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QBタイロッド・テイラー
身体が暖まってきたタイロッド・テイラー。これぐらい出来ちゃうんだよ。復帰戦はダメダメだったが、降り頻る雨の中、持ち味を発揮。パスを丁寧に繋ぎ、自らのスクランブルで2TD。パスヤード獲得こそ107ヤードだが、その安定感は流石のベテラン。チームの連敗を止めた。そもそも、連敗はタイロッド欠場から始まっている。てめえの尻はてめえで拭く。中々出ないランもコツコツ。バークヘッドを主戦として使い、デビジョンとリンゼイをチェンジオブペースで。成功したとは言い難いが、この使い方はタイロッドと相性が良い。雨が降り頻る中、様々な正念場を経験しているベテランが勝ち切った。
ジャイアントキリングの立役者はディフェンス全体でもある。ターンオーバー4つ。1つはスペシャルチーム。そもそもラッシュが完全にタネヒルを脅かした。デスモンド・キングが2つのインターセプト。グルギアー・ヒルがインターセプトリターンTDまであと少し。名前の発音、正解？
前週はリハビリだったタイロッド・テイラー。結局、開幕以来の2勝目を第一シードを目指すタイタンズからの会心の勝利でもぎ取った。この2勝目はHCカリーの首も繋げたでしょう。
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名前の最後は読めないWR ニック・ウエストブルック・イクハイン
一人相撲。タネヒルが4インターセプト。300ヤード投げても意味がない。ランを手放してしまった。ピーターソンもフォアマンも出来は悪くない。ヒリアードも良かった。ランは合わせて23回。滑る環境の中、パスを52回は正直、投げ過ぎ。途中ブラウンも指を痛めて、サイドラインへ。その状況ではランでゲームを構築していくべきなのに。焦ったタネヒルのターンオーバーを生み出すだけだった。
ディフェンスも後一歩が足りない。パワーあるバークヘッドには手を焼いた。とにかく、ターンオーバーが良いフィールドポジションを与えてしまい、ディフェンスが受け身になってしまったのは否めない。
第1シードを争う中、1勝チームから痛恨の黒星。AJ・ブラウンも怪我で退場。キャリア初100ヤード超えのウエストブルックは注目したい。ブレイベルがヘンリー不在のRB陣を上手く使いこなせないと、ここから苦しいかも。
