NFL全試合観戦記

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WEEK13 バイキングスvsシーホークス

ドトウドトウと言いながら、漸く13週が終了。ちっとも追いつかないなぁと、ただただ手を見る毎日です。

 

ウィルソンはそれほど悪くはなかったが、珍しいピック6。まあ、チップされたパスをはたき落とそうとしたところがSハリスの手の中へ。仕方なかった。偶然。RBカーソンが良い。本当に頼りになる。特に左にバウンスしてから、ホールを見付けるのが異常に上手い。スルスルと抜いていくランは見ていて気持ちいい。ウィルソンが走らなくなったのは、カーソンともう1人、ペニーのランコンビが充実しているから。ウィルソンはモバイルの様でモバイルではない。メトコフがしっかりと戦力になり、後はゴードンがフィットして来たら恐ろしいオフェンスになる。

ディフェンスはまだまだ、成長途上。移籍のディグスにはリーダーシップの期待もあるだろう。こちらもフィットしつつあり、この先の楽しみが広がる。

多少のミスはあったものの、ベテランと若手のバランスが良く、どちらも補いあっている。キャロルは良いチームを作るなぁと慨嘆。シーホークスもウィルソン加入から負け越しなし。ウィルソンも明らかに次期GOAT。

 

惜しい負け。中々、ロングに投げないカズンズ。良さが失われていた。クックが怪我で途中離脱してから、漸くパスを投げ始めた。だが、やっぱりパスに偏りすぎ。マティソンへのハンドオフは4回。ブーンはセットしてもボールタッチなし。RBの活用がオフェンスの活性化のキーポイントなのだが。それでも追いつくのがカズンズらしい純正パサー造り。ディグスはドロップが多く、TDパスはフィジカルに強さを見せるルドルフへ。そしてもう一つはトレッドウェル。余りにどフリーで、誰もカバーしない、脅威なしの元一巡。ちと悲し。1キャッチ58ヤード1TD。コンスタントとは無縁のレシーバー。

どうも、ディフェンスは冴えない。ランで縦横無尽に走られ、後手を踏むシーンが目立つ。ゼイビア・ローズがかなり苛立っていた所を見ても、ディフェンスが思い通りに行っていない。

KベイリーのPATミス。この1点が大きくのし掛かる。3点差と4点差では相手に掛かる重圧は雲泥の差。ベテランのミスがチームを追い詰めてしまった。

まだ、地区優勝の可能性を孕みながら、リーグは最終盤へ。強いシーホークスにセンチュリーリンクで勝つのは難しい。さっぱり切り替えて同地区対決に向かって欲しい。パッカーズとの対戦は本当に楽しみ。

 

バイキングス 30ー37 シーホークス