ロジャース大爆発の5TD。400ヤード越えは久しぶり。スイスイと涼しい顔でロングパスを通す。1敗シーズンの輝きが戻って来た。心配されたレシーバー陣はスキャットリングが133ヤード。ランは抑えられた。結論、無双なロジャースにはレシーバーなんて誰でも良い。
ディフェンスは負けていたが、これだけ凄いロジャースの元では、最低限の仕事さえ出来ていれば勝ててしまう。それでも、ケビン・キングのインターセプトはフィジカルで凄かった。
ここまでのロジャースもしっかりと勝っている優れたQBなのだが、1敗シーズンを知っている者としてはあの幻影を追ってしまう。この試合をもってあの凄い1年が戻って来るとは思わないが、この先の試合が楽しみになって来た事は間違いない。
カーも悪かった訳ではない。この試合のロジャースなら、どんなQBも見劣りしてしまう。カーの調子は良かった。オープンになるレシーバーに的確にパスを投げていた。TDが反則で取り消されたりしたが、ウォーラーがレシーバーとして台頭。TEながら2試合目の100ヤード突破。そして、ジェイコブス。100ヤード越え以上にパワフルな走りは魅力。1000ヤードは簡単に越えるだろう。
まあ、仕方ない。無双ロジャースに対抗出来るディフェンスはこの世にない。クロスビーが唯一のサック。これぐらいしか書くことがない。
この試合後、コンリーをテキサンズ にトレード。伸びなかった1巡だが、3年経たずにカット。グルーデンは自分の指名した選手でロスターを作りたいのだろうけど、今シーズン全試合先発している選手をシーズン途中にトレードするのは疑問。CBはそれほどデプスに厚みはない。
レイダース 24ー42 パッカーズせ