NFL全試合観戦記

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WEEK15 ベンガルズvsバッカニアーズ

ベンガルズ

gameball

Qジョー・バロー


序盤のベンガルズは酷いものだった。しかし、このまま、すんなりと終わらないのが今のベンガルズ。前半の最後、17ー0から何とかFGに結びつけて3点返せたのがよかった。その攻撃では時間がないこともあってのノーハドル。そこでバローは攻撃のリズムを掴んだ。後半開始からなぜか自陣で攻撃権を離してくれるバッカニアーズ。後半からはオフェンスが圧倒。ディフェンスのターンオーバーが全部、敵陣から始まるサービス。トム・ブレイディはキャリアワーストの4ターンオーバーを全て敵陣で。ベンガルズにとっては美味しい展開。バローはたった200ヤードで4TDと省エネ。TDパスは4人がキャッチ。トップのチェイスが60ヤード。それで34点。いかに簡単に点を取れるか。羨ましい。


前半に勝てる要素はなかったディフェンス。後手後手。後半に入るとターンオーバー連発。良いフィールドポジションをオフェンスに渡す。それがオフェンスで点を取り、更にディフェンスが勢いつく。有機的なチームワーク。ヤバい。ベンガルズ強い。


レイブンズ、スティーラーズを抑えての連覇。少し前なら考えられなかった。間違いなくこの先もバローを越えないと地区を制することは出来ない。ベンガルズ1強にしてはいけない。


バッカニアーズ

gameball

WRラッセル・ゲージ


前半を見ていたら、流石に低迷も終わりか、と思えたのだが、3Qにフェイクパントを失敗。なぜ、14点差ありながら、自陣でフェイクパント?このプレーで試合の流れは大きく変わった。バローのパスのポテンシャルは怖いが勝っているチームが先に動くのはアホ。自陣でフェイクパント何て愚の骨頂。ブレイディは後半ターンオーバーを連発。インターセプト2、ファンブルロスト2。そもそも、ランが出なさ過ぎる。パスオフェンスの割合がリーグ1位。老いらくのQBへの負担が大きい。そんな中でゲージが2TDパスキャッチ


3Qの失点はディフェンスを責められない。相手が常に良いポジションだったから。ただ1つサックでハーフラインまで下げた時にデイビッドがホールディングの反則。あのプレーはモメンタムを引き戻せた可能性があったので悔やまれる。


これでもまだ、首位をキープ。WEEK16はまだ見ていないので何とも言えないが、5勝チームにプレーオフの可能性がある異常事態。実はここ数年、ブレイディは1年おきにスーパーボウルを制覇している。そして、数々のレコードホルダー。もしかして「負け越したチームがスーパーボウル制覇」と言う初物を狙っているのではないか。それだけはご勘弁。


ベンガルズ 34ー23 バッカニアーズ