NFL全試合観戦記

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AFC DIVISIONAL ジャガーズvsチーフス

ジャガーズ

gameball

酸いも甘いもWRジャマール・アグニュー


中々にがっぷりと組み合った試合。最後の最後にターンオーバーを畳み掛けてしまったローレンス。一つはアグニューだったけど。先手、先手を取られてしまうとチーフス相手には苦しい。ローレンスは芯のしっかりしたパスでドライブを進めようとするが、緊張感があるのか微妙なズレ。特にカークへのパスは厳しかった。が、1つは取って欲しかった。ならランで。ともいかない。エティンヌはラン10回は少ない。TDもあったし、もっと使うべきだった。残念。アグニューは痛いファンブルロストはあったものの、劣勢になった時のリターンでチームを鼓舞した。それだけにレットゾーンでのファンブルロストは痛恨。


残念ながら、マホームズからサックもターンオーバーも奪えなかった。特にマホームズが引っ込んだドライブでヘニーにTDを奪われたのは余計。やはり若い。調子に乗れば嵩にかかって圧倒するが、流れが来ないとバラバラ感。それでも、若いディフェンス陣。特にウォーカー、ロイドにとっては大きな経験となっただろう。


AFC3大QBに食い込むのはローレンスしかいないという確信。AFCはマニング、ブレイディ、ロスリスバーガー時代が長く続き、そこから、アレン、マホームズ、バロー時代へ移行中。強いチームが固定化するAFCにおいて、ローレンスは期待の星。来季への期待大。


チーフス

gameball

QBチャド・ヘニー


マホームズの怪我。明らかに足を引き摺りプレー。そんな状態で選手を出すべきではない。いくら本人が出たいと言ったとて。そこには大きな疑問もあるが、1ドライブだけ登場のチャド・ヘニーが圧巻の98ヤードを進めてTD。結果、このTDが試合を左右した。その後マホームズは復帰。足を気にしながらも早めにボールを放したり、ランも短め。マホームズを助けたのがケルシー。現存する最強TE。14キャッチ98ヤード2TD。もう止められないリアル進撃の巨人。そして、パチェコ。このRBの登場でヒルの損失を忘れる事が出来た。


ディフェンスも良くなっているのは間違いない。2サック1インターセプト。大舞台に慣れているという感じ。ボルトンの安定がチームの確かな力となっている。


マホームズの足の状態が気になるところ。マホームズが出てくれば、試合会場がどこでも問題はないだろう。いやぁ、またチーフスをチャンピオンシップで見なくてはならないのか。いい加減何とかしろよ、AFCの他チーム。特にブラウンズ。


ジャガーズ 20ー27 チーフス