ワイルドカード争いも掛かった大事な試合。だが、どちらもイマイチピリッとしない印象。特にコルツ。そして、ヴィナティエリ。キックミスの数は過去ワースト。年齢もあると、引退の声も聞かれそう。寂しい。同点からのFGブロック、その後のリターンTDはヴィナティエリの責任ではないが、スペシャルチームで確実に点を取れないことが、コルツ低迷の原因の一つ。荒れてるブリセット。ランがうまく機能せず、売り出し中、ジョナサン・ウィリアムスも8回14ヤードと低調。無茶投げ復活。319ヤード2インターセプト。ナイスパスの様なインターセプトがあった。
ディフェンスは6サック。0.5サックの選手が4人いて、あらゆる場面でプレッシャーを掛けていた証拠。インターセプトはなかったが、ファンブルリカバーで2ターンオーバー。ディフェンスはよくやっていた。レナードが2サック。リーダー健在。
大事な試合をスペシャルチームの痛恨のミスで終わった。恐らくはシーズンの終わりでもある。チームのレジェンド、ヴィナティエリを簡単には切れないが、彼によって30点以上を失っている事を考えると、リリース時期を逸した事が要因。ブレイディの低迷もあり、一時代を築いたダイナスティの残り香の様な。まだ、引退表明している訳ではないが、来季の去就は厳しい。寂しいなぁ。
あれれれれ。フランチャイズQBタネヒルでいいじゃん。まさかの快進撃。先発してから1敗。マリオタからの先発交代は地獄じゃね、何て誰が言った。誰あろう、私です。本当に契約延長が確定的になって来た。正直、この試合は両チームの来季エースQBを決めるという、別の要素も含んでいた試合だったと思う。という事はタネヒル安泰。ラスト、勝負を決するロングTDパス。らしくない。強気か弱気か分からない無表情の奥にタネヒルの個性があったはずだが。移籍で気分一心。キャリア最高の出来で、チームをプレーオフに引っ張ろうとしている。意外中の意外。まあ、ヘンリーという圧倒的重戦車が援護してくれているので。タネヒルとタイタンズの快進撃はまだ、続きそう。
元々、地味ながら堅実なディフェンス陣。ケーシー、ランドリーがサックを挙げる。地味なコレアも1つ。ローガン・ライアンもインターセプト。地味ながら、元ペイトリオッツ。地味地味うるせえなぁ。
本当にどうしちゃったなの、タネヒル。今思えば、ブレイベルの決断は称賛すべきものだった。行くも地獄帰るも地獄なんて書いちゃった。ごめんなさい。ただ、ブレイベルこそ、ここまでタネヒルがやるとは思ってなかったはずだ。そして、マリオタ。セカンドライフの成功を目の当たりににして、捲土重来を計ってほしい。先発の出来るチームへの移籍。願ってます。
タイタンズ 31ー17 コルツ
