やはりトルビスキーに先発が代わって攻撃のリズムが良い。ランが出る様になったのも、トルビスキーの走りが気になる。特にエンドゾーン手前では体を活かした走りでのTD。この試合でも見せてくれた。モンゴメリーも走り易いのか、このところ好調で95ヤード。ロビンソンは貫禄の103ヤード。グラハムがエンドゾーンでの決定力が戻って来たのか2TD。このホットラインは怖い。

 

ラクアン・スミスが2インターセプト。一つはファンブルしてしまい大慌て。ちょっと愛らしい。流石にグレノンにしてやられるディフェンスではない。元ベアーズでダメだったQBだし。

 

最後にはフォールズを出すという。こういうHCは本当に嫌いだな。自分が先発で勝てると踏んだQBを試合が決した後に投入って。ファンを馬鹿にしてる気がするけど。ま、フォールズは元ジャガーズ。その辺もあったかも。いや、ない。

 

ジャガーズ

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RB誰?・オグンボエル

 

発音はどうなの、合ってるのか。ダーレなのかダレなのか、ダレノガレなのか。ファミリーネームも良く分からない。でも、今後が楽しみなRB。その時に発音ははっきりするでしょう。ロビンソン一人に走らせていたのは何故?もう、本当ここ数年でトップ3に入るダメHCでしょうな、マローンは。1位はヒューか。そもそも、何回先発代えるの、結局グレノンは開幕時にいなかった選手。選手の実力をこう見誤ってはね。ブラックマンデー、解雇No.1候補。

 

ま、ディフェンスもね。グレノン2投連続インターセプト。それを2つともTDされてしまっては。3Qテンションが下がるのは分かる。けど、ちゃんと仕事せいや

 

ミンシューはリリースされる可能性もある。晴れて1巡を獲得したので、トレバー加入は確実。それなら、ミンシュー残留の理由はないし、2番手ならグレノンの方が使いやすいと思う。ミンシューならセカンドチャンスもどこかのチームであるかも。お互いにベストな選択を。

 

WEEK16 ベアーズ 41ー17 ジャガーズ

 

WEEK16 ジャイアンツvsレイブンズ

レイブンズ

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QBラマー・ジャクソン

 

いやぁ、恐ろしいラマー。プレーオフ来るなよな。来たら無双しちゃうだろ。マホームズに勝てる確率が最も高いQBだと思う。ラマーの凄いところはパスの下手さを補うクイックネスだけではなく、クレバーさ。ディフェンスの読み、RPOでの判断の速さ。リードしてからのゲームマネージメント。パスが上手いだけではエリートにならない。ラマー+2人のRBが75ヤード超え。コンスタントに走られては、手も足も出ない。デズ・ブライアントがTDキャッチ。このベテランの存在はラマーオフェンスに彩りを添える。

 

激しいブリッツ。ラッシュに弱く、無茶投げをしてしまうダニエル・ジョーンズの弱点を完全に突いた。3連続サックでドライブを終わらせる大迫力。スクリメージ全員並ぶと、そりゃ怖いわ。

 

既にプレーオフでは無双する予定でしょう。私的には悔しいが、今年のスーパーボウルに一番近いチームだと思っていた。ディフェンスもオフェンスも攻略する糸口が見つからない。特にラマーはマホームズ以上に個の力が厄介だ。

 

ジャイアン

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戻って来たことに、OCジェイソン・ギャレット

 

1Qで全てが終わってしまった。攻撃は3&アウトを繰り返す。反則でしか更新出来ない一stダウン。ターンオーバー無しでも完敗。6サック浴びて37ヤード下げられる。1Qの攻撃時間は2分以下。とにかく、ギャレットOC、コロナから戻れて良かった。

 

レイブンズの1stドライブ、9分掛けてTD。そのドライブでディフェンスは通用しなかった。ランディフェンスが頼みの綱だったジャイアンツに、衝撃はあっただろう。1Qだけで95ヤード走られ、後はリードを守るオフェンス。14点リードした試合をひっくり返されないレイブンズ。ジャイアンツに勝ち目はない。

 

5勝10敗で尚且つ優勝のチャンスもある。負けたら、ドラフト全体3位指名権のチャンスさえあるという。ある意味歴史的な地区優勝争い。後一試合。

 

WEEK16 ジャイアンツ 13ー27 レイブンズ

WEEK16 バッカニアーズvsライオンズ

バッカニアーズ

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QBトム・ブレイディ

 

プレーオフに向けて、どんどん良くなるブレイディ。WRとの息もぴったり合ってきた。圧巻の348ヤード4TD。それも前半だけで。こらこら。後半登場のギャバートも143ヤード2TD。こらこらこら。RBも穴埋め的に登場のボーンが自信を付けて収穫。グロンコウスキーが2TD。エバンスが181ヤード2TD。ゴドウィンとブラウンがそれぞれTD。OLも安定。オフェンスは調整終わり。こりゃ、プレーオフの台風の目だ。

 

スタフォードが途中退場でディフェンスは更に守りやすくなった。前半で38点リードで更に更に楽。こんな試合になると後半だれて4TDぐらい食らってしまうんだけど。しっかりと最後まで緩めず7点に抑えた。ディフェンスも調整良好。

 

WEEK17はファルコンズ戦。今年の第5シードはプレミアムチケット。勝ってNFC東との対戦を迎えたい。次週も全力で、フルメンバーで臨むでしょう。

 

ライオンズ

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コーチ達。コロナから立ち直れ!

 

既にモチベーションを失っている選手たち。その上、コロナでコーチ陣が壊滅状態。そりゃこんな試合になりますわ。頼みのスタフォードも序盤に怪我。そりゃ、これが結果になります。オフェンスの見所はスウィフトのカットバックのみ。スタフォードがいなければ、そりゃこうなります。1stダウン12回。総獲得186ヤード。この惨状、

 

それでもねぇ、ディフェンスは酷過ぎる。前半だけで348ヤード失。ほぼ何も出来ない。パトリシアがコーチ残して行った傷跡の深さ。

 

コーチ陣がいないことより、スタフォードの怪我がこの結果を導いた。コーチ陣がいてもいなくても、勝敗は変わらなかったと思う。大観衆がいなかったのが、せめてもの救いかもしれない。皮肉を込めて無観客で良かった。

 

WEEK16 バッカニアーズ 47ー7 ライオンズ