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ある意味CBマーカス・ラティモア
ダニエルズのしなやかさが爆発した前半。本当に柔らかい走り。相手を幻惑するオフェンスはロビンソンのランで苦戦しても、確実に点を重ねていく。17ー0。カーのいないセインツ。こりゃ楽勝と思われたが、後半はダニエルズへのマークが厳しく、思う様にヤードが稼げない。このモビリティのダニエルズが被サック8。後半のオフェンスの停滞。マクルーリンは7キャッチ73ヤード2TD。十分な活躍だが、フリーで3つのドロップ。ドロップと言うには可哀想なボールだが、捕っていればロングゲインだった。どれか1つ捕って欲しかった。
前半のヘーナーを零封。後半、ラトラーにもそれほどやられてはいなかった。ただ、前半とは違い、プレッシャーが掛からない。それでも、逆転を狙った2ポイントのパスを、はたき落とし、勝利を手にした。そして、ラティモア、ニューオリンズに帰る。ほぼパスは投げられず。さすが、古巣。分かってらっしゃる。
地区優勝は無理だが、1年目からほぼプレーオフを決定付ける9勝目。予想以上にダニエルズのポケットワークは素晴らしい。ここまでやるとは。兜を脱ぎます。
セインツ
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QBスペンサー・ラトラー
前半のヘーナー。やはりモビリティに欠けるので、OLが崩れると苦しい。投げるまでに時間が掛かってしまうタイプ。しっかりと投げるとコントロールも軌道も優秀。だが、前半でラトラーに交代。そして、最初のTDはトリックプレーからWRウィルソンからのパス。ウィルソンはパスキャッチ0。QBとしてレーティング満点。ラトラーも後半、何とか勝負強さを見せて、残り0秒でTD。2ポイント。逆転勝ちするほどは持っていなかった。バックフィールドにカマラが不在になってしまったのが痛かった。
ダニエルズから8サックは見事と言うしかない。クレバーなダニエルズのランをロスゲインにする事は難しい。キャメロン・ジョーダン、チェイス・ヤングの両エッジが2サックずつ。見事。
惜しい戦い。ヒルがいないと苦しいのは否めない。後一歩まで迫ったラトラーだが、先発にするには力不足。ただ、一発がある選手なので、経験を積ませれば面白い。
コマンダーズ 20ー19 セインツ