かろうじて残っていたプレーオフの火を自ら吹き消してしまったレイダース。後1点追いつかなかった。注目のレンフローはハンターの如き鋭さ。ちょっと、洒落て言ってみました。102ヤード1TD。完全にブレイクするのは来シーズン。TEウォーラーも100ヤード越え。2人100ヤードレシーバーが出て勝てないとは。ランも悪かった訳ではない。ワシントン、リチャード合わせて97ヤード。2人のRB陣はキャッチでも活躍。そもそも、カーが391ヤード投げ、ターンオーバーレシオも0。それで15点。なぜ？
マックス・クロスビーがサックを2桁まで伸ばした。4巡パスラッシャーはランでもロスタックルが目立つ活躍。思わぬ拾い物。だが、やはりチーム全体でインターセプトが少ない印象かあり、DB、特にCBの再整備が必要だ。Sエブラハムが帰ってくればSの方は問題なしかな。
グルーデンの再指揮は2年目で7勝9敗。アントニオ・ブラウン騒動もあり、選手を見る目はHCに求めたいところだ。何度も書いてきたが、AFC西はマホームズに勝てるかどうか。カーでは難しい気もして来た。ええ、QB指名もある？微妙に分からない。
やはりロックの良さが最後まで目立った試合。それなりに投げていたと思うが177ヤード。そんなもんでしたっけ。ミスをしないプレーだったが、ファンブルロストもあった。が、プレッシャーに怯むことがない。そこが、パクストン・リンチとの大きな違い。苦しみながら、リンゼイも1000ヤード到達。この試合は上手く走れたなかった。フリーマンのトータル-4ヤードという結果にランの苦戦が出ていた。
最後、逆転の2ポイントトライ。そのパスを叩いたシェルビー・ハリスは殊勲の一払い。レイダースから移籍してブロンコスでは3年間全試合出場。今年は怪我人もあり、全試合先発でキャリアベストの6サック。地味なポジションに地味な選手。来季も活躍を期待したい。
シーズン序盤の接戦を勝っていたら、プレーオフ出場も夢ではなかった。タラレバはダメだが、ロックが開幕先発していたら、と思わずにはいられない。そして、ロック先発では4勝1敗。その1敗はチーフス 。やはり、ブロンコスもマホームズには勝っていない。ロックならきっと勝ってくれる。期待は大きい。
レイダース 15ー16 ブロンコス
