シーズン始まる前、こんな試合をするはずだったという見本。この強さを他チームは想定していたし、私も想定していた。あらゆるアナリストがチーフスの対抗馬に挙げたチャージャーズが漸く登場した。時既に遅し。ミスなしのリバース。ロングパスもドロップ3つほどあり、コントロール落とし所抜群。エクラーが中央を抜けスピードでTD。エンドゾーン競り合いながらマイク・ウィリアムスのもぎ取りTD。マイク・ウィリアムスは今シーズン初TD。意外。最後は取らなくても良いタイロッド・テイラーまでTDパスを投げる。勝敗は決した後、エクラーを100ヤードキャッチ、100ヤードランを達成すべくピッチへ。そして、達成。
余裕の点差で余裕の守備。ボサ2サックぐらいが目立ったスタッツ。フォーネットという切り札を封じ、バスラッシュには人を掛けずにディフェンスは楽。前半24ー3。ダーウィン・ジェームス復帰後、初勝利。
本当に良い試合。スパイラルの様に乱高下するリバースとチャージャーズ。こういう試合が次に繋がらないのが辛い。そうWEEK15。どゆことよ？
ミンシューどうのこうのは後回し。この展開では資質の云々など出来る訳がない。スポンジの様な守備。LBいたの？ぐらいに中央にスペースがあった。そこをスルッと抜けられエクラーのTD。その時点で得点差もあったが、やる気が感じられず、簡単に追い掛けるのを諦めていた。ディフェンス自体に覇気が感じられず残念。ま、この勝ち星で大差なら、仕方ないか。でも、ホームだぞ。
ターンオーバーなしでこの点差。序盤からフォーネットのランを封じられてしまっては勝ち目もない。本当は点差があってもフォーネットのランでオフェンスのリズムを作るべき。焦らなくて良い段階から自分たちの強みを自ら封じてしまうのは、ダメな展開。ミンシューはそれでも、インターセプトなし。だが、試合の見せ場はフェイクパントだけとは何とも悲しい。それも、この点差でやる？という感じ。スペシャルプレーはこんな時に見せてもねぇ。
ダグ・マローンは代えた方がいい。というか、代わるだろう。代わらなければおかしい。チームへの求心力は失われ、ホームでこのゲーム。コフリンは決断するでしょう。というか、コフリンも立場は危うい。フォールズの処遇を含め、オフは荒れそう。
